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レジャー王(仮 その2。)

2014年07月01日 07時45分10秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞう王の冒険譚 第二十五話 Bパート。


   「レジャー王 (仮 その2。)」


 七月一日です。

 今日は、ポイント10倍デー。


ためぞう「夏ですね、

     梅雨ももうすぐあけると思います。

     日本の四季は良いですね。

     夏は、何かを期待させる季節ですが、

     昨シーズンは、優勝を逃してしまいましたので、

     ペナントレース、

     今年は、投手陣を中心に選手一丸となって、

     優勝目指してがんばりたいと思います。」

解説のローゼさん「以上、ヒーローインタビューでした。」

ためぞう「・・・、

     目指す方向が、学園ラブコメではない気がしますが、

     大丈夫なのでしょうか?

     甲子園もプロも、もちろん応援しております。」

ローゼさん「七月になりました。

      みなさま、これからもよろしくお願いいたします。

      最初は、謎の黒幕だった私も、

      ほんの二十五話で、

      ボケキャラの一員です。

      アリス会長さんと、セリスさん+ネコリオスさんには、

      勝てる気すらいたしません。

      路線変更、いまからでも大丈夫でしょうか?

      あつかましいようで、すいません^^:」

 ローゼさんは、とても礼儀正しくお辞儀をします。

 現在 時刻は朝八時くらいです。

ためぞう「路線変更ですか?」

ローゼさん「ええ・・・。

      私には、不足しているものがいくつかございまして、

      まず、『ひと夏の 経験』ですね。

      次に、『プール』。

      他に、『縁日、花火大会』など、

      やってもいないことを、

      知った風に話すのは、良くないと思いますので、

      実践も大切だと。

      ようは、遊びたいんですー。」

ためぞう「・・・。

     ときめき青春モードですか?」

ローゼさん「ファザコンの私が言うのも恐縮ですが、

      夏の魔力は、

      悪い魔女の私の魔力のそれの上を行く、

      気がしています。

      上、いってほしいです。

      とはいえ、

      お父様以外の男性には免疫がないんで、

      ためぞうさん、導いてくださいね。

 ためぞうは、

 現在、何かの王です。


 ・ローゼさんに、好感度パラメーターが発生しました。

  好感度 50からのスタートです。

ためぞう「うおぉー。」

ローゼさん「よろしくお願いします。^^

      造花作りで貯めたお金で、

      水着とか買ってみたいと思います。

      デパートの方に聞いて見ますね。」

 そう言って、

 ローゼさんは丁寧に、

 ひまわりの造花作りを始めました。

 完成度がハンパない見本が、横にあります。

ためぞう「夏が来てる!?

     ん、これは遅れてはいかーん。」

 ためぞうは、ホームルームに行きました。

 3年J組の教室。

 エリナ先生が、麦藁帽子で、

 白のワンピースを着ています。

エリナ先生「では、点呼を取ります。」

 相変わらず、淡々と点呼を取っています。

 気のせいか、フルーツ成分で艶めいて見えます。

 とても若くみえるのです。

 ティーンな、北の国の少女のイメージです(19才)。

エリナ先生「山本 レジャー王 貯蔵君。」

ためぞう「は、はい!」

エリナ先生「先生は、ためぞう君に期待しています。

      教え子と、教師であっても、

      フルーツを想う気持ちがあればと、

      わかりますね?」

ためぞう「び、びみょう。」

エリナ先生「ゆっくりと、お話ししましょうね。

      先生は、ためぞう君をひいきしたいと思います。

      夏季のためぞう君に100点以外などありません。

      いいですか?

      廊下の先生方。」

 廊下に、各科目の先生が整列しています。

 エリナ先生の権限は、強大のようです。

先生方「はい!

    ためぞう君が100点です!!」

 ためぞうが、夏に赤点を取ったら、

 その科目の先生とは、もう会えない気がします。

 みなさんで、秋のおいも、食べたいですね。

先生方「おいも・・・いいですね。」

 エリナ先生は、点呼に戻ります。

エリナ先生「あれ? 名簿、増えてますね。

      いいでしょう。席はあまっています。」

エリナ先生「では、転入生のネコリオス君。

      一言どうぞ。」

 ネコリオス君が起立します。

 正体に気付いている人は、ビビっています。

ネコリオスさん「えー、私、犬もネコも大好きだ。

        都合により、ネコマスクがあったので、

        そういうことになる。

        素顔でいる時も、ネコリオスでよい。

        エリナ先生は、我がライバルであるが、

        この場では、仲良く頼みたい。

        ためぞう君、エリスの事を、

        一番によろしく頼む。」

 ネコリオスさんは着席しました。

 神オーラが漂いまくっています。

ためぞう「ねーさん、いつでも持って行ってくださいっす。」

ネコリオスさん「むはっ!?

        ・・・この私にも、試練というものがある、

        彼女に気に入られるよう、がんばるので、

        援護を頼む。」

ためぞう「うっす!」

ネコリオスさん「おー、汗かいた。

        ためぞう君は、見所があるな。

        そこは、エリナ先生に同意だ。」

エリナ先生「まったくですね。」

 ためぞうは、

  オブ ザ ゴットの加護を得ているようです。

 みかんとメロンとりんごのおかげですね。

 ヒゲAもいるので、ローゼさんもちょっこといます。

ローゼさん(でて、いけねー。)

ヒゲA「ためぞう君の将棋の駒が、全部、成り飛車、角に見えるね。

    チェスでいうと、ポーンをたくさんのクイーンで、

    守っている感じかな。

    ちょっと、例えがわかりずらいね。

    勝ってる、何かの王ってことで。」

ローゼさん「そ、そうですわね。

      お父様、私、社会勉強の為、

      時々、学生として、おじゃまいたします。

      弟のウィルハルト(二世)は、

      しばらくガールズサイトで、よろしいでしょうか?」

ヒゲA「そだね。

    ウィルハルトと、アレスティル君出てきたら、

    ためぞう君のレジェンドが、ピンチだから、

    もうちょっと、待ちだね。

    アレスティル君は、

    ネコスティル君で、出ればいいんじゃないの?」

ネコx2さん「ネコは、貴重ですにゃ。

       いっぱいいると、

       我ら、セブンティーズ(70s)

       ネコx2が困りますにゃ。」

ヒゲA「サフィリアさんが、一番困るね。

    いいの食べてるんでしょ?」

ネコx2「ステーキなどを少々・・・。」

ヒゲA「・・・羨ましいね。」

ローゼさん「私、手縫いのブレザーを着ておりますが、

      違和感、ございますか?

      即興で仕上げたものでして。」

レミーアさん「バッチリっすよ。

       会長さんとも、いい勝負いけますね。

       完璧っす。」

ローゼさん「まあ、うれしい。」

 レミーアさんは、

 スタイルが素敵に見える、

 オートクチュールの紺のブレザーを貰いました。

 夏服仕様の通気がいいモデルです。

レミーアさん「うおー、ちちでかく見える~。

       ウエストカッコイイ。

       スカートすごい綺麗に揺れますね。

       これ、是非使わせてもらいます!」

 洗い代え用に、あと二着もらえるそうです。

レミーアさん「ローゼさん、すげー。」

ヒゲA「娘のこと、よろしくね、レミーアさん。」

レミーアさん「任せて下さいっすよ。」

サフィリアさん「わ、私も、ほしいな。」

 サフィリアさんも、3着もらえることになりました。

サフィリアさん「任せてください!!」

 ナイスバディーになりました。

 着ているだけで、姿勢や、くびれなどを矯正してくれる

 ハイクオリティー ブレザーです。

ネコx2「乗りこなすゼ!!

     サマー イン 2014!

     ワァナ、クーーール!!」


 お昼休みになりました。

 レミーアさんは、これからブレザーでいくそうです。

 夏バージョンで、

 あさぎ色にも仕様変更が可能です。

 水色っぽい感じです。

 サフィリアさんも、同様になります。

 ローゼさんは、謎のサマー現象で、

 滞在時間がとても長くなっています。

 サマータイムですね。

 ローゼさんは、裁縫屋さんにミシンを借りて、

 サフィリアさんの夏のブレザーを、

 速攻で仕上げています。

 生地は、最高級のレトレア織物が使われています。

 『神聖 レトレア帝国』産と、

 ラベルに書いてあります。

 そこの皇帝さんと、ヒゲAは仲良しなので、

 生地はけっこうあります。

 淑やかなドレスを仕上げる用の生地を使いました。

 一枚、500億ゴールドですが、

 皇帝さんが、気前よく100枚くらいくれたので、

 在庫は十分です。

 ヒゲの家にあります。

 レアなドラゴンが、

 ごく稀に宝物庫からドロップする生地になります。

 地球時間 72日の 0.01% ドロップです。

ローゼさん「・・・。

      普通に、木綿とか使いたいんですが、

      私を強欲な成金辺りに、

      仕立てたい意図が感じられる気がします。」

 これは、失礼・・・。

 ローゼさんは、

 ハイクオリティー

 夏の 涼やかなイメージの、

 サフィリアさん用 ブレザーを、仕上げた!

ローゼさん「これも修行です・・・、

      私、ふつーに袋売りのかき氷とか、

      食べてますので。

      50円くらいでしたよね?

      今は、レシートが手元にありませんが、

      おやつは、300円ときめております。」


 レオクスさんのお店は、

 レオクスさんの思いとは関係なく、

 拡張されています。

 紅茶とか、ケーキをメインに、

 気軽にくつろげるスペースをイメージして、

 営業しておりますが、

 最近、ざるそばが人気です。

 ざるうどんも加わりました。

 上手くいっていることに変わりはないので、

 製麺所の方にはとても感謝しています。

レオクスさん「忙しくなってきたなぁ・・・。」

 キッチンのスタッフが、

 ためぞうしかいないので、

 抜けられると、とても困ります。

 サフィリアさん、レミーアさんに加え、

 エストさんや、リナさんまでウェイトレスをやっているので、

 オーダーがけっこう、多いです。

ヒゲA「この時期は、

    麺類とか、カレーいいよね。」

ライっちさん「ですよねー。

       バルマードさん、

       レオクスさんを忙しくする、

       天才ですねー。」

 おっさん三人で、

 お食事です。

 花屋のおじさんもいます。

 四角い、テーブルをおじさんが持ってきました。

ジェネシスおじさん「ウチ、

          うどんとか好きだからね。

          そういう感じのテーブルは、

          けっこう、あるんだよ。」

 おろしワサビが結構、盛ってあります。

ヒゲA「誰が、チャレンジ?」

ライっちさん「振ってきましたね?

       これ、使うしかないでしょ。

       乗せなきゃ、ギャルの前で、

       男下げますよ。」

おじさん「私は、余裕だよ。

     いつも使ってるから。」

 おじさんは、けっこう使います。

 自然に食べてます。

 ワナです。

古蔵さん「ウオッ!

