『ダークフォース』(DF)とか、 あとは読み物、落書き、日記などのブログ。

DFなどのブログを始めてみました。

小説というより、かなりテキスト寄りです。
更新遅めですが、よろしくです。^^

ローじぇさんVSヤマモト

2010年08月30日 21時03分44秒 | 番外編(かなり番外地です。)
ウィルローじぇ「こんばんは、
 ウィルローゼです。

 名前が間違っている部分は、
 お気になさらないで下さいな。

 解説の人が、
 訂正する気がないみたいですので。」

ウィルローじぇ「改めて、自己紹介などをしてみたいと、
 そう思っていますの。

 だって、私(わたくし)、
 『NEW キャラクター』なものでして、

 フレッシュではありますが、
 キュアキュアは、しておりません。

 プリティと言うより、
 ゴージャスで、グラマラスです。」

 ウィルローじぇさんのスリーサイズ→

 98・58・85!!

 肩がこりそうな、体形をしている。

ウィルローじぇ「ええ、まあ。
 多くの女性の前で、
 肩がこるような仕草を、
 この私でしたら、喜んでやりそうですが。

 ちなみに、私の設定は、
 主人公である『ウィルハルト』の、
 中の人、という、微妙な感じです。

 怒り状態になると、
 髪の毛が逆立って、真っ白になり、
 無限のパワーで、暴れまくる感じの、
 ガチモードのような希薄な存在です。

 可憐で、知的で、優雅な存在ではありますが。」

ウィルローじぇ「私の名前は、
 個人的には、『ウィル・ローゼ』と、
 区切って考えております。

 当初は、『ウィルローザ』だったような話も、
 小耳にはさんでおりますが、

 ローゼの方が、より『薔薇』のイメージに近いという、
 解説さんの、思い込みで、
 ローゼさん、となっております。」

ローゼさん「母親が、皇族の薔薇姫と呼ばれていたので、
 単純に、ローゼとなっております。

 あら、名前が、
 元の『ローゼさん』に戻っていますね。
 解説の人も、入力がめんどくさかったと推察します。」

 ・・・。

ローゼさん「ついでにお話しておきますと、
 我が母には、義姉がおり、
 その名を『ノルン』といいます。

 太陽の皇女とも称され、
 我が母をおいて、英雄たちをメロメロにした、
 大人物です。

 残念ながら、お父様もメロメロでした。

 その奥義を、ノルン叔母様から学びたいのですけど、
 今は、行方知れずということになっております。

 ノルン叔母様の実力で、病に倒れたなんて伏線は、
 無用ですので、居場所を知れたら嬉しいと思っています。」

解説の人「・・・。」

ローゼさん「確か、ノルン叔母様は、
 あの魔王ディナス(セリカ)の上位の設定で、
 セリカを月の王女とするならば、
 ノルンは、太陽の王妃ということになると、
 手元の資料には、あるのですが。」

ローゼさんは、
全知の書(設定資料)を持っている。
その知力は、最高値の100で、
いろんな計略も発動できる、
便利な人だ。

伏兵を踏んでも、ほぼダメージ0だ!!

軍師仲間の、ショウユさんや、芝居さんに、
微妙に嫌がられている。

解説の人「・・・。」

ローゼさま「あら、
 底浅い伏線をくすぐるのを、
 解説の人も困っていらっしゃるみたいね。

 さま付けで媚びているのが、よい証拠です。

 まあ、ノルン叔母様もいずれ対面することでしょうし、
 この辺りにしておいてあげましょう。

 でも、皇帝の愛する孫娘のエルザさんは、
 本当にノルン叔母様の娘なのかしらね。

 娘にしては、戦士LV99 知力99と、
 スペックが、やや物足りませんもの。」

ローゼさまは、違う世界を生きている方なので、
この世が、大して面白くも見えないようだ。

まるで、オンラインゲームでカンストしてしまったように、
その身は、レアアイテムで溢れている。

ローゼさま「それは、多少の誤解が生じていますわネ。

 私は、熱き仲間たちと共闘して、
 努力の上で、この場所にいるのです。

 今や、私の槍と盾ならば、
 シャンバルカンすら、一人でタゲを固定出来ますわ。

 コホン、脱線しそうなので、
 その話は、またの機会にしておきましょうか、
 ガンナーの解説の人さん。」

解説の人「・・・お気遣いに感謝。

 ちなみにバトルライフル系と、
 スナイパーライフルなどを扱っております。」

ローゼさま「ファンタジーなお話をよろしくて?

 解説の人も、早く、ハンター果物ナイフと、
 バックラー辺りの装備で、
 戦車(タンク)を撃破出来る程度の実力を備えてはいかが。

 もとい、初期装備でドラゴン程度は、
 倒していただかなくては、
 私の背中を任せることは出来ませんわよ。」

解説の人「・・・。」

ローゼさま「戦いといえば、
 黒メガネのヒゲと、私のデュエルが、
 しばらく、放置状態にあるのですが、

 書く暇がないから、
 書式が楽な番外編で、その場をしのいでいるなんて、
 言い訳は、よして下さいね。」

ローゼさまの先制!!

解説の人は、逃げられない!!

ローゼさま「わかって申し上げる私は、
 やはり、ズルい女なのかしら。

 この場で、決着を着けてあげますので、
 あのおぢさんを、お呼びになってはいかが?」

解説の人「・・・。」

ヤマモトが、現れた!!

グラサンにヒゲの、作務衣のオッサンだ。

ヤマモト「あれ、ワシ?

 さっきまで、スナックでカラオケ歌ってたんじゃけど?」

ローゼさま「では、この私が、
 あなたへと、レクイエムを捧げましょう。」

ローゼさまの先制攻撃!!

ヤマモトのオッサンに、1ダメージ!!

ヤマモト「うぎゃ!!」

ヤマモトは、倒れた・・・。

ローゼさま「黒メガネの在庫は十分にございますので、
 そのまま、安らかにお眠り下さいませ。」

ヤマモト「眠れるかい!!」

ヤマモトは戦闘不能状態なので、
彼の言葉は、赤い文字だ。

ヤマモト「こんなんで、やられられるかい!!

 さっさと、戦闘不能を回復させい!!

 この性悪魔女が!!」

ローゼさま「あら、いやだ。
 この私を、自由の利かない状態にして、
 その純潔を狙っているおっさんに、

 性悪魔女なんて、いわれるなんて。

 微妙に、心地よいですわね。」

ヤマモト「Sなのか、Mなのか、
 ハッキリせい!!」

ローゼさま「ウフフ・・・。

 初心(ウブ)なフロイライン(未婚の女性。)に向かって
 使う言葉では、ありませんわよ。」

ヤマモト「何が、ウブじゃい!!

 ウブなっちゅう言葉は、
 エリク姫さんや、リシアちゃんの為に、
 あるようなモンじゃい!!」

ローゼさま「あら、その中に、
 エストさんは、含まれませんの?」

ヤマモト「・・・含まれんのぅ。」

エスト「エーーーーッ!!」

エストは、倒れた。

ヤマモト「い、いたの!?」

ローゼさま「ウフフフフ・・・。」

ヤマモト「ワ、ワシのせいじゃないからね!!

 本当のこと、言っただけだからね!!」

エストは、戦闘不能状態から、
灰になった。

ヤマモト「えーーーーっ!!」

ローゼさま「ヒドいお方。
 私に言わせれば、小悪魔的な、
 キュートなお嬢さんだと、思いますけれど。」

エストは、灰状態から回復した。

ローゼさま「ですが、いずれは、
 レミルさんという方に取って代わられる運命には、
 変わりございませんが。」

エストは、灰になった。

ヤマモト「まあ、ワシもこうして倒れとるし、
 はた目から見れば、
 悪の魔女の前に全滅した、
 パーティといったところかのう。

 バルマードに見せてやりたい光景じゃて。」

ローゼさま「ウフフ・・・。
 お父様の名前を出せば、この私を揺さぶれるとでも、
 思っていらっしゃるの?

