ダークフォース続き(仮)新規です

ダークフォースDFと続きに仮セカンド。
新規とDF追加再編です

『ファルさん』

2016年08月13日 13時16分57秒 | ためぞうの冒険+DFセカンド 登場人物編


   『ファルさん』



 ・ DF4からやって来て、

   古蔵さんに脅威を与え続ける、大地主の女王様、ファルベリアさんです。

   愛称は、そのまま「ファルさん」。



 ・ 広大な領地を一代で築き上げた、バツグンの実力と、

   美貌を兼ね備えていますが、


   当初は、部下に恵まれなかったという苦労をしています。


   (爽やか素敵王子様 レオクスさんを強引に婿にして、

    幸せな家庭を築く予定でしたが、


    実はファルさん、恋愛経験がからきしで、

    モジモジとしている間に、

    レオクスさんは、音も無く消え去ってしまう。


    えっ、どろん!? とあたふた慌てたりもしましたが、


    レオクスさんはそんな失礼な方ではなく、

    謎のTHE ビックさん(関わりたくないので、そのまま流している、実は前世代世紀末覇者。)

    に強制呼び出しを喰らい、なんと見知らぬ地へと転生しさせられてしまったと聞きつけ、

    ホッとしたとのと同時に、


    「何やっちゃってくれてんの、あのバカ親父はッ!!」と、


    心の中で、こっそりと叫ぶに留めて、

    口笛でごまかしながら、懸命にその居場所を探して、

    勢力を拡大してしまう。)



 ・ たった一人だけ使える部下の、

   ふつーのオッサン、アリストおじさんに、

   頑張ってもらい、


   計画的な人生を送りたいなと、余裕も出てきたので、

   あの憧れの王子様を、きゅんきゅんの乙女心で捜索していた所、


   似たような理由で、嫁に逃げられてしまった古蔵さんと、

   実家がご近所さんになってしまい、


   二人の利害は一致していていたのですが、

   古蔵さんが、レオクスさんに勝てるわけも無く、


   速攻で、ファルさんを口説いてきた古蔵さんに、

   しっぺで返し、

   そのまま、泥沼の愛憎劇へと展開しそうにもなったりしたとか、しないとか。


ファルさん「してませんからねッ!!

      これっぽっちも、泥沼とかはまってませんからネッ!!!


      「しっぺ」は、私がジャンケンで勝ったからですよ。」


古蔵さん「あ、そうだったの!?

     だったら、正当なルールだからOK。


     でも、(ファルさんに声掛けるとか、

     あの時のオレは、誰でもよかったのか・・・。)


     いえ、今は仕事中ですので。」


ファルさん「・・・しばらく、実家に戻って、

      ご奉仕でもなさりたいのですか?」


古蔵さん「(心の声! も、漏れてたか!?)


     いやぁ、急ぎの配達が一世さんにあるんで、

     ちょっとだけ戻る感じで勘弁して下さい。」


ファルさん「ハッ!? 宅配頼んだの私でしたね。


      ささ、ご遠慮なくマッハでもギガ速でも、

      迅速、丁寧にお願いしますねッ!


      これは、互いの利に叶ってますので♪」


古蔵さん「フェスに誘惑されず、速攻、

     戻って来る予定です。


     今は、ただの不器用なネコのマスクマンですから・・・。


     人物紹介が一世さんより、ファルさんより、

     遅れたって、


     あの可憐なJKさんの背中に、落ちていく夏のサンセットさえ、

     この目に映せるのなら・・・。」


ファルさん「・・・表現がオッサンですよ、ネコ蔵さん。


      謎のアルファベット使うの、やめましょうネ。」


古蔵さん「ハイ!

     清く正しく、卒業をお待ちしておりますッ!!」


 古蔵さんは、ピシッっと親指を立てて、

 いなくなりました。


ファルさん「・・・はぁ、

      あのネコ蔵さんにも、置いていかれてる気がします。」



 ・ 自称『お花大好き、ジェネシスおじさん』の、

   アリストさんだけに頼っていては、


   ハタチの誕生日(疑惑あります。)のその日に思った、

   ファルさんは、


ファルさん「疑惑ってなんですかッ!?

      ちゃんと二十歳ですよ、免許だってほら。」


 期待に応えてくれるそのリアクションに、

 信じてあげる事にしましょう・・・。


ファルさん「誰か、後ろで糸引いてるのッ!?」


   話し戻って、ハタチのファルさんは、

   深刻な人材不足に、広く在野に人材を求めましたが、

   イケメン、美女・美少女は、全て、


   おじさんの『世界をお花屋さんで、満たそうよ計画。』の、

   トークに持って行かれてしまい、


   取り引き先の大企業の、

   ラウ会長さんに相談して、

   その娘さんの、ラウ=エルさんと、

   運命的出会いを果たします。


   心の友との、人生で一度あれば素敵な出会いに、

   ついに、心許せる人物を得ることが出来ました。


   ファルさんは、何でも持ってるリッチで美人で、

   才能に溢れた、一見、勝ち組のような方ですが、


   王とは孤独なものなのです。


   その女帝という、彼女を縛り付ける鉄の鎖を、

   やさしい温もりで消し去った、金髪スレンダーな美少女、

   ラウエルさん。


   気さくで物怖じしない、明るい彼女に、

   ファルさんはたくさんの元気をもらいます。


   心に染みる、ラーメンと餃子とチャーハンでした。


ラウエルさん「美味しかったアルか?