     キターー!!」

ネコx2さん「ニャーーーーー!!」

 古蔵さんと、

 ネコさんたちと、

 ネコ船長まで悶えています。

 おいしそうではあります。

ヒゲA「ほら、もっとおろすよ。」

 また山ができました。

古蔵さん「すまん、オレは逃げる!」

ネコx3さん「ニャーーーー!!!」

 ざるぞばの注文が増えました。

レオクスさん「あいよ!」

ためぞう「レオ先生は、えらいなあ・・・。

     古蔵さん、はいおまち。」

 せっかくなので、

 わさびを使ったそばにチャレンジです。

古蔵さん「!?

     ・・・これは、うまいぞ!!

     あとから、来るな。

     だが、うまい!

     茶そばみたいな感じでいいね。

     ウッ・・・。」

 古蔵さんは、幸せそうです。

 ウェイトレスみなさんの昼食は、

 ざるそばと、ざるうどんの付いた、

 おにぎりセットになりました。

レミーアさん「うまいっす!」

エストさん「夏、してるなぁ。」

リナさん「ありがとうございます。」

サフィリアさん「ん、あのブレザーを着ちゃえば、

        この量は、平気だよ・・・ね?」

ネコx2さん「YOU 食べちゃいな YO!」

 おいしく頂きました。


 きょうの放課後は、

 今までとは、少し違って見えます。

 水平線の先は、ハワイがありそうな青です。

 グアムだって、あります。

 わたあめみたいな入道雲。

 お日様の光は、放課後なのにまだ白いです。

 公園には、アイスクリーム屋さんがオープンしています。

 市役所から営業許可が出ています。

 駅前でクレープを売ってた移動販売車なので、

 ためぞうとは、お知り合いです。


・かき氷 七色の味があります。 150円

・ソフトクリーム こちらも七つの味があります。 200円

・クレープ トッピングは自由度高いです。 280円より

・たこ焼き 10分程度の作り置きですが、

      温蔵庫で、ほぼ出来立て気分です。 300円より

 店員さんが一人なので、この仕様が効率がいいです。

 季節に応じて、たこ焼きプレートが主役になります。

 夏でも、たこやきという方のニーズに合わせてみました。

 回転焼き(白あん 黒あん。)もあります。 60円

・ジュースは、ドリンクバーみたいな形式です。 セットもあります。 +100円。


 氷の涼し気な旗が風に揺れています。

 営業を、デパートの田中さんと、

 常連の山田さんが手伝っているようです。

 ためぞうは、いつもの白いベンチに座りました。

 ホーネルたちとの約束で、カード付きお菓子は集めています。

 いつもラムネを買っている、駄菓子屋さんのおばちゃんの、

 お孫さんが、氷菓子を販売しています。

 ためぞうは、たこやきを1パックもらいました。

 付き合いってありがたいですね。

ためぞう「たこやき、うまいな。

     オレは、マヨネーズとかつおぶし、

     けっこう好きなのよ。

     ラムネに合うね。」

 シュワっとのど越しが、結構いいです。

 お菓子のカードは、ノーマルが2枚でしたが、

 ためぞうは、新しいカードに満足です。

 カードをリーダーで読み込むと、

 オリジナルの壁紙がダウンロードできるサービスが、

 ためぞうのお気に入りです。

 フルサイズ JPEG BMP などいろんな形式で、

 何度もダウンロードできます。

 スーパーレア、レジェンドカードは、

 応募券で、限定ポスターがフレーム付きでもらえたりします。

 カードをゲームに使わなくても楽しめる仕様です。

レミーアさん「ども! せんぱいっ。」

 カシスオレンジ味のかき氷を食べているレミーアさんが、

 横に座りました。

 口元が艶めいていて、なんだかいいですね。

 移動販売は好調なようで、お子さんから、

 学生、おじさんまで、いろいろ買ってるみたいです。

レミーアさん「カード、スーパーレア引いたっすよ!」

ためぞう「マジでか!

     いいなあぁ・・・。」

レミーアさん「100個、ウエハース食ったっす。

       抹茶チョコ味が、お気に入りっす。

       カードゲームもやってみて、

       いま、15連勝ですー。

       たまたまですw」

ためぞう「レミーアさん、強いもんね。

     ちょっと見せて。」


 レミーアさんのデッキ。(駒の配置です。)


・ナイト   1 「堅牢なる アルバミオン。」 スーパーレア。

・戦士    1 「狂戦士 ドーガ。」     レア。

・魔法使い  1 「竜泉の レイオルグ。」   スーパーレア。

・ドラグーン 1 「疾風の エミリア。」    レア。

・天使    1 「光輪の マリス。」     レア。


 になります。


ためぞう「おお、

     レアおおいぜ・・・。

     でも、オールラウンドで戦えるなあ。」

レミーアさん「ソロの時は、

       ドラゴン討伐に行ってます。

       強化アイテム欲しくて。」

 レミーアさんは、

 ためぞうのたこ焼きを一個もらいました。

 はふはふ言いながら、食べています。

レミーアさん「出来立てみたいっすね、

       工夫してあるなあ。」

ためぞう「修行かねて、お手伝いしたいんだけど、

     営業初日なんで、

     どのくらいキャパあるか、

     見たいんだって。

     お待たせしたら、悪いからって。

     余裕あったら、たこ焼きも出来たてでいくらしい。

     メニュー多いので、大変だよね。

     夏は、みえない努力で支えられてますねー。」

レミーアさん「勉強になるっす。

       深いっす。

       かき氷、うまいっす。

       食べますか?」

ためぞう「おお、食わせて。」

 スプーンは、レミーアさんのです。

 端から見たら、

 ためぞうは、モテてます。

 この時間なので、

 その光景を、サフィリアさんと、ネコx2さん、

 +ネコ蔵さん、 +ネコリオスさんが、

 見てないわけがありません。

ネコリオスさん「うむ、

        彼女がエリスで、

        ためぞう君が、私なら、

        私は勝者だ。」

ネコ蔵「・・・。

    なぜだ、

    オレは、そーゆー思い出は、

    記憶にございませんがぁ!」

サフィリアさん「か、かき氷、

        買ってきます!!」

ネコx2「ベイビー、

     ホットな、たこ焼きも頼むぜ!

     カツブシ、大盛りで。」

ためぞう「・・・食えねえじゃん!!」


 わやわやと元気に、

 みなさんで仲良くいろいろ食べました。

 おやつ的な買い食いとか、

 ちょっとした、自分へのご褒美みたいで、

 いいですね。

 アイスも食べたいけど、

 ケーキも、食べたい。

 でも、予算でいっこ。

 そういう嬉しいなやみというのは、

 もしかしたら、大切なことかも、

 知れませんよね。


 ためぞうは、このあと、

 まっすぐリナさんのいるゲームセンターには向かわず、

 寄り道をしていました。

 町内マップ完成という目的を、

 すっかり忘れ気味だった ためぞうは、

 町内を散策しています。

 早くゲーセンについても、今日はおやつ代に、

 ちょっと予算がかかってしまったので、

 見学になってしまいます。

 それも悪くないのですが、

 なんとなく、

 七月の風に当たってみたくなったのです。


 そういう想いになったのは、

 ためぞうだけではなかったようで、

 ちいさな空き地に、一人の少女が座っていました。

 アリス生徒会長さんです。

会長さん「こんにちは、ためぞうさん。」

 そこは少し寂しい感じのする場所で、

 ちょっとした資材置き場に使われていますが、

 木製の古いベンチがあります。

 会長さんは、そこに座っています。

ためぞう「こんにちはっす。」

 ためぞうは、会長さんの横に座りました。

 いつ見ても、会長さんは綺麗です。

 ほんのり赤みをさした日差しが、

 会長さんを照らします。

ためぞう「めずらしいというか、

     こういう場所で会うとも思いませんでした。

     なんとなく座っちゃったけど、

     よかったですか?」

会長さん「その方が嬉しいです。

     私の横に、こうやっていてくれる人は、

     ためぞうさんくらいですので。」

 可憐で、儚い感じの会長さんが、

 にっこりとしています。

 ためぞうは、持ち帰りのクレープをここで空けちゃいます。

 エリス姉さんには、また買っていこうと思います。

会長さん「いいんですか、?」

ためぞう「遠慮なさらず、どうぞっす。

     自分さっき食べ過ぎて。」

 バニラのクレープです。

 会長さんはお礼を言って、包みを開けて、

 一口、食べます。

会長さん「おいしいですね。

     いいですね、こうやって放課後を過ごすというのも。

     場所が、もうちょっと明るい場所がよかったですね。」

 会長さんがいるだけで、

 景色など どうでもよく思えてしまいます。

 華やかというより、可愛らしい感じです。

会長さん「ためぞうさんは、これから忙しいのですよね。」

ためぞう「うんと、

     ゲームセンター行って、姉の夕飯の支度です。

     とくに忙しくはないんですが、

     なんとなくパターンになってます。」

 会長さんは、軽く頷きます。

 その変わらない事が いいことのように思えたからです。

会長さん「クレープありがとうございます。

     こういうのもいいですね。

     今日は、得をした気分です。」

 会長さんは、

 あまり雰囲気を変えるような方ではありませんが、

 隙を見せたように、微笑む姿は、

 なんとも言葉では語れません。

 ドキっとしてしまったり、

 ハッ、と言葉を失う感じでしょうか。

 それを、

 あえて言葉にするなら、


   『あたたかな 気持ち。』


 のようです。

 その光景を見た瞬間に感じる何かを、

 説明するのは難しいことのようにも思えます。

 ためぞうは、良い気分でした。

 ささやかですが、いい事をしたような感じです。

 アリス会長さんは、スッと立ち上がります。

 クレープはもう少し残っていますが、大事に持っています。


会長さん「また、お話ししてくださいね。」


 こうして、ためぞうのその日は、

 心地よい感じで過ぎていきました。


 お話は、

 次の話へと続きます。

第二十五話 「レジャー王(仮)」

2014年06月28日 11時15分59秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞう王の冒険譚 第二十五話。


   「決戦 グランドクロス。」


ためぞう「・・・。

     牛乳配達、行っていいすか?」

 ためぞうは、妙なサブタイトルから、

 離れようとしています。

 早朝です、

 新聞がまだ届いてないくらいの時刻です。

ためぞう「レジャー、しないの?

     行く場所、そこじゃないよね。

     土曜日も、午前中は授業あるんで、

     勉強したいな。」

 ためぞうは、牛乳配達を始めました。

 順調に配達しています。

 と、坂の向こうから、

 アリス生徒会長さんが、やってきました。

会長さん「おはようございます、

     ためぞうさん。」

ためぞう「おぉ・・・。

     助けてください!