 それなら、とても残念としか言い様がありませんわ。

 あなたのバカ息子の『たぬぞう』さんくらい、
 ガッガリですわよ。」

ヤマモト「・・・息子には、苦労しておる。
 そこは、適度にスルーしてやっておくれ。

 教育係に、閃光のリリスを付けておるのに、
 まるで効果がない。

 姉のエリスの方を付けるべきであったかのう。
 しかし、セバリオスを監視させておるからのう。」

ローゼさま「あなたの黒メガネはもういらないから、
 あなたの軍団を頂けると、嬉しいわね。

 伝説の覇王が従えし軍団に、匹敵する質があるもの。」

ローゼさまは、偉大なる戦士能力である、
歴史の改ざん能力をお持ちの為、
その能力の副産物で、全知の書を持っています。

それは、本の形に具現化も出来る、
キラキラのホログラムシールの輝きを持つ、
レアなブックです。

ローゼさま「だからといって、
 あなたの朝食、昼食、夕食、夜食まで
 事細かに知ることが出来る、
 便利アイテムでは、なくってよ。

 別に知りたくもない情報は、
 記載しないように制約してありますので。」

ローゼさまは、自分で言って気になったのか、
たぬぞうさんのページを見た。

ローゼさま「・・・あきれるほど、真っ白だわ。」

ヤマモト「ほうほう。」

たぬぞうの記録→

れべる93。

スイカBAR(アイス)を食べた。

BIGモナカ(アイス)を食べた。

家で、ごろごろしている。

夏の宿題は、放置だ。

ローゼさま「・・・。
 あまりの重要性の低さから、
 くだらない履歴が、載っているわ。

 これを見た後に、私はきっと、
 無駄な時間を費やしたことに、
 後悔するわけね。

 この姿で在る時間は、
 限りなく貴重で、有限ですのに。」

ローゼさまは、魔法が解けると、
悪の魔女から、絵に描いたような王子様へと戻るのです。

ヤマモト「はよ、解けろ。」

ローゼさま「よろしくって?
 ウィルハルトでは、
 あなたの戦闘不能を回復することは、
 出来なくってよ?」

ヤマモト「優しいウィルちゃんなら、
 教会に連れて行ってくれるじゃろ。

 ワシ、無駄にレベル高いから、
 寄付金をたんまり持っていかれそうじゃがの。」

確かにヤマモトは、
床に赤い文字で、「教会よろ。」と記してある。

ローゼさま「そんな縁起でもないもの、
 書かないで下さるかしら。」

と、ローゼさまは、
ヤマモトの赤いメッセージを、
靴の先で踏み消した。

ヤマモト「な、何をするんじゃい!!」

ローゼさま「ヤマモトサンは、
 沢山の武勇伝をお持ちですから、
 そろそろ、平成生まれに道をお譲りなさいな。

 若手育成も、大事な事だと思うのです。
 人を感動させるのも難しい事ですが、
 笑わせるのも、同様に難しい事だと思うのです。

 若手芸人の行く手を照らす、
 あの星になるのです。

 そこには、きっと『愛』がありますから。」

ヤマモト「・・・。
 セリカみたいなことを言うのぅ。

 ローゼよ、そなたもお笑いが好きなのか?」

ローゼさま「『博多』が付く前から、
 花丸さんとダイ吉さんは、応援していますわ。

 お笑いではないかもしれないけど、
 アタック24も、見ていますわよ。」

ローゼさま「アタックゾーーン!!

 お見事デス!!

 何故、隅っこを取らない!!

 など、それはまさに人生の縮図。」

ヤマモト「じゃが、彼らは、
 福岡出身のプロデューサーの方が気を使うほどの
 ベテランの方じゃと思うのじゃが。

 ちなみに若手は誰を押しておるのかの?」

ローゼさま「良いですか、ヤマモトサン。

 誰を押すなど、それは愚問です。
 可能性を見ているのに、結果を求めるように、
 急いてはいけないこともあるのです。」

ヤマモト「何気に、誤魔化されておる気がする。」

ローゼさま「正直申し上げて、即答は出来ません。

 気が付いていたら、笑顔になっていたって、
 きっと、素晴らしい事だと思うのです。(レーナのセリフの丸パクリ。)

 この意地の悪い私にも、
 平等に、笑いの神様は降りてこられるのです。」

ヤマモト「なるほどのぅ。
 ローゼの趣味は、お笑いとクイズ番組じゃな。」

ローゼさま「ええ、的を得てはいますわね。

 私、お父様の笑顔を見られるのなら、
 どんな道化になっても構わないと、
 そう考えますのよ。

 意地の悪い私など、
 薄ら笑いは得意でも、
 大好きな人を笑顔にする術は、
 持ち合わせてはいないのです。

 私は、知力が100ということになってはいますが、
 この便利な全知の書にも、
 際限なく人を笑顔にする術は、
 記されてはいないのです。」

ローゼさま「お笑いは、旬があるのです!!

 同じ知識(ネタ)の乱用は、
 ある意味タブーなのです!!

 もちろん、例外は多々ありますが。

 アホの坂多師匠の
 偉大なるアホは、
 容易に超えられる壁ではないのです。」

ヤマモト「そう来たか!?

 ローゼよ、確かにお前さんのその情熱は受け取ったぞい。

 じゃからして、そろそろ戦闘不能を回復しては、
 下さいませんかのぅ?」

ローゼさま「・・・。

 猛暑のこの私までが、
 少し、熱くなってしまっていましたわ。

 解説の人も、この猛暑でかなり、
 やられているみたいだけれど。

 そうですわね。
 ヤマモトサンの頼みを聞いて差し上げましょう。」

ヤマモト「え、マジかの!?

 言ってみるもんじゃのぅ。」

ローゼさまは、
ヤマモトに、回復の魔法ⅩⅩⅠを唱えた。

ヤマモトは、体力が全快した。

ヤマモトに、物理防御付与!!

ヤマモトに、魔法防御付与!!

ヤマモトに、自動回復の効果!!(一秒ごとにHP300回復。)

ヤマモトに、ヘイストの効果!!(素早さ1.3倍の効果。)

ヤマモトに、アタックの効果!!(攻撃力が、時々2倍になる。)

ヤマモトに、魔法剣の効果!!(光闇火土雷風水無の最も有効な効果の発動。)

ヤマモトに、分身の効果!!(身代わりが、100回ダメージを受け流す。)

ヤマモトに、地形無効の効果!!(あらゆる地形ダメージが0になる。)

ヤマモトに、先制の効果!!(不意打ちに対しても、先制が取れる。)

ヤマモトに、浮遊の効果!!(足場に左右されなくなる。)

ヤマモトに、女神のキスの効果!!(戦闘不能を一度だけ回復する。)

ヤマモトに、HP+10000のボーナス!!(回復することは出来ない。)

ヤマモトは、回復魔法を一時的に使えるようになった。(ローゼの50%の範囲。)

ヤマモトは、5体のアバターを得た。(ヤマモトのシャドウがオートで戦闘参加する。)

ヤマモトに、取得経験地2倍の効果!!

ヤマモトに、レアドロップ2倍の効果!!

ヤマモトは、ダイスの数字を誤差+-1で操作出来るようになった!!

ヤマモトは、戦闘不能になってもグラサンを失わなくなった。(一回限定。)


ヤマモト「うおーーーーっ!!
 なんじゃい、このマッハログは!!

 どんだけ、高性能の魔法が使えるんじゃい。」

ローゼさま「気に入っていただけたかしら。」

ヤマモト「・・・。
 こんな魔法使われたら、
 ゲームバランスもクソもないぞい。」

ローゼさま「回復費用は、一万円になります。」

ヤマモト「カ、カネ取るの!?

 ・・・じゃがしかし、取られたとしても、
 格安な気がする。

 ワシの蘇生なら、一回100万ゴールド以上はかかるからのぅ。」

ローゼさま「金銀など、幾らでも余ってはいるのですが、
 やはり、奉仕に対する対価を頂いていなくては、
 私、無限に、人に頼られてしまう気がするの。

 円高の今に、一万円はお高い請求額なのかしら。」

ヤマモトは、ローゼさまにお金を支払った。

ローゼさまは、
そのお金を大事にブタの貯金箱にしまった。

ローゼさま「外貨に換えて預金するのも、良いかも知れないわ。」

ローゼさまの所持金は、一万円増えて、
25万6千円になった。

ローゼさまの資産は、時価9801兆ゴールド(Kg)になった。

ローゼさま「さて、
 では、気を取り直して、
 デュエルの続きと参りましょうか。」

ヤマモト「ちょ、
 こんだけハンデもらって負けたらワシ、
 傷付いちゃうよ!?

 勝っても、ちっとも嬉しくないんじゃよ!」

ローゼさま「あと十回ほど貯金に協力して頂きたいのに、
 戦う気がないのですか?」

ヤマモト「やるんなら、
 このいらんゴージャスな付与を、
 全部取っ払ってくれい!!」

ローゼさま「!?