       ボス。」


ファルさん「ぐすん・・・、

      これは、涙じゃないのよッ!!


      カルチャーショックのトライアングルに、

      心の汗が、旨いって叫んでいるだけなんだからネ!」


   こうして、色んな運気が向いてきたファルさんは、

   アリストおじさんの秘蔵っ子である、

   奥州・伊達家当主の雪花の美少女、ゆきはなさんまで、

   引き抜く事に成功します。


おじさん「ハッハッハッ、

     良かったね、ユッキー。


     親方様は、怖い人だけど、

     最近、丸くなったから、仲良くしてあげるんだよ。」


ユッキーさん「はーい。」


ファルさん「こらー!」


   さらに、東方の大賢者のアリシア=グランサスさんまで、

   やって来て、

   ファルさん陣営は、大いに盛り上がりました。


   西方の偉大なる女帝として、

   噂は、あちこちに広がったのです。


古蔵さん「特してるよなぁ・・・。」


ファルさん「!? さっさと、仕事しなさいYO!!」


古蔵さん「え、お届け物って、

     まだあったの!?」


おじさん「うーん、ジェネシス!!

     古蔵君はいい仕事してくれるよね。」


古蔵さん「いつも、お仕事ありがとうございますッ!!」


ファルさん「は、速いのね、ホント。」



   ・ 長崎ドラゴンタウンに行く前のファルさんは、

     威風堂々と、自信に溢れまくって、

     憧れのレオクスさん奪取へと、向かったものですが、


     いざ、実家を離れて社会に出ると、

     世の中、そんなに甘っちょろくはありません。


     アリス会長さんという、暴風雨に見舞われ、

     エリナ先生という竜巻に遭い、


     それでも彼女を逞しく支えたのは、

     一番期待していなかった、自称ジェネシスおじさんでした。


おじさん「うーん、ジェネシス!!」


 おじさんは、社会に太いパイプを持っていました。

 地域の有力者とは、すでに旧知の仲で、


 ファルさんは、アリス会長とエリナ先生の待ち構える、

 聖クラウス学園に、特別枠での入学を回避し、


 ドラゴンタウン商店街の、

 憩いの華として、とても充実したセカンドライフを始めるに至るのです。


アリス会長さん「あら、残念ですわ・・・。」


エリナ先生「いつでも、いらして下さいねっ、

      特別枠は、無期限で有効ですから。」


ファルさん「お、お気持ちだけっw」


 コネは偉大ですね、

 おじさんの株は上がり、

 今では、おじさんが社長で、ファルさんが店長さんという、

 不思議な関係になったりしています。


エリスねーさん「私は、ファルさんが来てくれて嬉しいよ。

        お花とか、部屋に飾ったの初めてだし、


        お花の香りの入浴剤も、ほとんど毎日使わせてもらってます。


        そういえば、

        お花を貰う機会も増えて、有難いよなぁ・・・。」


ファルさん「エリスさんに喜んでもらえて、

      嬉しいですっ!」


 ファルさんは、結構エリスねーさんに、憧れています。

 エリスねーさんは、何故だか女子人気が以上に高いのです。


事務のバイトの鈴木さん「憧れちゃいますよねっ!」


同じバイトの佐藤さん「鈴木さんには、古・・・。」


 佐藤さんは、鈴木さんのローリングクレイドルを喰らって、

 すがたを消しました。


 ファルさんは、このドラゴンタウンで様々なピンチを、

 エリスねーさんの弟分の、ためぞうに救われています。


 誰かに、ピンチを救われる事など初めてだったので、

 うかつにも、キュンとなってしまったりしました。


ファルさん「そりゃ、誰だってそういうシチュエーションには、

      胸がときめいたりするんじゃないですか!?」


 さらには、誰にも触れさせた事のない、

 その美しく立派で豊満な胸まで、

 アクシデントで、ためぞうに委ねてしまいます。


ためぞー「あの時は、すんませんでしたッ!!」


     (・・・想い出メモリーには、保存されています。)


ファルさん「あ、いえいえ、

      あれは善意というか、ノーカウントでw」


 でも、二人の心には、

 しっかり想い出として、美しく残っているのです。


アリス会長さん「以上、ナレーションのアリスでした。」


ファルさん「すでに、手の平の上ですかっ!?」


 こうして、ドラゴンタウンに打ち解けていったファルさん。

 今年も、来年もきっとハタチなのです。


 いい想い出、作れるといいですねっ。




ファルさん「今は、穏やかに商店街のお花屋さんとして、

      頑張っていますっ。


      よろしくお願いしますー。  ^-^ 」

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