     レジャー行きたいんですよ。

     サブタイトルが違うんですよ。」

 アリス会長さんは、

 朝から、まるで神話の中の女神のように、

 美しい姿で立っています。

 学園のブレザー姿です。

 朝日の光さえ、煌きに変えています。

 言葉を失う光景です。

会長さん「あら、確かに、

     間違えていますね。

     シオンの留学先から、

     結構、こちらに来てしまっているので、

     あちらが手薄なのは、

     事実ですが、

     その気になれば、

     ワタクシ一人で、あちらの平和は守りますので、

     ご安心ください。」

ためぞう「すげー。」

 サブタイトルが、

  『レジャー王(仮)』に戻りました。

会長さん「レジャーですか?」

 アリス会長さんは、牛乳配達を手伝っています。

 会長さんは、学園の理事長も兼ねているので、

 適度に、威厳のようなものが求められています。

 本当は、甘い物が好きな、

 女の子さんです。

 綺麗です、横にいるだけで、

 世界の景色が違って見えるくらいの、

 美少女ランキング一位の女の子さんです。

ためぞう「緊張してすいません。」

 早朝なので、ひと気は少ないです。

 日々、ランニングを欠かさない、

 ジェネシスおじさんくらいには会います。

 ユッキーさんは、

 エリス姉さんと一緒にまだ夢の中です。

会長さん「ためぞうさんは、いいですね。」

ためぞう「え、えーーー!」

会長さん「正直なところと、優しいところと、

     逃げないところと、

     がんばっている姿が微笑ましいです。」

 会長さんは、微笑んでいます。

 偽りのない、最高の笑みです。

 ためぞうは、見とれています。

会長さん「妹のアリサや、彩、シノ、

     セラさんたちなど、

     ためぞうさんなら、

     きっと良い思い出を作ってくれるでしょう。」

ためぞう「そ、そうでありますか。」

会長さん「いつか・・・。

     これは、希望なのですが、

     私も会長ではなくなった時に、

     遊んでくださいね。

     これでも、結構、

     周りが羨ましいのです。

     もちろん、今に満足はしていますが、

     その時が来たら、

     よろしくお願いします。」

 アリス会長さんは、

 とってもいい人です。

 ただ、役割が彼女を相当、縛り付けています。

 自分の意思に反することでも、

 規律を守るために、やる人です。

 その表情が、すこし寂しげにも映ります。

 ためぞうは、

 不思議な気持ちになりました。

  『この人を繋ぎとめる、

    重たい鎖を、

     いつの日か外してあげたい。』

 言葉にするのは、難しいですが、

 そういう気持ちになりました。

 ためぞうは、考えます。

 小さなことなら、してあげれるんじゃないかと。

ためぞう「もしよかったら、

     バーベキューしましょうよ。

     ノルン姐さんや、レオクス先生が、

     準備してくれています。」

会長さん「いいんですか?」

ためぞう「自分に出来ることは、少ないっすけど、

     これしか思いつかなくて。」

会長さん「・・・うれしいです。」

 その控えめな笑顔の奥に、暖かい気持ちが流れ込みました。

 立場を気にしていている会長さんが、

 ためぞうには、放ってはおけない感じします。

 無力は感じていますが、目標は出来ました。

 この人に、心から笑顔になってほしいという願いです。

ためぞう「手伝ってもらって、ありがとうございます。」

会長さん「いえ、とてもいい気分です。」

 二人は、新鮮牛乳を座って飲みました。

会長さん「この味は、忘れないと思います。」

ためぞう「いつでも、持って行きます!」

会長さん「ふふふ・・・好きになりそうです。」

ためぞう「え!?」

レーナさん「ぎゅーにゅー、下さい!」

 突然、この人は現れます。

ためぞう「ど、どうぞ!」

レーナさん「ごくごく・・・。

      プハー!

      うまい!!」

ためぞう「レーナさんも、今度、

     バーベキューやるんで、良かったら。」

レーナさん「行きます。」

 三人は、仲良くお話ししながら、

 牛乳配達の仕事をやり遂げました。

 そこで、亀吉さん家に着きます。

亀吉さん「ためぞーくん、やるたいね!

     ギャルば、両手に花じゃなかね。

     えらい!」

 レーナさんは、

 亀吉さんが用意したお茶受けのお菓子を、

 もりもり食べています。

 会長さんは、亀吉さんとの話しに花が咲いているようです。

亀吉さん「ためぞう君、

     レジャー、がんばらんと、いかんねー!

     サマーは、レジャーの季節たい。

     船ば出すけん、プライベートビーチとか、

     使わんね。」

ためぞう「島、もってるんだ・・・。」

亀吉さん「釣りでも、サーフィンでも、

     ウチの職場のもんが楽しめるように、

     保養所みたいなヤツやね。

     砂浜のビーチもあるよー。」

ためぞう「やっぱ、頼りになるですよ!」

亀吉さん「レジャー王ば、目指さなあかんとよ。

     応援するばい!

     オイも、行くけどね。」

ためぞう「気合い入れます!!」

 アリス会長さんは、

 とてもいい顔をしていました。

 ためぞうは、やる気になりました。

セリカさん < 「待ったよ!

         テレビ見ながら、待ったよ。」

> ためぞう「おう、まかせろよ。」


セリカさん < 「ビーチもよろw」

> ためぞう「気にするな、来いよ。」

セリカさん < 「ためぞうを、

         四天王にしたのは大当たりだったね。

         さすが、私。」

セリカさん < 「やきそば、希望。」

> ためぞう「あ、持っていくよ。」

セリカさん < 「マイオスト、いなくなったし、

         四天王、一人見つけといてね。」

> ためぞう「まずは、夏だ!」

セリカさん < 「ごもっとも!

         それじゃねー。

         ラジオ体操行って来る。

         ああ、その時あうね。」

> ためぞう「うん、またな。」


 ためぞうは、

 会長さんと、レーナさんと、

 三人で、ラジオ体操に行って、

 ハンコもらいました。


 ためぞうは、長崎ドラゴン魚市場に着きました。

レミーアさん「おはよっす、せんぱい。」

 最初に、レミーアさんと会いました。

 みなさん、出荷と朝市で結構いそがしそうですが、

 レミーアさんは、かなり仕事が早いので、

 ためぞうを手伝っています。

ためぞう「ありがとっす。

     んと、この前、バーベキューとか、

     ビーチとかの話してたのを、

     そろそろやってみようかとも思うんだけど。」

レミーアさん「おー、

       いいですね。」

ためぞう「ちょっと、麦茶飲むね。」

 やかんには、麦茶が冷やしてあります。

 コップを抜ける琥珀色がいいですね。

 プラカップに入れた麦茶を、

 レミーアさんに渡します。

レミーアさん「暑くなってきたっすもんね、

       季節感じちゃいます。」

 二人でちょっと休憩していると、

 リシアさんがやって来ました。

ためぞう「おお、これはどうも。」

レミーアさん「おはようございますー。」

リシアさん「どもです。

      レミーアさんの麦茶のんでる姿が、

      なんだか可愛くて。

レミーアさん「ほ、褒めても何も出ないっすよ。

       ・・・麦茶は、出せます。」

リシアさん「いただきますー。」

 リシアさんは、黒髪の華奢な女の子です。

 お人形さんみたいに、可愛らしいです。

 端正な顔立ちで、

 会長さんの傍にいても、

 違和感がない乙女さんです。

レミーアさん(リシアさんも、

       十分に天然素質をお持ちなので、

       すぐにライバルということはないのですが、

       自分から見ても、可愛いっす。

       手ごわいですねー。)

リシアさん「麦茶、おいしいです。」

 この季節の麦茶の引力は、

 なかなかのものです。

 七月へのカウントダウンが始まっていますので、

 夏っぽいことを 梅雨の間でも先取りしたいという、

 そんな気にさせられる一杯です。

 最近は、梅雨の晴れ間も多いようで、

 気温も結構、あがっていますね。

 やかんはいくつかありますので、

 まだ、たくさん麦茶はあります。

 スイカとか、打ち水で冷やしたいですね。

ノルン姐「一杯もらうぞー。」

 ノルン姐さんは、腰に手をあてて、

 ゴクゴクのんでます。

ノルン姐「では、本題にいこう。

     夏イベントの相談だろ?

     私も、いい目みたいんだよね。

     まずは、バーベキューの方?」

ためぞう「そそ、

     だけどやったことないんで、

     どーすればいいかなって。」

ノルン姐「場所とか指定ないよな。

     行きたいとこあったら、それでいいんだけど、

     ここ使っていいよ。

     レオクスさんと、ヒゲがうまくやってくれるんじゃね?

     ヒゲは、慣れてそう。」

ためぞう「ヒゲ・・・。

     出来る、ヒゲだなあ。」

 そのデキるヒゲは、

 朝市にお買い物に来ています。

 ノルン姐さんに呼ばれます。

ヒゲA「そうだねー。

    雰囲気とか、そこまでこだわらないなら、

    道具があるぶん、楽に出来るよ。

    グリルと、鉄板あるから、

    いろいろいけるね。」

ノルン姐「ヒゲは、やるな。」

 ヒゲAがくる時は、

 だいたい何処かに、ローゼさんがいます。

 内職の造花作りの手を止めてでも、

 価値のある事なので。

 今日は、ハインさんも付いて来ています。

ハインさん「よう、バルマードの大将!

      元気っぽいな。」

ヒゲA「ハインさんは、元気でいいね。

    ノルンさん、エリスさん、ハインさん、

    キャラ被ってるけど、

    元気な事は良いことですな。」

ノルン姐「!?」

ハインさん「うぉう、朝からストレート来たぜ!」


 ・ノルンさん  = 今年も変わらないでしょう。

 ・ハインさん  = 今年も変わらなそうですね。

 ・エリスさん  = 波に乗っています。


ハインさん「か、解説されてる!?

      いかん、

      姐御キャラでは、

      エリスはつええ。

      ノルンさんもそう思うだろ。」

ノルン姐「エリスのことは、好きだが、

     負けたくないとこだよね、そこ。

     ま、前が見えねえ・・・。

     エリスの背中を追ってる気分だな!

     うにゃん。」

 ヒゲAは、思った以上の反響を気にして、

 こう言います。

ヒゲA「まだ、始まる前かそんなんじゃ、

    ダメだよ。

    どっちも美人だし、

    エリス君を意識しないほうが、

    エンジョイ出来そうなんだけど。」

ノルン姐「ハッ!