 私に、九千円もキャッシュバックしろと?」

ヤマモト「蘇生は、千円やったんかい!!」

ローゼさまは、考えます。

これでは、十回倒しても、
所持金はたいして変わりません。

それどころか、あと九回も倒さないと、
一万円にならないのかと思うと、
とても、面倒な事に思えてきました。

ローゼさま「ヤマモトサン、
 スナックに戻って、
 楽しく飲んで、歌っててくださいな。

 私の事など、どうかお気になさらず。」

ヤマモト「・・・。」

ローゼさま「私は、
 これからダイアリーを記さなければなりませんので、
 どうか、お引取り下さい。

 また、変に元気になったヤマモトサンの前で、
 魔法が解けて、ウィルハルトに戻ってしまうと、
 激しく身の危険を感じますので。」

ヤマモト「別に、付与を解いても、
 金返せとかいう気ないから。」

ローゼさま「ヤマモトサン。

 その好意には感謝いたしますが、
 次回から倒しても千円+黒メガネでは、
 正直、しんどい事なのです。

 私、番外編で本気を出すほど、
 真剣には取り組んでおりませんので。」

ヤマモト「・・・。

 別に、やられてやる気はないからの。」

ローゼさま「私の気持ちの問題なのです。

 苦労したお金だからこそ、
 お父様に、喜んでいただける贈り物を
 送りたいとそう思うのです。

 ヤマモトサンと戦うくらいならば、
 もっと地道に真面目に稼ぎたいのです。

 一気に十万円カモれると思った時には、
 少しやる気も出たのですが。

 よくよく考えますと、
 もっと気持ちのこもったお金で、
 お父様に喜んで欲しいのです。」

ヤマモト「・・・。

 ローゼよ、資産は山ほどあるじゃないかの。」

ローゼさま「私の資産を運用したら、
 世界経済が一気に崩壊して、せっかく貯めたお金も、
 その輝いを失ってしましますわ。

 私にとって、金など重たいだけで、
 何の価値もないのです。

 愛するお父様の剣王国に金融危機を招くような
 使い方は、私、出来ませんもの。

 世界の全てを金で買って、
 お父様との楽園を築けるならば、楽なのですが、
 私の所持する金に対して、
 世界の物資が不足しています。

 結果、インフレを招いて、
 重たいだけのモノになってしまうのです。」

ヤマモト「・・・。」

ローゼさま「時間は有限なのです。
 私、この容姿が目立ちすぎますので、
 内職便りにお金を貯めているのです。

 私の高速スキルならば、
 常人の十倍以上の内職をこなせるのです。

 今もその時間が、ヤマモトサンとの、
 素敵な会話で、失われていると思うと、

 悲しい事ですが、私の能力を発動して、
 過去を改ざんし、
 ヤマモトサンの記憶をたぬぞうさん程度に書き換え、
 戦うにも満たない、バカ野郎さんに、
 して差し上げたくもなるのですが。」

ヤマモト「ん!? 急な法事を思い出したわ!!

 この勝負、一時、預けておくぞぃ!!」

ヤマモトは、消えた。

ローゼさま「さて、
 私も、やるべき事を済ませてしまいましょう。」

ローゼさま「・・・。

 何か、忘れていますわね。」

ローゼさま「・・・。」

ローゼさまは、エストに回復魔法をかけて、
エストに、自室に戻って寝るように、
暗示をかけた。

ローゼさま「エストさん、
 ヒゲに囲まれた、暑苦しい夢を、
 自室に戻って見るのです。

 ご自分の口の周りに、
 油性マジックでヒゲを描いておくのもよいでしょう。」

エスト「・・・。

 はい、帰って寝ます。」

ローゼさまは、
エストに、油性マジック(太字)を手渡した。


ローゼさま「それでは、みなさま、
 おやすみなさい。

 ごきげんよう。」


解説の人「でわでわ、
      おやすみなさい~~~。
        またです~~~。^^」
コメント

エストさんの日記? 8・24

2010年08月24日 21時07分44秒 | 番外編(かなり番外地です。)
『姫将軍エスト』

第一話 旅立ち。


 昔、あるところに、
 それは美しいお姫様がいました。

 お姫様の名前はエスト。

 草原を吹き抜ける
 爽やかな風のように、
 その髪は、鮮やかな緑色をしています。

 お姫様は、隣の国いる、
 赤い髪をしたとても麗しい王子様が好きでした。

 でも、どんなに彼を想っても、
 隣の国の王子様が、
 お姫様に振り向いてくれることは、
 ありませんでした。

 なぜならば、
 隣の国の王子様は、
 お姫様の存在を知らないからです。

 お姫様は、悩みます。
 どうすれば、隣の国の王子様に、
 自分のことを知ってもらえるのでしょう。
 ・・・と。

 そこで、お姫様は、
 盛大な舞踏会を開く事を考えます。

 そこで、素敵な自分を見てもらえれば、
 きっと二人は結ばれるに違いないと、
 そう思ったのです。

 舞踏会の為に、
 遠い大きな国から、一流の仕立て屋を呼び寄せ、
 最高のドレスを作らせました。

 誰よりも華やいで目立つ事で、
 隣の国の王子様の気を引くことが、
 お姫様の目的です。

 舞踏会は、盛大に行われました。
 財政担当大臣が、
 悲鳴を上げるほどの絢爛豪華なものです。

 お姫様の目論見通り、
 隣の国の王子様は、
 いっぱい集まりました。

エスト姫様「い、いっぱい???」

 会場を覆い尽くすほどいっぱいの、
 隣の国の王子様が、
 お姫様の元へ集まってくれたのです。

 お姫様の国は、
 たくさんの国と繋がっていた為、
 隣の国もいっぱいあります。

 お姫様は、
 あまりの王子様の多さに、
 目的の赤い髪の麗しい王子様を、
 見つけることが出来ません。

 結構な予算をかけた割には、
 舞踏会は不発に終わりました。

エスト姫様「どんだけあるねん! 隣の国!!」

 ですが、たくさんの人々が集まったので、
 城下町も、下町も、
 オリンピック並みの経済効果は受けました。

 財政担当大臣も、
 これなら、毎年催しましょうと、
 おおはしゃぎです。

エスト姫様「うかれてんじゃねーーよ!」

 国民も、おおはしゃぎです。

エスト姫様「うかれてんじゃねーーよ!!!」

 国中が、笑顔で満たされていきます。
 仕事の後のビールは、
 とても美味しいのです。

エスト姫様「未成年の前で、
 そんなに美味そうに飲んでんじゃねーーよ。」

 大臣たちも、美味しいビールを口にして、
 お姫様に、「ありがとう!」と、
 おおわらわです。

エスト姫様「・・・。
 私だって、はしゃぎたいわよ!!」

 お姫様は、悩みます。

 どうすれば、憧れのあの王子様を、
 振り向かせる事が出来るのでしょう。

 そこに、白い髪をした魔女が現れて、
 お姫様に、こう言います。

魔女「隣の国が、一つになればよいのです。
 隣の国を、一つにしてしまえばよいのです。」

 悪い魔女は、
 お姫様に、他の全ての国を
 滅ぼしなさいと、そう言うのです。

エスト姫様「・・・。
 魔女って、『ローじぇ』さん?」

 魔女は、消え去った!!

エスト姫様「はや、」

 こうして、お姫様は、
 悪い魔女の言葉に騙されて、
 他の国を滅ぼそうと考えるようになるのです。

エスト姫様「考えてねーよ!!
 やったら、私、悪者じゃん!!」

 大臣たちも止めます。
 特に、熱心に止めたのは、
 財政担当大臣です。

 ビールが美味く、儲かってるのに、
 何の不満があるのです!! と。

エスト姫様「とか言って、
 ソロバンはじきながら、
 戦に勝った時の事、考えてるんじゃねーよ。」

 大臣は止めます、
 国民も止めます。

エスト姫様「だから、やらねーーーって!」

 お姫様は、何かに憑り付かれたように、
 戦いへの道へと歩み、
 その手にずしりと、
 バトルライフルを握ります。

 予備弾倉も十分です。

エスト姫様「そこは、『剣』を握っとくとこだろ!!」

 軍曹は言います。

軍曹「いいか、お前ら!!
 姫様を見習って、武器の手入れは怠るなよ。
 弾詰まりと、予備のマガジンには気をつけておくんだなっ!!」

 軍曹は、兵士を叱咤します。

軍曹「戦場で、女神に微笑んでもらうには、
 度胸以外にも払わなきゃならないもんがあるってのを、
 よーく、憶えておくんだな。」

 そういうと、軍曹は葉巻に火を付けます。

 厳しいようですが、
 それも彼なりの愛情表現なのです。

軍曹「姫様! 我々は、姫様の仰る場所なら、
 例え、それがどんな戦場であろうと、赴き、
 最善(ベスト)を尽くします。

 戦争ってのは、始めるのは簡単ですが、
 終わらせるのがやっかいなものです。

 話し合いで解決できる事を、
 心より願っています。」

軍曹「行くぞ、お前ら!!

 姫様にトリガーを引かせるようなマヌケは、
 俺様の蹴りに注意しておくんだなっ!!」

 軍曹は、忠義者です。

エスト姫様「ぐ、軍曹って、誰!?
 てか、大臣どもは、何処行ったのよ!!」

 大臣は、居留守を使っています。

 物事が優勢になったら、集まってきそうです。

エスト姫様「他力本願じゃねーか!!