     いい事きいた。」

ハインさん「無駄に、ヒゲじゃないのな。

      心が、少し晴れ間だよ。

      私は、お魚さん買うぞ。

      イベントは、さそってねー。」

 ハインさんは、

 薔薇のほのかにいい香りのする 売り子さんから、

 お魚を買いました。

 サービスで、カマボコもらいました。

 麦茶会議は、

 レオクスさんがやって来たので、一気に進展します。

レオクスさん「未熟ですが、

       そっちの勉強してました。

       まず、ここで慣れて、

       何度かやるうちに、

       いろんなとこで、出来るように、

       なるかと思います。」

 複数回やるという発想が、素晴らしいです。

 ためぞうたちは、

 そりゃ、何回でも行きたいですよ。と、

 目からうろこです。

 レオクスさんは、ちょっとだけ、

 そわそわしてます。

ノルン姐「あー、エリス、事務所でサーモン食ってるよ。」

レオクスさん「むは! ・・・どうも。」

ノルン姐「レオクスさんも、

     食べてきなよ。

     こっち。」

レオクスさん「お世話になります!」

 二人は、そっちに行きました。

ためぞう「慣れてから、レジャーじゃないと、

     結構、忘れてることあるよね。

     道具とか。

     そういう方向でいいかな?」

レミーアさん「バッチリです!」

リシアさん「初めてです、そういう事。

      楽しみですー。」

 と、リシアさんのスマホに着信です。

 メールですね。

  『ギャラクティカ ギルティー エキストラ

   サイクロン ジェット ブレイカー』さんからです。

リシアさん「長いですね・・・。」


   本文 「何度もいけるのー!?」


リシアさん「ためぞうさんに、

      伝言みたいですね。」

ためぞう「・・・。

     ご迷惑、おかけしております。」

 そこにサフィリアさんがやって来たので、

 簡単に、説明しました。

サフィリアさん「おーーー。

        素晴らしいです。」

ネコx4さん「イッツ ア クール!」

ためぞう「ネコさん、増えましたね・・・。」

 そこに、

 港に寄航している漁船の船長さんが、やって来ました。

ネコ船長「ネコ x5 にしてもらっていいですか?」

新人の鈴木さん「お願いします、

        船長、いいネコにしてますから。」

ためぞう「いや、べつに、

     いいんじゃないの?」

鈴木さん「ありがとうございますー!」

 鈴木さんは、事務所の方に戻っていきました。

ためぞう「可愛い方、増えてらっしゃのですね。

     あんちゃんたちが、

     頑張ってるわけだ。」

ためぞう「オレ、

     がんばります!」


  ◇ レジャー王(仮 その2)に続きます。

セリス ver 1.01

2014年06月25日 16時47分40秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


 セリス。

 (セバリオス法王国

  女教皇 「アセリエス」の

  第三の人格。)


 セントクラウス学園の職員さん。

 用務員さんの一人(代理)でもあります。

 きちんと仕事の出来る方なので、

 生徒会長さん(理事長。)の印象もとても良いです。


・どちらかというと、

 ためぞうの冒険 の彼女は、いい人です。

・周りが勝手に誤解しているだけで、

 話すと、面白い人です。

・エリナ先生と同級生という設定になります。

 19才です。

・数字に強い人で、

 会計は正確です。

 普段は、かなり適当にしてます。

・礼儀正しいです。

・昔は、目立たない子でしたが、

 努力を重ねて、一目置かれています。

 がんばり屋さんです。

・女帝セラが、世界で最も強いと評する、

 彼女の実弟

 『セバリオス神』を、

 手玉に取っています。

 ↑ こういう事をたまにやる人なので、

   誤解されています。

・スタイルは、素晴らしいです。

 女子力が、ものすごく高いです。


戦士LV ありません。

知力   98+ (100に近いです。)


セリスさん「エリス様が

      幸せなら

      うれしいです!」


 ためぞう君にとって、

 大きな味方になる可能性が高い人です。

 彼の、正直な所が素敵だと思っています。

 人の長所を、伸ばすことが、

 自然と出来る人です。

 主神セバリオスさんも、

 バンバン、神格を上げています。

 セバリオスさんは、

 戦士LV 600に到達していますが、

 それを隠すよう、

 アセリエスさんから、助言を受けています。

  「全てを望むより、

   もっと欲しい何かがあるハズです。

   守る力は、

   よいカードにしておくべきだと、

   思います。」

 エリスねーさんのことを言っています。

 セバリオスさんは、優れた能力。

  「最大限界」により、

 最高の力を常時発動できます。

 セバリオスさん「この世界と、

         愛しい人を天秤にかける問いなど、

         無意味だ。

         そなたを、選んだ我が目に、

         微塵の曇りもない。」

 セバリオスさんは、自信家さんです。

 エリスねーさんは、そこを直してほしいと思っていますが、

 同時に強みでもあるので、

 てきとうな距離で付き合ってます。

 友達レベルです。

 ローゼさんは、

 セリスさんに、

 一歩どころじゃないリードを、

 奪われています。


 ローゼさん「ためぞーさん、

       がんばって下さいね!」


 ◇ 追記。

   DF1~5までのセヴァリオスと、

   セカンドからの、セバリオスは、

   別人になります。


   黄昏の女帝 セラの実弟です。

   彼女、セラは、

   来るべき最期の戦い

   『ラグナロク』

    に備えて、

   『セバリオス』を、最強へと、

    導いています。


   セバリオスの持つ神剣『ラグナロク』が、

   さらに先の未来を開く、キーになっています。

   未来を司る女神である『エリス』が、

   セバリオスに付いているのは、

   彼こそが、未来そのものだからです。


   セバリオスの現時点の強さ。


   戦士LV 600  第三の、限界到達者。

   戦士能力 『最大限界』

        あらゆる戦いで、その力は最高値が発揮されます。


 以下の追記は、読み飛ばしてください^^:

 資料になります。


    ◇ 第四世代。

      ここが、本編で語られる予定はないのですが、

      現在のルシファー級の1000倍の力を持つ、

      オーディン級の時代です。

      ルシファー 09は、

      開始時点の100倍の性能を誇っていますので、

      1000 ルシファー単位に達した時点で、

      1 オーディン級に、昇格します。


    ◇ 第五世代。

      最終局面になります。

      神々の黄昏の訪れです。


    ◇ 第六世代。

      この段階で、

      サーヴァ計画は完成します。

第二十四話 VII 「メロンデー。」 Bパート。

2014年06月24日 09時09分17秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞう、メロンの夏。

第二十四話 VII Bパート。


  「メロンデー。」


 あらすじ。

 みかんのあとに、

 メロンの日がやってきて、

 ためぞうは、久しぶりにメロンをいただきました。

 メロンの国で、英雄として帰還した、

 ためぞうの、

 学園生活は、もう一人だけのものではないのです。

 メロンのものと言っても過言ではありません。

ためぞう「おはようございます。

     まだ、ホームルームが終わったくらいです。」

 廊下のある鏡に、メロンのプリントシャツを着た、

 ためぞーが映っています。

 メロンが二個に増えています。

ためぞう「どうぇーい!

     私は、この程度で動じるほど、

     堕落した日々を送ってきたワケではない。

     一度だけ、

     そのチャンス、まだ忘れたわけでない。

     ゆだんは、いけません。

     ちゃんとお勉強もがんばります。

     苦手ですが、

     吹き矢の古蔵さんが、反面教師となって、

     励む意味を感じましたので。

     話題づくりに、いい講義は参加したいですネ。」

 ためぞうは、一時限目の講義に向かいました。

 基本、自由参加ですが、わりと盛況です。

 スーパーの特売のそれと、

 変わらないかんじですね。

レミーアさん「ちっす!

       メロン王、ためぞうせんぱい。」

ためぞう「・・・おはよう。

     あえて、聞くのはやめよう。

     講義、空いてそう?」

レミーアさん「北欧系、美人教師エリナ先生の、

       ワールド ワイド 国語授業は、

       人気高いっすね。

       無理みたいなんで、

       二人で、お茶でもしませんか?」

 ためぞうは、

 ついに美少女から、お茶に誘われるレベルに

 立ち入ったようです。

 友達感覚ですが、

 大事な一歩といえるでしょう。

ためぞう「いやー、うれしいよ。

     二時限目まで、お茶飲もう。」

 そこに、エリナ先生がやってきました。

エリナ先生「一番手前の席が空いておりますが、

      もしよかったら。」

 特等席です。

 VIP待遇ですね、

 そこは普段、生徒会長さん達がいます。

 座るのに、とても覚悟のいる場所です。

 ヘタに座れば、己の無力さを極限まで思い知らされる、

 平均点600点のエリアです。(100点満点を越えています。)

 ためぞうは、レミーアさんと一緒に席に着きました。

アリサ副会長さん「ども、ためぞうさん。」

サフィリア副会長さん「あ、レミーアさんもどうも。」

書記の彩君「よろしくおねがいします。

      この前のたこ焼き美味しかったですね。」

書記の司乃さん「シノです。彩の妹です。

        よろしくおねがいします。」

メンバーのセラさん「初めまして、セラです。

          弟の、セバリオスがお世話になってます。」

ためぞう「・・・。

     天下、取れますね。」

レミーアさん「いちおう、自分もメンバーっす。」

 大人の魅力満載の、

 黄昏の女帝セラさんは、

 これまた壮絶に美しい女性です。

 オリエンタルな雰囲気と、

 綺麗な長い髪の女性で、

 その髪の色は、形容しがたいほど様々な光を流しています。

 夕焼けのあの落ち着く感じのオレンジ色です。

 一方、

 シノさんは、

 和製美少女のトップクラスといった感じです。

 可憐です、彩君と変わらない美しさで、

 女性としての華の分だけ、リードしてる感じです。

ためぞう「・・・。

     いっきに、ナウな方が

     登場されておりますが、

     既存の女子さんは、大丈夫ですか?」


・レミーアさん「正直、争奪戦勝てなんで、

        でも、メロン王はあきらめませんよ。」

・サフィリアさん「みかん、エナジーーー!

         ・・・お恥ずかしい。

         でも、おいしいですー。」

・エストさん「視点が違うからね。

       彩君とか、いいね。」

・ハイン師匠「ども、最近、ちょっと変なんです。

       何か、どーでもいい事を忘れて、

       ためぞうの事が、気になってます。」

       ハインさんは、グラビアモデルの表紙級の美女です。

・リンカさん「ユッキーさんが、手ごわいですね。

       バルマード様(ヒゲA)に興味を持たないよう、

       ローゼ姫様とがんばりたいと思います。

       ためぞうさんも気をつけてネ。

       バルマード様、

       真の姿になると、英雄王クラスの

       すごい美少年さんです。

       好感度、気をつけてくださいね。」

・セリカさん「え? わたし。

       別に、夏とか、エアコン効いた部屋で、

       テレビとゲームなんで、

       時々、何かに誘ってもらえば、

       問題ないっす。

       これでも、大天使なので、

       夏は何度もトライできるんですw

       あ、バーベ・・・。」

       スマホが圏外に入ったようですね。

・ゲームセンターのバイトの子

      「オーナーの知り合いだったんですね!

       亀吉会長は、私の遠い親戚なので、

       ためぞう君、いいよって言われました。

       あ、自己紹介ですが、

       『吉川 莉奈(りな)』です。

       リナって呼んでください。

       中国 毛利家の吉川大将の姪です。

       リンカさん、ゆきはなさん、

       サフィリアさんに比べると、

       地味なんですが、

       よろしくおねがいします。^^」

       私服時は、素敵な令嬢さんです。

       相当な、美少女ですョ。

ためぞう「おお・・・攻略リストが、増えてる。」

エリナ先生「メロンとみかんの力です。

      どちらも、素晴らしいと思います。」

 エリナ先生は、

 かき氷 メロン味を食べています。

 講義室は、人が多いので、

 ちょっとあついです。

 エリナ先生は、冷房の設定温度をエコモードにして、

 クールビズです。

 うちわと、かき氷で涼んでの講義です。

 北国の方なので、日本の夏は大変だろうなと、

 みなさん納得ですが、

 エリナ先生は、在日けっこー長いので、

 普通に、食べてるだけです。

 夏の暑さ、乗りこなしてます。

エストさん「学べ、わたし!」

 生徒会長さん一派の席に座ったためぞうは、

 端から見たら、王です。

 なんの王かはわかりませんが、

 メロンの二個プリントされたTシャツが目立っています。

 現役の天使さんや、神の如き覇王さんたちの、

 その特等席にためぞうがいます。

 アリス会長さんの席ですが、

 甘くていい香りがします。

アリサさん「あー、姉に気など使わず、

      じゃんじゃん使ってください。

      メロン好きですから、

      ウチの姉。

      甘い物に心を奪われやすい人なので、

      姉の席は、割とそういう香りがしたりします。」

 エリナ先生の授業は、

 国語なのかどうかよくわからない、

 授業内容です。

エリナ先生「いいですか?

      クール = この場合、カッコイイね! になります。

      ホット = テンションが高い様子です。

      ナウい = ナウですね。

      ヤング = そういうやきそばも、ありますね。

      コーク = コーラです。

            ポテトチップとか、ポップコーンを揃えて、

            レンタルビデオでも、

            テレビの映画でも、

            気分は、3Dになりましょう。

      ツイスト = コーラを持って、

             炭酸を振らないように、

             キメましょう。

             70年代でしたっけ?

             エクササイズには、よいですね。

      ラジカセ = 人に迷惑にならない場所で、

             肩にからって、音になります。

      サングラス = 西部の警察の支給品です。

              買ったものでも、よいと思います。

              UVカットに効果的ですね。

              サングラスを付けた状態での、

              日光浴には、気を付けてくださいね。

              釣り人さんたちは、プロなので。

              パンダさんみたいになりますね。


 こういう国語です。

 正規の授業は、壮絶に難解な問題を出してくる人ですが、

 サービス問題に、こういうのが出てきますので、

 ○ × 形式での赤点救済措置として、

 みなさん、熱心に聞き入っています。

 他の問題は、強力に難しいので、40点の方は多めです。

 ライっちさんの授業で、

 97点の答えを知ることが出来るのですが、

 エリナ先生は、時々、

 ライっちさんの計略を看破してくるので、

 どちらの講義も受けておいた方が安全です。


  国語 テスト問題 例題 (仮)


・次の遺跡の碑文から、

 古代の言葉を、

 音と図で解析し、

 独自の解釈で、

 秘められた遺産のメッセージを、

 日本語、ひらがな 三文字で答えなさい。


 見たこともないような遺産が出てきます。

 現物を先生は持ってきます。

 こういう問題で 5点くらいなので、

 ナウとか、ヤングとか覚えてた方が、

 よりテスト向きです。

 ライっちさんは、そのひらがな 三文字を、

 そのまま、教えてくれます。

 例 答え 「めろん」

 これで、正解になります。

エリナ先生「先生は、国語の勉強を無理に押し付けるつもりはありません。

      本来、その国の言葉や文化というものは、

      触れることによって、身についていくようなものだと、

      感じています。

      いくらよい点数を、私の稚拙な問題でとっても、

      近所の方と、もしくは初めての方でも、

      にこやかにお話し出来たほうが素敵だと思います。

      学ぶことは大切です。

      大事なのは、知っているからといって、

      それを鼻にかけない事です。

      知っていると、使えるには、

      とても大きな違いがあります。

      たとえば、外国の言葉を知っているからといって、

      使いこなせるというのは、また別になりますね。

      たくさんの失敗が、上達させる道だと感じたりもしますので、

      点数など気にせずに、好きになることから始めてください。

      好きこそものの上手なれ、でしょうか。

      国の言葉というものは、

      その国を愛していれば、身に付きますよ。」

ためぞう「いい事、いってる気がする。

     点呼の時と、大違いですね。」

エリナ先生「山本 メロン王 貯蔵君。」

ためぞう「は、はい!」

 ためぞうは、起立してしまいました。

エリナ先生「先生は、メロンが大好きです。

      フルーツなんでも好きです。

      アイスクリームも好きですよ。

      メロン王には、期待しております。」

ためぞう「お任せくだされぃ!」

エリナ先生「めろんー、りんごー、

      みかんー、すいかー、

      なしー、ぶどうー、

      チェリー、パイナップルー

      素敵な言葉ですね。」

 ためぞうの欲しいものリストに、

 新鮮くだものが追加されました。

エリナ先生「テストは期待しておいて下さい。

      ためぞう君が書いた答えを、

      正解として採用します。

      みなさんは、ためぞう君と、

      同じ答えを書いて下さいね。

      ためぞう君が、100点ですから。」

ためぞう「ぬおぅ・・・。」

 ためぞうは、

 テスト王(国語)になりました。

 今回限定ではありますが。

レミーアさん「教えてw」

サフィリアさん「ん、聞いておかなければ赤点取っちゃいますね。」

 講義室の生徒さんは、ためぞうを注目しています。

ためぞう「オレは、全部 ○ を付ける!!

     それでいいだろー。」

 テスト、全員 100点でした。


 ためぞうは、午前中の授業を終えて、

 レオクスさんのお店にいます。

 お手伝いさんが増えています。

 レミーアさん、サフィリアさん、

 ユッキーさん、エストさん、

 ゲームセンターのリナさん。

 可愛い子がいっぱいです。

ためぞう「お、オレの仕事がぁ・・・。」

 レオクスさんは、裁縫も得意なので、

 白のエプロンドレスを作ってくれています。

 エストさんも姫に見えてしまう、

 レース編みの素晴らしいエプロンです。

 ウェイトレスさんには、

 洗い代え用に、二着プレゼントされます。

 お店の華やかさが格段に上がっています。

 レオクスさんは、キッチンで忙しそうです。

 ためぞうは、そのお手伝いをすることにしました。

 接客は、彼女たちに任せておいた方が、

 お客さんも嬉しいかと思います。

ライっちさん「気分は、メイド喫茶ですか?」

ヒゲA「フレッシュだね。

    今日は、ざるそば食べようよ。

    ためぞう君!

    ざるそば、二つー。」

ためぞう「おう!

     ありがとうございます。」

ライっちさん「いいですな、ざるそば。

       すいませーん。」

 ウェイトレスのレミーアさんがやって来ました。

 まさに、お姫様です。

ライっちさん「小倉パンケーキもおねがいね。」

レミーアさん「かしこまりました。」

 振る舞いも、上品なようです。

 レミーアさんが、一番似合っているかも知れません。

 ためぞうは、そばうちを始めました。

 慣れた感じで、生地を棒で均等に伸ばして、

 等間隔でカットして、お湯に入れます。

 盛り付けて完成です。

 ためぞうは、十割りのそばも打てます。

 亀吉さんに、教わりました。

 今回は、そば粉8:小麦粉2で作っています。

 和の夏です。

リナさん「うまそーですね。」

エストさん「すげー。」

ためぞう「ヒゲテーブルに、お願いね。

     そば、いつでも作るよ。

     製麺所を、亀吉さんが経営してるから、

     わけてもらってます。」

サフィリアさん「私も・・・w」

ネコx2さん「ニャーーー!」

レミーアさん「いただきたいっす!」

 ヒゲたちは、そばを食べます。

ライっちさん「ワサビ、キタッ!

       うまいっすねー。」

ヒゲA「ためぞう君の十割りのそばは、

    かなり本格的だよ。

    そば、おいしいね。

    そーめんもいいね。」

ライっちさん「男も、こういうの作れたら、

     カッコいいすね。」

ヒゲA「まさに、レオクス君のようだね。」

ライっちさん「イケメン要素だけじゃないのが、

     いいですな。

     料理は、スキルですよねー。」

ヒゲA「ウチ、おいでよ。

    キッチン、けっこういいよ。

    学園の敷地内に、家あるから。」

ライっちさん「おじゃまします。」

 ヒゲテーブルの光景で、

 オーダーが、そばとそーめんに、

 変わり始めました。

 そば粉とそうめんの在庫は、十分です。

 レオクスさんは、どちらも達人なので、

 ためぞうと一緒に作りました。

 ついでに、お手伝いのみなさんの昼食にもなりました。

レオクスさん「さすが、ためぞう君。

       いい製麺所を知っているんだね。」

ためぞう「亀吉さんが、麺類好きなんで。

     たまに、一緒にそば打ちいってます。」

レオクスさん「いいねー。

       私も今度、行かせてもらえないかな。」

ためぞう「一緒、行きましょう。

     奥が深くて、面白いです。」

レオクスさん「・・・エリスさんは、そば好き?」

ためぞう「めちゃ、食いますよ。

     麺類、好きですね。」

レオクスさん「忙しくなるなー、気合い入るなー。

       ベストを尽くそう!!」

 ネコx2さんは、

 ワサビに悶えています。

 さらにワサビを入れて、限界に挑戦です。

ネコx3さん「ニャーーーーーァ!!」

 悶えていますが、幸せそうです。

 ネコ蔵さんも、悶えています。

ネコ蔵さん「どうも、ネコ蔵です。

      ズコンときて、いいですね!

      ワサビ、大好きです。

      ウオァ! でも、うめー。」

 こうしてにぎやかに、

 お昼休みは過ぎていきました。


 午後の授業を終え、

 放課後になります。

 ためぞうは、陸上部のみなさんに呼ばれ、

 いい汗、流していました。

 トラックで感じる風は、

 走り終えたあとに優しく感じたりします。

 タオルとか、部員の子が持ってきてくれます。

ためぞう「ありがとうっす。」

女子部員「ためぞうさんの、スタートは

     すごく速くて参考になります。」

 ためぞうは、陸上部のみなさんと、

 雑談しながらスポーツドリンクを頂いて、

 熱中症対策してます。

 失われたミネラルと電解質が、

 さわやかなのど越しでチャージされます。

 ためぞうは、レオクスさんとこで試作した、

 メロンアイスを持ってきました。

女子部員さん「おいしい・・・。

       口どけがいいです。

       香りもいいです。

       これ、ためぞうさんが、

       ホントに作ったの?」

ためぞう「メロンの果汁と、

     適度に空気が混ざるようにして、

     カップで冷やしたヤツです。

     手作り感は丸出しですが。」

他の部員さん「ありがとうございます!

       これ、おいしいですよ!」

ためぞう「また、別のにもチャレンジすると思うので、

     よかったら、お願いします。」

女子部員さん「それは、楽しみですー。」

 陸上部の女子さんたちの、好感度が 10 上がりました。

 ためぞうは、レオクスさんの影響で、

 そういう気配りが出来るようになっています。

 ためぞうは、お菓子作りが楽しくなっていました。


 ためぞうは、この後、

 公園の近くにある駄菓子屋さんで、

 ビンのラムネと、カード付きのお菓子を2個買います。

 カードは、ノーマルカードでしたが、

 持っていないのが出ると、ちょっと嬉しいです。

 けっこう、同じものを引いたりしますので。

ホーネル「やあ!