 てか、軍曹も攻めるな!!
 ファンタジーだからね!!
 剣と魔法のスペクタクルだからね!!」

軍曹「姫様からの通信。
 火器の使用を禁ずる、以上。」

兵卒「マジですか、軍曹!?
 俺たちは、素手でエイリアンどもを、
 相手にするんですかい!?」

軍曹「命令は絶対だ。

 ・・・だが、そんなことを仰られる姫様ではないはず。
 上層部の連中は、一体、何を考えているんだっ。」

エスト姫様「・・・。
 もう、わけわからんのですが。

 エイリアン相手って、
 何処の星の、隣の国よ。
 まったく。」

 こうして、
 お姫様の、姫将軍としての戦いが、
 幕を開けるのでした。

 第一話 完

エスト姫様「悪の魔女のローじぇさん、
 連れて来いよ!

 話、着けてやるからよ!!」


『姫将軍エスト』

第13話 全国制覇。

あれからお姫様は、
4000国の国の頂点を目指し、
勝ち抜いて行きました。

エスト姫様「多すぎだろ!!
 一日一国勝っても、10年以上かかるだろが!!」

これも、軍曹たちの努力の賜物です。

エスト姫様「オチが見えたから、もうやめ!!
 どうせ、ウィルハルト様が、
 最後の敵とか言うんでしょ?

 この私が、美味しい目に会うなんて、
 ありえないからねっ!!」

 ・・・。

 ・・・。

 ・・・最後の敵は、
 悪の魔女、ウィルローじぇ様です。

エスト姫様「やっぱり、オチだったか。」

悪の魔女は、お姫様にこう言います。

魔女「世界の半分をあげましょう。
 だから、私と共に闇の世界を歩みなさい。」、と。

エスト「あと残り1国なのに、
 半分あげるもクソもあるかい!!

 くれるんなら、
 あの赤毛の麗しい王子様をくれんかい!!」

 大臣たちも、お姫様の意見に賛成です。
 数だけで言うなら、
 むしろ半分もっていかれるからです。

エスト姫様「黙れ、大臣ども!!」

 お姫様は、大臣たちの意見に耳も貸さず、
 魔女の言葉に、心を揺さぶられました。

エスト姫様「ローじぇさんを倒す!!」

エスト姫様「解説は、無視だ!!」

 魔女は、言います。

魔女「フフフ・・・。

 いいわ、かかっていらっしゃい!!」

 勝負は、一瞬でした。ローじぇさんは、つよ・・・。

エスト姫様「解説だまれ!!
 オリャオリャオリャオリャオリャ!!」

エスト姫様「完全撃破!!」

 なんと、お姫様は、
 ローじぇ・・・もとい、
 悪の魔女を倒したのです。

エスト姫様「うりゃあ!!

 これが、姫の実力じゃき!!」

 魔法は、解けます。

 悪の魔女にかかっていた、
 悪の魔法は解け、
 そこには、倒された、
 赤毛の麗しの王子様が横たわっていました。

 戦闘不能状態です。

エスト姫様「ダ、ダメだろっ!!」

 ついに、全国制覇を成したお姫様に、
 大臣たちも、おおわらわです。

エスト姫様「しばくぞ、貴様ら!!」

 激戦を潜り抜けた、軍曹や兵士たちも、
 お姫様の下に集まってきます。

軍曹「・・・長い戦いでした。

 ですが、戦いはまだ始まったばかりです。
 兵たちの気が緩まぬよう、努力します。」

 軍曹はそういって、葉巻を取り出しました。
 大臣たちは、ビールです。

エスト姫様「誰か、王子様の戦闘不能状態を、
 治してやってかださいませんかの?」

 魔女を倒してしまったので、無理な話です。

エスト姫様「・・・。
 端から、期待はしてねーけど。」

 そんな、アナタに朗報です!!
 万能薬『エリクサー』が、
 今ならなんと、

エスト姫様「通販っぽいフレーズが聞こえる。」

 魔王軍を倒すと、手に入るのです!!

エスト姫様「ほへ?」

 こうして、お姫様の戦いは、
 第二幕を迎えるのです。

軍曹「姫様、指示を!!」

エスト姫様「つ、続くの??」

 次回、『姫将軍エスト Ⅱ』

 第一話 魔王四天王との戦い。
     たぬぞうさん編。

エスト姫様「・・・。
 別の治療法探すので、続かなくていいっす。」

エスト姫様「マスオストさんやら、
 たぬぞうさんと戦っても、
 意味はない気がするから。」


エスト姫様「それでは、皆様、
 ごきげんよう。

 おやすみなさいませ。」


でわでわ、
  またです~~~。^^
コメント

今日のエストさんの日記 8・20

2010年08月20日 20時02分59秒 | 番外編(かなり番外地です。)
エスト「こんばんは、
 緑髪の愛らしい少女の、
 エストです。」

エスト「遠慮して、
 少女に『美』は付けませんでしたが、

 心の中では、
 常にそうありたいと思っています。」

エスト「昭和生まれですが、
 歳の方は、『16』才くらい
 ってことになっていますので、
 宜しくお願いします。」

エストは、そう言って、
自分の手の甲を見た。

ヒールで踏まれた後のようなものが、
残っている。

エスト「フッ・・・。
 世界は変わりましたね。

 テレビは薄くなりましたが。
 私まで、薄くなるつもりはありません。

 もし、薄くなってしまっているとしたら、
 『レミル』さんという人に、
 良い成分を持っていかれたせいだと、
 そう、思います。」

昔、フロッピーディスクを
頻繁に使ってた時代。

エストさんは、ピンで、
『ヒロイン』でした。

でも、DVDからブルーレイの時代へと、
変わりつつある現在では、

レミルさんという、双子の姉のような人に、
エストさんは、
いいところをほとんど持っていかれてしまい、

残されたわずかな部分で、
一生懸命に、生きています。

エスト「一生懸命に、生きてます。

 慎ましく、静かに、
 野に咲く一輪の花のように、
 健気に上を向いていたいと思います。」

エストさんは、
心にもないことを言っていますが、
一生懸命なのは、本当です。

エスト「笑顔の中にいると、
 自分も笑顔になれる気がします。

 これは、レーナさんのセリフの
 丸パクリですが、

 想いを言葉にするならば、
 私もそんな風に言えたらと
 思っています。」

エストさんは、微笑んでいたいのです。
笑顔の中心で、
自分だけ、格別に、
高笑っていたいとそう願っています。

エストさんの望みは、
自分を中心としたトゥルーエンドです。

エスト「今は、何も持ってはいないですけど。

 いつか、誰かのために、
 何かを出来る自分がいたら、
 素敵な事だと思います。

 小さなことでも、
 少しずつ積み重ねて、

 そんな自分を見れたなら、
 頑張ったねって、言ってあげます。」

エスト「自分が、希薄でちっぽけな存在だなって、

 あの、大きな夜空に輝く太陽を見上げたときに、
 気が付いちゃったんです。」

エストさんは、そう言うと、
左手の甲を見つめた。

エストさんのいう太陽とは、
『ウィルハルト王子』の事のようだ。

数日前、エストは彼の部屋に夜這いをかけ、
返り討ちにあっていた。

エスト「ウィルハルト様の、
 微笑む姿は、まさに太陽のように
 輝いておられ、

 それはまた、
 天使の微笑みのようでもありました。」

エストさんは、おヒゲのパパではなく、
ウィルハルト王子自身に、
漆黒の闇へと突き落とされたことで、
オイルショック以来の、
衝撃を受けています。

エスト「オイルショックなら、
 トイレットペーパーを制すれば、
 何とかなります。

 でも、あの気高くも、
 可憐で美しい、毒気にあてられては、
 ショックを受けない方が無理です。」

王子様のいる部屋に、
ロッククライマー魂でよじ登り、
その頂に手をかけた瞬間、
左手を、ヒールのかかとで踏まれたエストさん。

それは、彼女の
ヒロイン転落劇を思い起こさせるような、
ワンシーンでした。

エスト「現実は小説よりも奇なり、です。

 薔薇の王子様の、その洗礼は、
 私に、足元を見るようにと
 そう促した、尊い教えのようにも、
 感じられたのです。」

クリアー寸前のセーブデータを
失ってしまったような、
甘酸っぱい(苦い)経験が、
エストさんに、
初心に帰る大切さを思い出させた。


・セーブしますか?

 ・はい
 ・いいえ


エスト「『はい。』
 こまめにセーブをして、
 カートリッジの扱いには気を付けたいと、
 そう、思っています。」

エスト「そうですよね、
 今から、始まったと思えば、

 出会いもまた素敵なものに
 なりますよね。」

エスト「私、一生懸命がんばります!!

 自分の為に、がんばります!!」

エストさんは、そう言うと、
カリカリ梅を取り出した。

エスト「カリカリ・・・。

 熱中症対策です。
 剣王国も、百年に一度と言われる
 猛暑にみまわれているので。

 水は豊富な国なので、
 ミネラルウォーターは飲み放題です。

 昔、私の住んでた国では、
 500mペットで150円くらいしてましたが。
 タダなので、がぶ飲みです。」

エスト「みなさまも、
 熱中症には、気をつけてくださいね。

 解説の人も、少々、バテ気味です。
 私は、バテませんが!!」

エスト「ってゆーか、
 この前の、ウィルハルト様、
 何あれ?