     感心だね。」

 ためぞうの白いベンチにホーネルが座ります。

 時刻は、三時半~四時の間で、

 まだお日様の位置は高いです。

ためぞう「オレ、集めるのが趣味なんで、

     ノーマルでも結構嬉しいよ。」

ホーネル「そうだよねー。

     初心は大事なんだよねー。

     レアなものに、目を奪われまくりな僕だけど、

     ノーマルカードも、イラスト綺麗でいいよね。」

ためぞう「そそ、

     イラストレーターさんのこだわりを感じるのよ。

     でも、めずらしいね、ホーネル。

     何かあったの?」

ホーネル「いや、ライっちさんと遊ぶようになって、

     この辺、たまに来るんだ。

     セリカ様も、マベル乗っ取って、

     遊びに来てるみたいなので。」

 セリカさんは、眠り姫なので、

 うろうろしたいときは、マベルさんに乗り移っています。

 見た目は、セリカさんと変わらないです。

 マベルさんは、セリカさんの遺伝子で出来ている方なので。

 娘でしょうか。

セリカさん「娘じゃないよ!

      サードラル様に頼まれて、

      マベルを預かってるだけなのよ!

      私、そっくりなのは、遺伝子同じだからだけど、

      せめて、双子っぽくして。

      まだ、恋もしたことないのに、

      変なことしたっぽくなるから。

      PS、

      山でも、海でも行く準備は出来ています。

      ゴーサインを待っていますよ。」

ホーネル「・・・。

     ためさん、魔王軍はちゃんと僕か守るから、

     青春させてあげてね、

     マベルとセリカ様に。」

ためぞう「出来すぎるのも大変だな、

     無理しない程度にな。

     ホーネルに、青春の心配は無意味か。

     PSV(携帯ゲーム)の方、

     どうなってるの?」

ホーネル「良くぞ聞いてくれた!」

ためぞう「簡潔におねがいしやす。」

ホーネル「マイホーム買いました。

     3500万 ポイントもかかったけど。

     あの人の為ならと想い、

     一生懸命、採掘して、

     金とか取ってきて、買ったよ。」

ためぞう「深けえ・・・。

     ホーネル、たまにはゲーセン行こうぜ。」

ホーネル「そだね。」

 ラムネのビンを返却して、

 ホーネルと二人で、ゲーセン行きました。

バイトのリナさん「こんにちは、ためぞうさん、ホーネルさん。」

ためぞう「知り合いだったの?」

ホーネル「ネットで知り合っちゃってさ、

     一緒にドラゴン討伐やってたら、

     ためさんの話題出てきて、

     あー、そうなんだってことで。

     フレンド登録してもらいました。」

リナさん「ホーネルさん、神すごいっす!

     すごワザ、連発で感動しました。」

ためぞう「充実してんな、ホーネル。

     リナさん、相当可愛いよ。

     興味ないの?」

リナさん「・・・。

     あ、ありがとうございます。」

ホーネル「恋愛ゲームに夢中の人ですが、

     そういうの大丈夫?」

リナさん「私も、ガールズサイトで遊んでいますw

     普段は、なかなか勇気が持てなくて。

     お仕事も楽しいですし。」

ホーネル「良い友達になれそうですね。

     僕でよければ、メル友からでいいっすか?」

リナさん「!?

     えっと、よろしくお願いします。」

 ホーネルさんは、

 変わっていますが、本物の王子様です。

 ちゃんとすれば、すこぶるイケメン王子です。

 人、いいですよ。

 サフィリアさんと、レミーアさんと、エストさんが、

 そのやり取りを覗いてます。

サフィリアさん「の、覗きではないです!」

レミーアさん「競争率、あがってきたなぁ、ははは・・・。」

エストさん「ホーネルさん、

      打ち直したら、結構よさげだね。」

 この後、

 みなさんで、仲良くゲームして遊びました。

エストさん「クマゾーさん人形、ゲットだぜッ!!」

リナさん「よかったですー!」

エストさん「バイトさんのおかげだよ。

      人形、キープに感謝。

      キャッチャー道、

      すごい深いよね。

      ハマりそう。」

リナさん「オフの時、一緒に遊んでくださいね。」

エストさん「うん!」


 夕方になると、スーパーの特売狙いで、

 ためぞうは、動きます。

 エリスねーさんは、ためぞうに期待しています。

 多少、遅れても、テレビみてるので大丈夫です。

ためぞう「行こう、オレたちの戦場へ・・・。」

ネコ蔵さん「オレの未来がかかっている。」

セバリオスさん「エリスは、これを喜ぶのか。

        がんばろう。」

ローゼさん「にぎやかですね、

      私は、鉄火巻き、食べたいですね。」

ハインさん「おー、うまそうだな。」

リンカさん「寿司・・・いいですね。」

魚市場のおばちゃん「いいか、野郎ども、

          主婦の戦場を甘く見るんじゃねえ。

          みんなが、無事に生還できることを、

          願ってるぜ。」

みなさん「軍曹殿!

     付いていくであります。」


ローゼさん「では、また。^-^」

 次回予告です。

 てきとーですいません。


次回 ためぞう王の冒険 第二十五話。


   「レジャーの王(仮)。」


ためぞう「・・・二十五話が、

     ついにきてしまった。

     あと二話だよ!?

     やべえよ。」

ローゼさん「おにぎりさん、買いましたー。」

ためぞう「策を!!」

ローゼさん「正直、申し上げましょう。

      私も、危機なのです。

      お互い、がんばりましょうね!」

ためぞう「軍師どのー!」

アリサさん「はい?

      メロンケーキで、がんばりますよ。」

 ためぞうは、速攻で、

 ショートケーキをアレンジしました。

アリサさん「おいしーです。」

ローゼさん「あら、おいしい。」

アリサさん「はい!

      では、この分の仕事は、

      しっかりやり遂げます。

      セリスさんと、

      ライっちさんが強敵ですね。

      実戦経験豊富な軍師たちを、

      なんとか、看破しましょう。」

ためぞう「たよりになるなぁ・・・。」

ローゼさん「ごめんネ。」

ためぞう「いえ!

     閣下には、言葉では語れないくらいの、

     鋼の忠誠心を持っておりますぞ!!」

ローゼさん「青春したいんで、

      お友達からでいいですか?」

ためぞう「ああ・・・。

     いい日、ためぞう。」


ローゼさん「それでは。^^」

第二十四話 VII 「メロンデー。」

2014年06月23日 10時11分25秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞう君の冒険 第二十四話 VII メロン味。


   「メロンデー。」


ためぞう「ためぞうです。

     サブタイトルが、

     メロンさんなので、

     その方向でがんばってみたいと思います。」

ためぞう「冒険という言葉が最近気になっています。

     何もやってないので、

     中盤以降の盛り上がり的な展開とか、

     ありませんが、

     牛乳配達には誇りを持っています。」

 ためぞうは、

 けっこういいヤツなのです。

 朝起きて、家の事をちゃんとして、

 牛乳配達に出かけるリズムを、

 ちゃんと真面目にやっています。

 冒険力は、ともかく、

 生活力の方は、成長しているようです。


 ためぞうは、

 今後のことがちょっと気になっていたので、

 頼れる亀吉さんに聞いてみます。

 亀吉さん家で、早朝の将棋です。

 小鳥がチュン、チュン鳴いている、

 爽快な朝です。


 メロンがあります。

ためぞう「メロンデーなのね。」

亀吉さん「ほい、王手。」

 ためぞうの負けです。

 でも、少しは粘れるようになっています。

亀吉さん「メロンは、ためぞう君が持ってきたとー?」

ためぞう「たぶん、ヒゲAでしょう。

     メモがあります。」

 レシートの裏書です。

 ローゼさんは、わりとかわいい字を書きます。


 ・お父様と、花屋のおじさんが、

  ためぞう君に是非とのことで、

  セッティングしました。

 ・私が育てたものですが、

  気に入っていただければと思います。

 ・ためぞうさんを見守るつもりで、

  フィクサー的な裏方でしたが、

  そんな私も、ちょっとした危機にあるのです。

 ・フルーツは、いいですね。


 それは、とても高級そうなメロンです。

 亀吉さんも、見惚れています。

亀吉さん「心がこもっておる!

     育てた方の優しさと、努力と、いたわりの、

     素晴らしいメロンだねー。

     オイも、こげなメロンは、なかなか見らんよ。」

 絶賛です。

 二人で食べるには一玉は多いので、

 亀吉さんのシークレットサービスさんも一緒に頂きます。

 ネコ蔵さんもいました。

ネコ蔵さん「どうも、古蔵です。

      おはようございます。

      果てしなくうまいメロンですね!」

亀吉さん「ネコ蔵君もそう思うやろ、

     もったいない贅沢やねー、

     でも、美味しかねー。

     元気が出るとよー。」

 二人は、知り合いのようです。

ためぞう「あ、では、自分、

     魚市場に行って来ます。」

亀吉さん「えらい!

     いまどきの若いもんは、

     見所があるね。

     ねえ、古蔵くん。」

古蔵さん「自分、

     運と、吹き矢があれば、

     そこそこやってけそうなので。

     あ、メロンもらいますー。」

亀吉さん「さすが現役の覇王やね、

     余裕が違うたいね。

     一局どうね?」

古蔵さん「いっすよー。」

 古蔵さんは、こてんぱんにやられました。


 長崎ドラゴン魚市場は、まだみかん旋風の中にあります。

 みかんの話題で盛り上がっています。

 ノルン姐さんが、

 鉄板焼きが出来る場所を作ったので、

 お好み焼き、やきそば、海鮮焼き、ステーキ、

 けっこういけるようになりました。

 ちゃんと仕事はしてます。

 そこにメロンのプリントされたシャツを着た、

 ためぞうがお手伝いしています。

ためぞう「そりゃ、大好きですよ。

     だって、控え室に準備してあるんだから、

     この嵐の中だって、

     今日のオレは、メロンデー。」

 丁寧なプリントのシャツですので、

 用意した人は、丸わかりです。

 メロンのシャツなのに、素敵な薔薇の香りがほのかに鼻腔を抜けます。

 ちょっと、照れちゃういい匂いです。

 以前は尊大な天空のお姫様だった、裏方さんも、

 ここ最近、可愛くみえる時がちらほら。

 いじわるさんを演じていただけとわかれば、

 微笑ましくも思えるものです。

ローゼさん「やめてーーー!

      アセリエスさんに

      たくさんの口実を振りまかないでー。

      がんばれ、私の便利な本!」


 全知の書(みかん)は、告げます。


 ・エリスねーさんに気に入られる。

 ・エリスねーさんに、お菓子とか贈る。

 ・エリスねーさんと一緒に、

  お風呂とか入って、

  仲良しさん度をアピール。

 ・アセリエスさんに、小細工すると、

  落としワナに堕ちます。

 ・彼女に媚びても、落胆させるだけなので、

  エリスねーさんをハッピーにしましょう。

 ・エリスねーさんにも、青春モードが、

  発動しています。

  アリス生徒会長も、

  ノルン姐さんの愛する、

  エリスねーさんをとても重要視しています。

  生徒会長さん、押さえられたら、

  敗北は濃厚ですね。

 ・アリス生徒会長さんに、

  メロンを送ると、

  素敵な笑顔になってくれます。

  セリスさん(アセリエスさん)に、

  唯一、楽勝で勝てる方なので、

  ご機嫌取りをしましょう。

 ・ためぞう君を、はやく強くした方が、

  後が楽です。

 ・みかん、おいしいですね。


ローゼさん「ぜぇぜぇ・・・。

      ついに、私もボケキャラ入りですね。

      自覚がなかったわけではありませんが、

      セリス(アセリエス)さんと個室で、

      一対一になるのは避けたいですねー。

      古蔵さんを、当て馬に使わなければ。」

 ローゼさんは、今日は売り子さんです。

 社会勉強の大切さを知りました。

 圧倒的な、経験の差を見せ付けれては、

 コツコツと今からでも積み上げていた方が、

 いいんじゃないかなと。

 魚市場の事務所から、ノルン姐さんがやってきました。

 あんちゃんたちも、

 漁港のおじさん、おばちゃんたちもみんな元気にやってます。

 クエン酸の力ですね。

 ノルン姐さんは、

 ヒゲAと、レオクスさんと会っています。

ノルン姐「バーベキューの網って、

     サザエとかのやつでいい?

     磯辺焼きのやつ。」

ヒゲA「いんじゃないかと。」

レオクスさん「やって見せます。」

 レオクスさんは、ちらちら、辺りを見ています。

 ためぞうの姿も見つけたので、

 挨拶をしました。

 本命は、まだ着てないようです。

ノルン姐「ああ、エリス?

     もう、来るよ。」

レオクスさん「むはっ、・・・。

       は、は、そうですか。

       とにかく、全力を尽くします。」

ヒゲA「頼りにしてるよ。」

ノルン姐「よろしく頼むわ!」

 ノルン姐さんは、市場の朝食の仕上げにいきました。

 代わりに、エリス姉さんがやってきます。

エリス姐「これは、バルマード王、

     朝からお元気そうでなによりです。」

ヒゲA「うん、おはよー。

    エリスさんも元気だね。」

 レオクスさんは、わかった気がしました。

 ヒゲAさんは、攻略に欠かせない、

 強い味方のようです。

 エリス姉さんに尊敬されまくってます。

レオクスさん「おはようございます、エリスさん。」

エリス姐「朝一で、レオクスさんですか!

     緊張するなぁ・・・。

     おはようございます!」

 レオクスさんは、天然成分豊富ですので、

 自分に対する好感度は、あまりわかってない人です。

ためぞう「熱いぜ、夏メロン。」

 とりあえず、言ってみたかったようです。


 変化は突然、訪れたりするものです。

 ためぞうは、ワープしました。


 ・・・コード 『ナツ メロン』を受信。

 こちら、ネコジャラクシー 東方方面所属

 『ギャラクシー級 護衛艦 「エクスカリバーVII」 』

オペレーター「特に、問題ない発言のようだが、

       転送を承諾してよいのか、

       現地、エージェントに確認したい。

       ノリで言っただけじゃないのか?」

ブラボーIII < 「こちら、ブラボーIII。

           巡察任務、ご苦労であります。

           コードを解除しては、

           次のコードの起動に、

           問題が発生するのでは?」

> オペレーター「膨大な労力と、演算を必要とする。

         徹夜でも、構わないが。」

ブラボーIII < 「憶えなおすのが、

           めんどくさい。」

> オペレーター「了解した。

         時空転送を開始する。」


 ためぞうは、遥か遠くの世界に飛んでいきました。

 生徒会長さんと、ヒゲAが、

 ためぞうを出席扱いにしてくれるので、

 気兼ねなくどうぞという事です。

ためぞー「おおおーーーーぅ・・・。」


 そこは、メロンの国です。

 おとぎ話の世界っぽいです。

 メロンの国に、ためぞうはやってきました。

 午前 七時です。

 さわやかな、朝ですね。

ためぞう「メロンデーーーー。」

 メロンの国には、女王様がいます。

 そこは、華やかなメロンの王宮。

 宝石と見紛うばかりの、メロンで満たされています。

 温室なので、夏っぽいです。

 メロンの国の女王様は、

 ためぞうにこう言います。

女王様「ウェルカム!」

ためぞう「えーーー!」

 雰囲気台無しですが、

 女王様は、にこやかです。

 メロンの女王様は、言いました。


  「隣の国を、滅ぼすのです。」


ためぞう「知ってるよ!

     女王様が、誰か、知ってるよ!!」

メロンさん「おはよう、ためぞうさん。」

ためぞう「お、おはようございます。」

メロンさん「メロンデーですよね?」

ためぞう「はい!」

メロンさん「ほか、必要ですか?

      いりませんよね。

      攻めてきて下さいな。」

 メロンの国の兵隊は、

 とても錬度が高いです。

 屈強な装甲兵20万を擁し、

 迅速な鉄騎兵が、3万もいます。

 軍師の知力は、98です。

 兵隊たちは、言います。

  「ためぞう将軍、ご命令を!」

 戦えば、責任は、

 全部、ためぞうです。

ためぞう「いやだよ!」

 いるだけで、勝ちますから。

 万が一の保険で、いてください。

 負けるとは、思いませんけど。

 冒険を通り越して、

 『英雄』になるチャンスです。

 そこには、約束された(98%)勝利があります。

ためぞう「オレは、残りの2%が、

     必ず来ると思う!!!

     あえて言おう、

     用意された勝利になどすがっては、

     そこで、エンディングだろうがぁ。」

メロンさん「まあ。」

 メロンの国の女王様は、

 ためぞうを気に入ったようです。

メロンさん「結婚しましょう。」

ためぞう「え!?」

 メロンさんは、

 美しいエメラルドグリーンの髪の、
 素敵な女性です。

 とても、美しく、
 その上、女王様です。

 王様になれます。

兵隊さん「陛下に、敬礼!!」

 二十万余の軍勢が、一気に平伏す光景は、

 圧巻です。

 この視点から、世界を見た英雄は、

 数えるほどしかいないでしょう。

メロンさん「みかんの国と、すいかの国と、ぶどうの国と、

      りんごの国と、なしの国と、キュウイの国と、

      パイナップルの国と、ストロベリーの国と、

      バナナの国さんたちの姫には悪いですが、

      一番最初に、

      幸せにならせていただきます。

      次の、社交界が楽しみですね。

      年賀状も、楽しみにしておいてください。」

ためぞう「やめろー!

     せめて、ビーチか

     バーベキューくらい行かせてくれ!」

 メロンの国の女王様は、微笑みます。

 正直なところが、良いと笑顔です。

メロンさん「英雄 ためぞうさん。

      メロンの未来は、あなたにかかっている、

      気が、したりします。

      そのTシャツに誇りを持って、

      メロンの使者として、お行きなさい。

      メロンの国の平和は、私が守ります。

      メロンデーの間だけは、

      メロンが一番でありますように。」


 女王様の微笑みは、

 何者の心も溶かすような、

 あたたかい優しさに満ちています。

 そこには、奇跡がありました。

 目を閉じたら、失われてしまうかと、

 思わせるくらい、

 素晴らしい瞬間です。


ためぞう「おおお・・・。」

メロンさん「聞こえていますよね?

      オペレーターさん。」

> オペレーター「は、はい!」

メロンさん「ためぞうさんを、

      よろしく頼みますよ。」

> オペレーター「了解致しました!!

         全クルーに告げる、

         本艦 『エクスカリバーVII』は、

         機動防御体勢に移行する。

         これは、演習ではない!!

         繰り返す、

         これは、演習ではない。」


 ためぞうは、

 無事、戻ってきました。

 65535ポイントの経験値を獲得しました。

 何かのスキルが、1 あがりました。

ためぞう「メロンは、いい!

     メロン、最高!!」


 すっかり、メロンデーのためぞうは、

 滑り込みで、ホームルームに間に合いました。

 僅かな時間の出来事ですが、

 得たものはあるようです。

 3年J組の教室では、いつものように、

 淡々とエリナ先生が、点呼をとっています。

 ダミーのためぞう人形は、今回は出番なしです。

エリナ先生「山本 メロン王 貯蔵君。」

ためぞう「名前、変わっとる!?」

 みなさんも多少、動揺していますが、

 エリナ先生を困らせると、退学なので、

 みんな静かにしてます。

エリナ先生「みかんも、メロンもおいしいですね。」

 セリフっぽい言葉は、

 初めて聞いたような気がしました。

 これは、お土産が必要でしょう。

 ためぞうは、ヒゲAと連携して、

 こう言います。

ためぞう「ウチ、あまってるんで、

     よかったら、ぜひ、いかがですか?」

エリナ先生「まあ、ありがとう。」

 初めて、エリナ先生の笑顔を見ました。

 何処かの、覇皇帝さんがメロメロなのが納得の笑みです。

 ヒゲAは、とても満足の様子です。

ヒゲA「家庭菜園やっててよかったーーー!」

 その様子に、ローゼさんも柱の影からにこやかです。

ローゼさん「お父様、

      お役に立てて何よりです。」


 楽屋に移動します。

ローゼさん「ためぞうさん、大変でしたね。」

ためぞう「まだ、いけます。」

ローゼさん「尺の関係で、

      メロンデーは、CM後でよろしいですか?

      ようは、続くということですネ。」

ためぞう「スポンサーいるんですか?」

ローゼさん「いえ、演出です。

      Aパート、Bパートみたいな。

      そうですね、CM入ります。」


 クールな夏、


 それは、照りつける太陽が、

 背中を少し、ヒリヒリさせる。


 君が、後ろから抱きついてきて、

 振り返るのが、少し恥ずかしかった。


  大好きだよ、『メロンソーダ。』


 女の子「え!? そっち。」

       もちろん、ハニーもさ!!


ためぞう「なんすか、これ・・・。」

ローゼさん「炭酸じゃない方もありますので、

      苦手な方もご安心下さい。

      このノリで、みかんも行こうと思います。」

ためぞう「メロンジュースもあるんですね。」

ローゼさん「そうですね。」

エリスねえ「梨もうめえよ。

      いいよ、なし。」


エリスねえ「中途半端ですいませんー。

      メロンデーは、第二幕に続きます。」



メロンさん「では、またーー。^-^」



ローゼさん「!?

      シメを取られた!!」

第二十四話 VI セカンド 「夏みかん みかん。」

2014年06月21日 09時53分34秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十四話 VI セカンド


   「夏みかん、みかん。」


 ためぞうの朝は早いです。

ためぞー「そっから始まるの??」

 あらすじ。

 ヒゲAの講義が終わりました。

 ついでに、お昼休みまで進行していますが、

 今日は簡易営業のレオクスさんのお店は、

 丁寧に作られたお弁当や、ケーキセットがメインです。

 レオクスさんは、山に旅立ちました。

ためぞう「そ、なんだよね。

     ヒゲが、バーベキューやってくれるから、

     みんな気合い入っちゃったんだよね。」

 ためぞうは、結構ヒマしてます。

 その時です!