 答えなさいよ、解説の人!!」

エストさんは、
いつもの調子を取り戻したようだ。

エスト「まあ、梅は効くからね。
 塩飴だって、舐めまくっているわよ。

 そんなこと、いいから、
 さっさと答える!!」

エストさんは、
清純路線をあきらめた。

あきらめの悪いくせに、
そういう所は、サッパリしているようだ。

エスト「いま、色んな自分を試して、
 『萌え』要素のアビリティを模索してるの。

 勿論、王子様をあきらめる気はさらさらないけど、
 ヒゲパパの追撃をかわして、
 折角、ゴールまで行ったのに、
 あの落ちは納得できないわ。」

エストさんは、『落ちた』と、
『落ち』をかけて言っています。

上手い事やったと、ほくそ笑んでいます。

エスト「かけてねーよッ!!

 いくらオッサン成分混ざってるからって、
 そんなの言わんから。

 はよ、言いなさい。」

では、説明します。

今日の朝ごはんは、みそ汁とごはん+おにぎり一個です。

エスト「・・・。」

エスト「・・・。」

あの夜、
ウィルハルト王子は、
魔法にかかっていたのです。

エスト「・・・。
 昼ごはんの話、ふって来るかと思ったわ。」

悪い魔女、ローゼさんの魔法で、
いじわるさんに、なっていました。

エスト「ああ、
 あの『ローじぇ』さんね。」

そう、
そのローぜさんです。

エスト「深く突っ込まないわ。
 出てこられるとやっかいだし、

 あの人、裏設定の人なのに、
 ポップ高めだし。

 ウィルハルト王子本人なら、
 ポップは、歓迎。」

王子様は、今回出ません。

エスト「まあ、
 私が、番外地で美味しい目に
 会うなんて、考えられないし。
 それでいいけど。」

エスト「魔法かぁ。

 ローじぇさん、多芸やね。」

エスト「出てくると、
 マスオストさん以上にめんどいので、
 日記の続き、どぞ。」

目玉焼き→おにぎり 以上です。

エスト「簡潔じゃね?

 それじゃ、今回は私が書いとくわ。

 ちゃんと、塩分と水分取っときなさいよ。
 バテ気味の解説の人。」


エスト「エスト姫さまの、
 優雅なる日々、日記。

 ・・・言ってて、変だわね。

 三食、きっちり取ってますーー!!」

エスト姫の日記。

  完。


エスト「はええよ!!

 ・・・まあ、
 そんなにイベントあったわけじゃないから、
 書く事もないちゃーないけど。」


エスト「それでは、
 みなさん、おやすみなさーーい。^^

 またですーーー。」


エスト「・・・。
 で、OK?」

・・・OKです。

エスト「ほっ・・・。
 ローじぇさんとか出てこなくて良かったわ。

 マスオさんとか来る前に、
 失礼しますーーーー。^^

 うん、久しぶり、長く喋れて良かったかも。
 さて、ちゃっちゃ消えますかね。」

エストは、おじぎをした。

エスト「おやすみなさい。^^」


それでは、
 またです~~~~。
コメント

ウィルハルト・・・さん。

2010年08月16日 20時04分28秒 | 番外編(かなり番外地です。)
ウィルハルト「こんばんは、
 ウィルハルトです。

 『旧』主人公である、
 たぬぞうさんや、

 『旧』ヒロインである、
 エストさんに成り代わり、

 『新』主人公として、
 頑張らせて頂きたいと、
 そう思っております。」

ウィルハルトは、
その艶やかで長い、
薔薇のように赤い髪を肩へと垂らし、
剣王国正式王子用寝間着を着ている。

寝間着は、白とピンクの
可愛らしいデザインだ。

彼の薄桃色の頬の輝く、
黒い瞳は、とても魅惑的に輝いているが、
どこか、虚ろにも見て取れる。

ウィルハルト「いい国つくろうの精神で、
 邪魔者どもを排除し、

 穢れなき、美しき楽園を、
 この地上に築きたいと、
 心より、願っております。」

ウィルハルトはそう言うと、
ペロッと、軽く唇に舌を滑らせて、
その桜色の唇を潤わせた。

ウィルハルト「さて・・・、

 誰から食べてしまいましょうか。
 ウフフフフッ・・・。」

ウィルハルト「あら、
 呼びもしないのに、
 獲物が私(わたくし)の元へとやってきたみたい。」

ウィルハルトは、
王城ドーラベルンの中にあって、
一際、清楚で美しい個室にいた。

荘厳なる王城と並ぶように立つ、
その塔の中の一室は、
人が一人通れる程度の連絡通路で、
城へと繋がれている。

レトレアの薔薇姫と呼ばれた、
今は亡き、レイラ王妃の部屋だ。

その塔をよじ登る、
とび職ばりの黒い影がある。

王城の白い壁に反射した月明かりに、
淡く照らし出されたその影の主は、
黒のほっかむりを被ったエストだ。

ウィルハルト「えいっ!!」

ウィルハルトは、
這い上がるエストの手を
踵の高いヒールの先で、踏みつけてやった。

エスト「うぎゃ~~~~~!!」

エストは、
どうしてー!? っといった顔をしながら、
闇の中へと堕ちていった。

エストには見えたのだ。

まるでアリを踏みつけるかのように、
尊大で、無慈悲なウィルハルトの笑みが。

エスト「助けてぇ~~~!!!」

周囲には、そんなエストの叫びが、
残響となって響いていた。

ウィルハルト「あらあら、
 私、誤って何かを踏んでしまったかしら。

 ウフフッ、こんな暗い場所で、
 慣れないヒールなど履くものでは、
 ないわね。

 ・・・。
 寝間着に、ヒールという、
 このアンニョイな組み合わせは、
 どうかしなくては、いけませんわね。」

ウィルハルトはそう言うと、
魂の抜けたような瞳をして、
靴箱からスリッパを取り出した。

何故か、ウィルハルトは、
スリッパを握ったまま、
それを履こうとはしなかった。

ウィルハルト「・・・。

 この私に、スリッパを使えと。

 リボンの付いたパンプスとか、
 入っていないのかしらね。」

その、つかの間、

侵入者その2が
王城の高い位置から、グライダーを使って、
王妃の個室へと飛び乗って来た!!

ヤマモト「ウィルちゃん!
 会いに来たよ~~!!

 さあ、愛を・・・」

パシッ!!

ウィルハルトは、手にしたスリッパで、
ヤマモトのおっさんを叩き落した!!

まるで叩かれたハエのように、
ヤマモトは、闇の中へと堕ちていった・・・。

ヤマモト「な、なんで~~~~!?

 うぎゃぁぁぁぁ~~!!」

ウィルハルトは、
ヤマモトのグラサンを手に入れた。

ウィルハルト「・・・。
 また、黒メガネを手に入れてしまいましたわ。」

ウィルハルトは、
興味本位で、そのグラサンをかけてみた。

ウィルハルト「魅惑の黒薔薇、
 シークレット・ローゼ!!
 ここに、見参ですわっ!!

 ゴールドのゴージャス視線と、
 プラチナの髪を優雅に揺らし、
 悪をムチ打ち、爆破させ!!

 高笑って差し上げますわっ!!」

ウィルハルト「・・・。

 誰かに見られでもしたら、
 抹殺しなくてはいけませんね。」

すると、連絡通路の方に、
マイオストがいる。

マイオスト「や、やぁ・・・。

 何も、見てもいないし、
 聞いてもいないよ。」

ウィルハルト「・・・。

 あら、いやだ。
 全てを見透かしたような目をした、
 にやけた銀髪のお方。

 まるで、私の心の中まで、
 お見通しのようですわね。」

ウィルハルトは、
連絡通路ごと、マイオストを爆破した!!

マイオスト「うぎゃぁぁぁあ!!」

崩落する瓦礫と共に、
マイオストの姿も闇へと消えていった。

ウィルハルト「・・・。

 結構、寄って来ますわね。
 まるで、甘い蜜を垂れ流しにしているような、
 吸引力ですわね。

 早速、三人も消せて
 嬉しいのには違いないのですけど、
 何やら違う部分で、憤ってしまいそうですわ。

 ボケ王子は、とても人気者なのかしら?

 ・・・普段の私って、そんなに枯れているのかしら。」

連絡通路も壊れ、
外観が気になったウィルハルトが
ケータイで修理業者を頼もうとした
その刹那、

何処からともなく、
伝説の勇者、アレスティル君がやって来た。

アレスティル「あ、あれ・・・。

 すいません、道を間違えてしまったようです。」

ウィルハルト「あらまあ、
 聞く以上に、イケメン勇者ですこと。

 ちなみに、私、
 どう道を間違えれば、
 ここへとたどり着けるのか、
 その壊れた通路を見ると、
 不思議でなりませんわね。」

アレスティル「・・・。」

ウィルハルト「まさか、
 夜這いをかけているわけでは、
 ありませんわよね?」

アレスティル「そ、そんな、
 レーナさんに知られたら、
 立場がなくなるような真似、
 す、するわけないです!!」

アレスティルは、
その雪のように白い頬を、
ほんのり赤く色付かせ、
全力否定した。

ウィルハルト「確かに、
 見れば見るほど、美しい勇者様だこと。

 そのきめ細かな肌に、
 一度、触れてみたい気になりますわね。

 私が、お父様以外の殿方を賞賛することなど、
 滅多にあることでは、ございませんわよ。」

アレスティル「そ、そうですか。

 ありがとうございます、綺麗な赤毛の女性(ひと)。」

アレスティルは、
ウィルハルトの性別を知らない。

その勘違いは、
ウィルハルトの口元を微かに緩ませた。

ウィルハルト「ウフフ・・・。

 既成事実を作ってしまえば、
 レーナさんという方に、
 言い訳が立ちませんわよね。

 それでも、
 何もなかったと言い切る器量が、
 伝説の勇者様には、御ありかしら?」

アレスティル「えっ、えーーーっ!!」

ウィルハルトは、魅惑的な腰付きで、
アレスティルとの距離を詰めていった。

外見上、ウィルハルトは、
壁に飾ってあるレイラ王妃の肖像が、
まるで3Dで飛び出したように
美しく可憐だ。

目は、虚ろだが・・・。

アレスティル「ちょ、ちょっと、
 待って下さい!!

 ・・・ど、どうして、
 ロゼリアさんに会いに行ったのに、
 ここに来ちゃったんだ!?」

切り立った崖の方へと、
追いやられるアレスティル。

刑事ドラマなら、
もうクライマックスのシーンだ。

ウィルハルト「ロゼリア?

 あら、薔薇は同じでも、
 名前が少し違うようですわね。

 ローゼとお呼び下さったら、
 少しは私も、良い気分になったのでしょうけど。

 今は、多少、
 イタズラ心の方が、勝っておりましてよ。」

ウィルハルトの料理!!

ウィルハルトの料理スキルは100だ!!

ハイクオリティの効果→

『ゴールドカツ丼が、
      三個出来た。』

アレスティル「カ、カツ丼!?」

ウィルハルト「心に染み渡る、
 このゴールデンなカツ丼を
 お召し上がりになって、

 迷える心をお決めになって下さい。」

アレスティル「た、食べるの?」

ウィルハルト「中には、それを見ただけで、
 取調べに応じてくださる方もいらっしゃいますが。

 どうせ、取り調べられるなら、
 ガツガツ、お召し上がり下さいませ。」

アレスティル「と、取調べ受けてるーー!!」

ウィルハルト「さあ、告白するのです。

 レーナさんとやらに、
 この私との甘い夜のメモリーを。」

アレスティルは、
踵がもう崖にかかっている!!

ウィルハルトは、
その虚ろな瞳に微笑みを浮かべながら、
密着寸前まで、距離を詰めてきた!!

ウィルハルト「フゥ~。

 吐息がかかるこの距離で、
 アレスティルさんの乱れた呼吸を感じますわ。

 さあ、思う存分、
 劣情に、その身を任せるのです!!」

そう言うと、
ウィルハルトは、両手を広げ、
天使の微笑みを見せた。

アレスティル「ああっ!?」

アレスティルは、足を滑らせ、
そのまま、深い闇の中へと堕ちていった。

アレスティル「ち、違うんだっ、
 レーナさーーーん!!」

勇者様の叫び声が、
残響となって響き渡るのを、
酔いしれるように聞くウィルハルト。

そして、ウィルハルトは言った。

ウィルハルト「・・・でも、
 甲斐性なしですわね。」

ウィルハルトは、
残ってしまったゴールドカツ丼を
一つ、スプーンで食べながら、
残りの二つを、冷蔵庫にしまった。

ウィルハルトは、
食べ物を粗末にする人ではないが、
自分で作っておきながら、
その感動的なまでの完成度に、
その心を、満たされていた。

ウィルハルト「ゲプッ・・・。

 一つ食べれば、満腹ですわ。

 今日の日記、晩御飯は、
 『ゴールドカツ丼』でした、と。」

ウィルハルトは、そう独り言を言って、
何やら、メモを走らせた。

ウィルハルト「・・・。
 ですが、もう勇者君まで倒してしまうとは。

 予想以上の戦果に、正直、
 驚いています。

 倒せるのでしたら、
 倒せるうちに、たくさん倒して、
 楽園の早期実現を目指しましょう。」

すると、
言った端から、新たな影!!

ウィルハルト「・・・。
 自分が、何かのホイホイみたいに、
 なってしまった気が致しますわね。」

ウィルハルトは、
スリッパの二刀流による高速(光速)攻撃!!!

バチバチバチバチバチバチバチバチ!!!

ウィルハルト「さて、次々、
 行きますわよ!!」

そうして、
粉塵の中から姿を現したのは、
ボロ雑巾と化した、バルマードの姿だった!!

ウィルハルト「お、お父様!!!」

バルマード「・・やあ、
 ウィルハルト・・・。

 自分の身を、自分で・・守れるってのは、
 素晴らしい・・ことだ・・・ね。」

コテッ。

・・・バルマードは、倒れた。

ウィルハルト「お、お父様、
 起きて、お父様ーーーっ!!」

ウィルハルトは、
まるで、雪山の遭難者が、
永遠の眠りに付くのを阻止する気迫で、

バシバシ! バシバシ!!
バルマードの顔を平手打ちした。

ウィルハルト「お父様、
 目を覚ましてーー!!」

その声に、バルマードが応えた。

バルマード「平手打ちで、顔が腫れてて、
 目は開かないけど、
 ちゃんと生きてるから、心配ないよ。」

ウィルハルト「よかったぁ!!」

ウィルハルトは、大泣きしながら、
バルマードの身体を抱きしめた。

ポロポロと零れ落ちる涙が、
銀の雫となって、
バルマードの顔を、少しだけシミさせた。

バルマード「しかし、
 いつの間に、こんなに強くなったんだい?」

ウィルハルト「・・・はい!?」

バルマード「いやー、元気なことは、良い事だ。
 ガハハハハハハッ!!!」

ウィルハルト「・・・お父様。

 私、元々、この強さですけど。」

バルマード「へぇー、そーなんだ!」

ウィルハルト「・・・。

 ボケが、見苦しいですわよ、お父様。
 ぶっちゃけますけど、
 私、『ローゼ』の方ですわ。」

バルマード「?

 ウィルハルトの中の人の事が、
 どうかしたの?」

ウィルハルト「!?

 お父様が、混乱なされているわ!!」

バシバシバシバシバシバシバシバシッ!!!

バルマード「うぎゃあ!!」

ウィルハルト「私、ウィルローゼは、
 普段、ボケ王子がどんな生活をしているか、
 一日体験入学しているだけですわよ。

 この私のオーラが分からないなんて、
 お父様には、有り得ないことです。」

バルマード「ウィルハルト、
 強くなったの分かったから、

 もう、やめて・・・。」

バシバシバシバシバシッ!!

ウィルハルト「!?
 もしや、あなた。

 お父様の名を語るニセモノ??」

バルマード「えぇーーー!!」

ウィルハルト「お父様は、天下の英雄。

 その名を語る不埒な輩も多い事でしょう。

 ニセモノならば、
 あの世ですら味わえない、
 制裁を加えなければなりませんわ。

 『光は消える。
  時の流れに抗いし、
  超質量の引力。

  漆黒をも超えた暗黒、
  あらゆる全ての消失点。

  世界が生まれる場所。
  カタチさえ無意味な、
  それは、原初の宇宙。

  ダークフォース

  その響きの中で、
  無限の時へと返るのです。』

 怖がる事はありません、
 新たな世界の創世時に、
 その身は、世界の一部となるのですから。」

バルマード「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ!!

 本物ですから!!

 よく見てみて!!!」

ウィルハルト「うーん。

 15R戦い抜いた、
 ボクサーみたいに、勇敢な顔立ちになっていますわね。

 ・・・お父様っぽい?」

バルマード「パパです!
 ヒゲパパです!!

 オーラ感じて、オーラ。
 ヒゲオーラを、ねっ!!」

ウィルハルト「・・・。

 では、私のオーラは?」

バルマード「ああ、もちろんさっ!!

 ウィルロージェ!!」

ウィルハルト「じぇ?」

バルマード「可愛い、可愛い、
 ロージェちゃんだよね!!」

ウィルハルト「・・・。

 まあ、私としても、
 紛らわしい事、この上ありませんし、

 『じぇ』の部分は、妥協しましょう。」

バルマード「ほっ・・・。」

ウィルハルト「ですが!

 本人証明が取れるまで、
 しばらく付き合っていただきますわよ。」

バルマード「えーーー!?」

ウィルハルト「・・・。

 原型をとどめないくらい、
 叩いてしまったのは、私ですが、

 『じぇ』って言われるのが、
 とても、気になるものですから。」

そう言って、
ローゼは、本来の自分の姿に戻り、
ウィルハルトと身体を入れ替えた。

ローゼさんは、
非常にグラマラスなボディをお持ちの為、
バルマードも、痛いやら、
心地よいやらで、
腫れあがった頬を、微妙に赤らめさせた。

ローじぇさん「あ、名前、変になってる!?」

バルマード「すまんのう・・・。
 ちょっと、言葉にキレがなくてのぅ。

 いい、ビンタじゃったよ・・・ほっほっほっ。」

ローじぇさん「・・・。」

ローじぇさん「お父様の事を、
 こんなにも心から愛していると言いますのに、

 他人の空似だったらと思うと、複雑ですわ。

 ・・・このオーラ、
 この、トキメキ、

 お父様に、
 一番に気が付いて欲しいと思っていましたのに。」

バルマード「すまんのう。」

ローじぇさん「カツ丼、食べます?」

バルマード「おおぉ・・・、
 何でも白状しちゃうよ、ワシ。

 ありがとう、ロージェちゃんや。」

ローじぇ「私も頂く事にしますわ。

 だって、『ローじぇ』ですわよ?
 どうして『ロージェ』にならないのです??

 というわけで、
 もちろん、やけ食いです。」

バルマード「おろおろおろ・・・。

 レイラや、あのときゃ、ワシが悪かったよぉ。」

ローじぇ「お父様、
 白状する相手が違うでしょ!!

 ざんげはいいから、
 早く、私の名を正しく発音して下さい。」

バルマード「ローゼよ!

 カツ丼、美味かったぞ!!」

バルマードの体力が回復した!!

ローじぇ「お父様っ!!

 やっぱり、本物のお父様でしたのね!!」

ローじぇ「・・・。」

ローじぇ「・・・名前、直して下さいませ。」


ローぜ「・・・。」

ローぜ「・・・び、微妙。

 まあ、いいですわ。

 お父様の笑顔こそ、
 我が身の至福ですもの。」

ローぜ「今日の日記の、追伸。

 夜食は、ゴールドカツ丼です。」

バルマード「日記をつけているのかい?」

ローぜ「お父様との、
 愛の日記でしたら、

 この身に、深く刻み込んでくださいませ。」


バルマード「レイラ、ごめん。

 娘は、変な娘に育ちました。

 でも、元気です。」


ローぜ「そんな報告、
 しないで下さいっ!!

 もうっ・・・。」
コメント

今日の日記 8・12 と 悩めるローゼさん。

2010年08月12日 21時34分19秒 | 番外編(かなり番外地です。)
こんばんは、井上です。

最近、何やらバタバタとしておりまして、
更新とか、遅れがちです。^^:

お盆までは、
まだ、バタついていそうな感じですので、

その後で、
ちゃんと、更新できたらいいなって、
思っています。

暑い日が続いたり、
台風が来て、大雨が降ったり、
大変ですね。

体調を崩しやすい日々が続いておりますので、
みなさまも、是非、体調管理には、
お気をつけて。

よい、お盆休みをお過ごし下さい。^^


では、また~。


さて、
では、今日の日記です。


ウィルローゼ「・・・。

 文法が、おかしくはありませんか?

 日記の挿入に、無理矢理さを感じるのですが。」


おや、これは、
ウィルハルトの『中の人』。

ローゼさん「・・・もう少し、
 丁寧に扱ってくださいな。」

では、
ウィルハルトの中の『黒い人』。

ローゼさん「ええ、まあ、
 私も、大なり小なり
 悪役に思われていると
 自覚はいたしておりますわ。

 多少、黒に染まるくらいでなければ、
 旧ヒロインの方と、
 大差ない人生を歩むような気が致しますもの。」

エスト「旧ヒロイン、言うな!!」

エストが、現れた。

ローゼさん「まあ、
 なんと可憐な美少女さんだこと。

 白き乙女とは、
 貴女のような人を言うのでしょうね。」

ウィルローゼは、
心にもない事を言った。

エスト「心にもない事を言うな!!」

ローゼさん「あらまあ、
 解説が入ってしまいましたわ。」

エスト「だいたい、あんた、
 前作、いなかったでしょうが!!

 先輩ってものを、
 少しは敬いなさいな。」

ローゼさん「仰る通りですわ。

 では、貴女にこれを授けましょう。」

ウィルローゼは、
懐から、サングラスの詰め合わせを取り出した。

お中元のつもりのようだ。

エスト「いらないわよ!!

 あんた、一体、
 何回、ヤマモトのおっさんから
 グラサン剥ぎ取ってるのよ!!」

ローゼさん「たぬぞうさんと一緒に、
 イメージチェンジをなさって、
 新たな自分を発見なさると宜しいかと。

 お名前は
 『シークレット ガール』でいかが?」

エスト「一緒にすんなーー!」

ローゼさん「おかしいですわね・・・。

 手元の資料ですと、たぬぞうさんも、
 『旧』主人公なはずです。

 『旧』ヒロイン、
 いえ、今も可憐で花のように可愛らしい、
 レミルさんには、
 気に入ってもらえるかと思いましたのに。」

エスト「わざと、名前間違えてるでしょ!?

 あの子(レミル)には、
 ずっとあの、仮面のままでいてもらわないと、
 シャレ抜きで、ピンチなんだからね!!」

ローゼさん「えー、
 ちなみにレミルさんと言う人は、
 本物のエストさんの事で、

 偽者のエストさんに鉄仮面を付けられ、
 今は、無実の罪で投獄されている、
 憐れで、可憐なお姫様です。」

エスト「変な解説すなーー!!

 私、偽者じゃないからね!!

 ていうか、偽者は、
 あなたの方じゃない!?」

ローゼさん「そうですわね、
 私、偽者なのかも知れませんわね。

 現在の主人公を、
 仮に、ウィルハルトのボケとするならば、

 私はそのボケ王子が隠し持つ、
 陰湿で、狡猾なる二面性、

 いわば、裏番。
 ラスボスという他に、ございませんわね。」

エスト「存在そのものが、
 BIGだとでも言いたいんかーー!!」

ローゼさん「では、
 今日の日記、ですわ。」

エスト「無視かーーー!!」

ローゼさん「今日の朝ごはんは、
 緑のきつねですわ。

 沸かしたお湯の残りでコーヒーを入れ、
 五分の時を待ちました。

 七味唐辛子を多めに入れて、
 代謝UPの効果です。」

エスト「嘘付くなー!!

 口元に、イチゴのホイップ付いてるじゃねーか!!」

ローゼ「あら、まあ。」

ウィルローゼは、
左手の薬指で口元のホイップをそっと取ると、
艶めく下唇の辺りに薬指をやって、
舌先で、その甘い指先を舐めた。

エスト「長げーーよ!!

 一言、舐め取ったでいいじゃん!!」

ローゼさん「お昼は、三色おにぎりです。

 おかかさん。
 しそさん。
 わかめさんです。」

エスト「飯粒をほっぺに付けて、
 そんな事は、言えーー!!

 っていうか、あんたが食べたのは
 甘ったるいイチゴタルトでしょ!!
 洋菓子店の包みが、そこにあるじゃない。

 モンドセレクション金賞受賞って、
 書いてあるじゃない!!」

ローゼさん「あら、ありますわね。

 でも、おにぎりも美味しかったですわよ。」

エスト「それ食べたの、あなたじゃないから。

 確かに、お昼ご飯はおにぎりだったけど、
 食べた人、違うからね。」

ローゼさん「私、わかった気が致しますわ。」

エスト「な、何がよ!?」

ローゼさん「エストさんが、
 ヒロイン陥落なさった理由がです。」

エスト「い、いきなり、
 エグッてくるわね・・・。」

ローゼさん「エストさんには、
 『萌え』属性が欠落しているのです。」

エスト「も、もえっすか!?」

ローゼさん「ええ、
 エストさんには、ヒロインとして大切な
 攻略要素が足りないのですわ。

 地に足が着いていらっしゃる分、
 おっさんくさいと申しましょうか、

 妙に生存競争にたくましそうなので、
 放っておいても、青々と茂る、

 『雑草』のよう、といいましょうか。」

エスト「ざ、雑草!?」

ローゼさん「せめて、
 野バラ辺りだとよろしかったのに、

 ペンペン草とでも言いますか。

エスト「ペンペン草・・・。」

ローゼさん「まあ、
 でも、仕方のない事かもしれませんわね。

 私、平成生まれですので、
 エストさんの輝いていた時代に、

 萌えという要素が確立されていたかも、
 よく分かりませんし、

 当時は、伝説の世界樹の樹の下で、
 告白するのが、
 流行だったのでしょう?

 古き良き風習だと私も思いますけど、
 私と致しましては、
 告白したその後の生活の方にも、
 重点を置いていますので、

 そうですわね、
 担任であるバルマード先生と、
 高嶺の花、学園のマドンナである私が、
 恋に落ち、

 やがて、人生そのものも、
 教師と教え子のいけない関係で
 転落していくと申しましょうか。」

エスト「最後のほうが、卑猥じゃわい!!」

ローゼさん「そして、
 結婚してまもなく、夫をなくし、
 私は、管理者として、
 とあるアパートを訪れるのです。」

エスト「そっちに、転がるの!?」

ローゼさん「そして、現在の平成へと至るのです。」

エスト「は、話がおかしくない!?」

ローゼさん「エストさん。

 私の悩みを聞いていただけます?」

エスト「あ、うん、
 いいけど。」

ローゼさん「私は、確かに、
 ウィルハルトのボケの、
 影のような存在かも知れません。」

ローゼさん「私、
 日陰の生活に
 何ら不満を持っているわけではありませんの。」

エスト「・・・。」

ローゼさん「ウィルハルトが生まれた時、
 お母様の身が無事で、
 お父様が心から喜んで下さったのを感じたのです。

 可笑しな話でしょうが、
 私は、生まれる前から自分のことが分かっていたのです。

 ですから、私が生を得ることが、
 身体の弱いお母様の身を危険にすることも、
 いずれは、世界に害悪を成す存在へと成長するという事も。

 だって、私は、
 レイラお母様が
 秘めたまま眠らせるハズだったその力を奪って、
 この世界に双子の姉として
 生まれる予定だったのですから。」

エスト「秘めた力?」

ローゼさん「ええ、詳しくは申せませんけど、
 いずれ、エストさんも耳にするでしょう、
 『天使』という名の力です。」

エスト「天使って、背中に羽の生えてる?」

ローゼさん「まあ、そのような感じですわ。

 ただ、私は生まれる前から、
 いろんな事を知らされていて、

 だから、そんな運命に弄ばれるような生き方をするのが、
 たまらなく嫌になってしまったのです。

 生を得る以前から、
 今とさほど変わらぬ意識があるだなんて、
 それは、きっと何か仕組まれた事に違いなかったから。」

エスト「は、話が(む、・・・難しいんですけど)。」

ローゼさん「お母様の胎内で眠る事の
 なんと心地の良いこと・・・、
 素晴らしい、安らぎの揺りかごの記憶。

 だからこそ、
 その眠りを妨げるように、
 フラッシュバックのように現れては消える、
 膨大な知識と、世に生まれ出たいという渇望。
 私は、それを拒絶しましたの。

 その正体が、お母様がひた隠した、
 その戦天使能力が見せたものだと知ったのは、
 生まれてから、随分と後のことになるわ。

 私という個体を得て、具現化しようとした、
 恐ろしい潜在能力。
 心優しいお母様が、それを発現させなかったのは、
 当然のことなのかも知れないわ。」

エスト「(む、むずい・・・。)」

ローゼさん「私は、そんなものに支配されて
 生まれたくはありませんでしたの。

 大いなる意思、エクサーの
 そのお人形さんになるくらいなら、

 お母様と、お父様、
 そして、弟のウィルハルトの幸福を願う方が、
 よっぽど潔く、美しいと、拒絶し、
 弟のウィルハルトに宿木を変えようとしたのも、
 阻止してあげましたわ。

 ボケのウィルハルトは、
 何も気付かずにぬくぬくと育ち、
 お父様だけが、
 無意識のまま生き延び、眠っていた私の
 その意識に気付いてくれましたの。

 そして、
 お母様の冠する大切な薔薇姫の名を、
 『ローゼ』の名を私に下さった・・・。

 お母様の戦天使能力を、
 この私が無意識下で剥ぎ取り、
 その力を私のモノにしていたのに気付いたのも、
 奇跡だと、お父様は感じてくれたようですわね。

 お父様の願う奇跡ならば、
 確立さえも捻じ曲げて、
 いつでも現実に変えてあげるつもりです。

 私の得た能力の
 その力は実に偉大で、
 それを知った私は、興奮したものです。

 『人の記憶を改ざんし、
  時空さえも捻じ曲げ、
  歴史すら塗り替える。』という、

 とてつもない『能力』だったのですから。

 過去に戻れる能力にまで
 開発出来ると素敵なことですが、
 高望みは、その力の前に卑しいだけですわね。

 使用には、
 厳しい条件と制約をともなうのですが。
 能力の強大さからすれば、
 仕方のない事ではあります。」

エスト(・・・。
 わかってるフリをするのよ、私!!
 余裕しゃくしゃくだって、先輩の意地を見せるのよ!)

エスト「まあ、
 私の渡ってきた荒波に比べれば、
 小さい悩みではあるわねっ。」

ローゼさん(エストさんが、
 お話を理解できないからこそ、
 ここまで話せるのです。

 エストさんは、
 とてもよい人のようですわね。)

ローゼさん「手短に申しますれば、
 ウィルハルトの身体(命の器)を、
 ちょっとお借りして、ここにいるわけです。

 エストさんと、レミルさんのように、
 元は一人だったのが二つに分かれたわけではなく、

 私とボケ王子は、ちゃんとした別人なのです。

 ですから、ボケ王子の方は、
 お父様が嫌がらない程度であれば、
 ご自由に手を出して下さって結構ですわ。」

エスト「マ、マジすか!?

 あんな事とか、そんな事とか、
 オッケーなんですか!?」

ローゼさん「・・・。

 結構、エロいですわね、エストさん。

 まあ、私にはダメージゼロなので、
 お父様への配慮さえ怠らなければよいでしょう。」

エスト「おぉ・・・。

 もしかして、ローゼちゃん、いい人!?」

ローゼさん「・・・。

 基準が分かりませんが、
 些細な善悪の差には、
 さして興味はございませんので。」

エスト「それじゃー、

 天蓋付きのベットの上で、
 ネグリジェ姿の状態で、
 横たわって、ウィルハルト王子に戻って下さい。

 ささ、お早く!」

ローゼさん「・・・。

 そういうセッティングは、
 ご自身の力でお願い致します。

 何だか、あなたが
 たぬぞうさんと同じに見えてきたわ。」

エスト「だってぇ、
 いっつも、ヒゲパパに捕まって、
 投獄されて、ドリルの刑だもん。」

ローゼさん「ド、ド、ド・・・、
 ドリルの刑ですか!?」

エスト「そう、
 算数ドリル平均100冊の刑。

 夏休みは、エクストラヴァージョンで、
 国語、社会、理科、工作の追加効果がたまに付く。」

ローゼさん「・・・。

 もっと難易度を上げてもらわないと、
 知力100の私では、
 いぢめてもらえない・・わよね?」

エスト「何か、言いました~?」

ローゼ「いえ、
 何もありませんわ。

 少し、エストさんが
 羨ましく思えてしまっただけの事です。」

エスト「そっか、
 だよねー。

 ローゼちゃんじゃ、
 王子に手が出せないもんねぇ・・・。
 でへへ。」

ローゼさん「ハァ・・・、

 悩みというものは、打ち明けて気が晴れても、
 また、別の悩みがわいてくるものなのですね。」

エスト「それじゃ、
 悪いけど、さっさと王子に戻っちゃって下さいな!

 私の魅力はともかく、
 私はしっかり、王子に『萌え』ておりますからなっ!!」

ローゼさん「・・・。

 ウィルハルトのボケも、
 私のいないところで、
 結構、苦労しているのかしら・・・。」

エスト「ささ、恥ずかしがらずに、
 仲良くやりましょう!!」

ローゼさん「能力を使って、
 エストさんの記憶を改ざんしようかしら。」

エスト「あ、そっか!!」

ローゼさん「?」


エスト「それじゃー、皆さん、
 おやすみなさーーい!!

 またねーーーー!!!」


ローゼさん「え、あっ、

 それ、私のセリフ・・・。」

エスト「それじゃー!
 私たちは、この後も、いつものとこで!!」

エストは、立ち去った。

ローゼさん「・・・。」

ローゼさん「・・・早いですわね。」

ローゼさん「・・・。

 いつものとこって、何処なのでしょう?

 ・・・行ってやる気はありませんが。」


解説「それでは、みなさん、
  おやすみなさーーい!!

  またです~~~。」^^


ローゼさん「・・・。」

ローゼさん「・・・私が、ボケ役に回っていますわ。

 お母様の筆跡を真似て、
 ウィルハルトに置き手紙をしておきましょう。

 内容は、
 『お盆の間は、お父様の傍で、
  いい子にしていますように。』と。

 エストさんには悪い気が致しますけど、
 自分だけいい気になるのは、ズルいですわよ。」


ウィルハルト「うん、
 わかったよ! いい子にしてるね。

 それじゃ、皆さん、
 よい、お盆休みをーーー!!」 ^^


ローゼさん「・・・。

 ぎゃふん。」
コメント