   どんっ!

女性の声「あいたた・・・。」

ためぞう「毎度、ベタです。おお!

     これは、シスター レーナさんではありませんか?」

 レーナさんと呼ばれた女性は、
 普段は、シスターなのですが、

 今は、お花屋さんの緑のエプロンを付けています。

レーナさん「お久しぶりです、ためぞーさん。

      本編であったかどうかは、

      忘れっぽい自分ですのですいません。

      でも、ためぞうさんのインパクトは、

      この心にしっかりと残っております。」

 レーナさんは、ご丁寧に挨拶をしました。

 年のころは、22~3才で、
 清純なイメージの、ほわほわ金髪の、
 かわいい女性(ひと)です。

ためぞう「ケーキ、よかったらどうぞ。

     みかん、メロン、いちご、バナナ、ティラミス、、、
     いっぱいあるですよ。」

 みなさん、放課後に買って帰る予定なので、
 在庫は十分です。

レーナ「うあー、いいなぁ。」

ためぞう「でも、奇遇ですね。

     レーナさんとお会いできて嬉しいんですが、

     お国は大丈夫なんですか?」

レーナ「ばなな~。

    はっ!? だ、大丈夫ですよ。

    番外編感覚ですよね、ためさんの冒険。」

ためさん「個人的には、これしか出番ないと覚悟して、

     頑張りたいとおもっております。

     みんなが取りこぼした青春を、

     一緒にもう一度「ときめいちゃおうぜ!」

     的な集まりとなっておりますので。

     タイトルの意味は、特になくなっております。

     冒険は、・・・してないっすね。」

 レーナさんは、納得のようです。

 お花屋さんを手伝っているので、
 みんなの分のケーキを買って帰ることにしました。

ためさん「レーナさん出たか・・・。

     既存の女子のポップ率下がるな、これ。

     嫁にしたい女性で、トップに来るレーナさんは、

     たしか、世界でたった一人しかいない、

     「勇者 アレスティル。」君もめろめろのハズ。」

 レーナさんは、天然さんなので、
 そこらへんは聞こえていません。

 ためぞうは、ジェネシスおじさんが、
 どれだけお花屋さん事業に
 力を入れているのかを思い知りました。

ためぞう「花屋で、バイトしたくなってきたなぁ・・・。」

 こうしてお昼休みが終わりました。


  緊急警告!!


ためぞう「どうした!?」

 あ、いえ、
 このまま、ゲーセン、夕飯でもいいんですが、

 イベントあった方がいいですよね?

 いりませんか??

 選んでみてください。


 → 平和が一番。

   危機一髪で、誰かの好感度をあげまくるぜぇ!!

   ワナ越えて、レベルアップ。

   そろそろ、冒険の一つでもしときましょうか。

   サバイバルでーす。(安全には、とても配慮してますヨ。)


ためぞう「ちょっと、お時間いいですか?

     最近、結果をシュミレートするようになりまして。」

 どぞどぞ、午後の授業までなら。

 始まると、『平和が一番』が選択されるっす。

ためぞう「今回の声の主、誰?」

マスクド メロンさん「マスクメロンは、好きかね?」

ためぞう「マスクマン、ばっかかよ。

     正体、隠れたままだよ。」

メロンさん「そだね、マスク取るよ。」

 正体は、アセリエスさんでした。

アセリエスさん「ごきげんよう、ため蔵さん。」

ためぞう「もー、試練が始まってしまった・・・。」

 アセリエスさんは、

 レーナさんの上司です。

 ある国で、法王職にある方です。

 目立たないように、職員の制服を着用していますが、

 言葉に尽くしがたいくらいの、美しい人です。

 最強キャラの一人でもあります。

アセリエスさん「こほん、

        いえ、エリス様が帰っていらっしゃらないので、

        おじゃまさせてさせていただきました。

        もっと、くだけた感じでお話しが出来るよう、

        ちょっと、偽りの人格作ってみますね。」

ためぞう「うおぅ!」

セリスさん「どもー、セリスですー。

      新人ですが、よろしくおねがいします。」

      突然、雰囲気が180度変わって、

      明るい、事務のおねーさんぽくなりました。

ためぞう「な、何でもお申し付けください。

     やり遂げます!!」

 ローゼさんが、出てきません。

 ローゼさんでも苦戦する相手なのです。

 ローゼさんとセリスさんは、結構仲良しさんです。

 お話しが、とっても弾むようで、

 得難いお茶のみ友達に水を差すようなマネを、

 あのローゼさんがするわけないのでした。

ローゼさん(ためぞうさん、

      総合的は知力は、経験値の関係で、
      彼女が現在は上なのです。

      学んでくださいネ。)

 ローゼさんは、お昼寝の時間です。

 保険室を借りました。

セリスさん「授業が始まっちゃいます。

      早く、決めてくださいね。」

ためぞう「なんでも行きます!

     時間かかってすいません。」

セリスさん「では、こうしましょう!


      容赦なく、対戦相手を叩きのめしなさい。

      負けることが喜びに思えるくらいの、

      完全なる勝利で。

      手段は、問いません。

      そうですね、

      ゲームでも、カードでも、あらゆる物で、

      『王』になるのです。

      そうすることで、雑音は自然と消えるでしょう。


      と、思います。^^」

ためぞう(こえーーーーっ!!

     だが、これはオレが生き残る手段だ。

     行く以外に道はない。)

セリスさん「これからも、

      レーナさん共々、よろしくおねがいしますね。」

 セリスさんは、爽やかに職員室に向かいました。

 セントクラウス学園の難攻不落度が、上がりました。

ためぞう「お、五時限目いこ。」

 五時限目の授業は、講義室です。

 200人は余裕で入れますが、

 立ち見の方もおおいです。

 ためぞうも、立っています。

 講師は、ライっちさんで、

 『テスト範囲予測 97% 国語編です。』

ライっちさん「これと、あれと、それが、まず出ます。

       テストは○ ×のようですね。

       失敗すると、泥レスの池みたいなのに

       落ちたりたりします。

       鼻に入ると大変なので、

       正解してくださいね。」

 ほぼ完璧に、問題の内容から、

 出題形式まで、97%で当ててきます。

 3%は、あきらめるか、かなりの努力が必要です。

 100点満点の40点でよいですので、

 この講義さえ抑えておけば、

 まず補習は回避できます。

 この講義のメモは、テスト時、持ち込み可ですので。


ためぞう「いい仕事するな、ライっちさん。

     ほぼ完璧に、97%も予測してるんだろ。

     すげーなー。」

サフィリアさん「セリカさんの、元天才軍師さんですよね?」

ためぞう「残った人材が、ホーネルと、マイオストと、

     自分で申し訳ないっす。」

サフィリアさん「あ、いえいえ。」

レミーアさん「自分、セリカさんに仕えますよ。

       索敵(スカウト)、まかせてくださーい。」

サフィリアさん「え!?

        それじゃ、わたし・・・、」

レミーアさん「サフィリアさんは、役目が、役目ですから・・・。

       出し抜かせてもらうっす。」

ためぞー(この、いい娘さんたちを、

     叩きのめせって、そら、無理でしょ!

     ライっちさんとか、ヒゲAとか、

     ホーネルなら、

     どこまでも叩きのめしますけど。

     ・・・実力不足を感じずにはいられない、オレ、ためぞう。)


 ライっちさん = 知力97。

          天下統一を果たした実績あります。

 ヒゲAさん  = エリスねーさんが、尊敬するほどの剣王。

          おっさんに勝てるくらいなら、

          もう、天下取れてます。

 ホーネル   = 魔王軍で、全軍の指揮を執る、

          偉大な四天王。

          彼、一人で守り抜いている猛者です。


ためぞう(みんな、つよいだろー。

     オレ、勝てねー。

     ワナか?

     ワナ使うのか?

     でも、それじゃ、

     古蔵さんと、なんもかわんねえ・・・。)

 ためぞうが、葛藤していると、

 講義を終えて、メロンの炭酸を飲んでる、

 ライっちさんがやってきました。

ためぞう「今日は、みかんデーだよ。

     メロンデーは、ちゃんと来るから。」

ライっちさん「うまいっす!

       ところで、先日お頼みした、

       レジェ・・・。」

 ためぞうは、素早くライっちさんの口を押さえた。

 炭酸が、鼻に来て、ライっちさんは悶えている!

ためぞう「何処に、エネミーが潜んでいるかわかりませぬ。」

ライっち「むふぉ!!

     ・・・正論だね。」

 サフィリアさんのカバンの中身は、

 守ってあげたいのです。

 容赦なく、取り引きに持ち込まれるでしょう。

 ためぞうは、セリスさんの言葉の意味を知りました。

 叩きのめす相手が、目の前にいます。

 男は、何度負けても、

 戦わなければならない気がしました。

  女性の大切な何かを守ってあげる為に・・・。

ためぞう「特訓が必要なようです!」

ライっち「えらい!

     カード集め、がんばってねー。」

 ためぞうには、

 ライっちさんの背中は、

 とても大きな壁のようにも見えました。

ためぞう「ためぞう クライミングッ!!」

 パッと強い人で思い浮かんだのは、

 亀吉さんと、ジェネシスおじさんでした。

 得るものはありそうな気がします。

セリスさん「焦ってはだめですよー、


      最後に笑えばよいのです。

      微笑の中心にいればいいのです。

      使える者は、味方にするのです。

      知恵など、借りればよいのです。

      王は、中心にいるだけでよいのです。

      笑っていなさい。

      相手が、誤解してくれますように。

      うふふふふ・・・。


      あ、でわー。」

 最恐の事務員さんが、味方のようです。

ローゼさん「わ、わたしの出番が!」


 ためぞうの放課後は、いつもと少しだけ違いました。

 オレンジ色の空、

 オレンジの炭酸、

 みかんのプリントシャツ。

 ああ、この、

 きっと世界で一番、みかんを愛してる人なんだな、

 と思わせる空気です。

 公園のベンチに座っています。

 横に、サフィリアさんと、

 レミーアさんも座っています。

 はた目から見たら、勝ってるみかんです。

ためぞう「みかんは、いい。

     でも、メロンデーでオレ、

     困るよね。

     一途でありたいけど、

     それって浮気だよね。」

サフィリアさん「あの・・・。

        私、その想ってさえいただければ。

        うまくいえないのですが、

        お待ちしてます。」

レミーアさん「あー、自分、全然平気っすよ。

       そりゃー、心は痛みますけど、

       王ですよね?

       王は魅力的でなければいけないっす。

       モテ期フルバーストでないと、

       家臣も、国民もついてこないっす。

       王を独占したら、国がダメになるっす。」

 いつもと違う、大胆発言に、

 ためぞうは開いた口に、ウエハースを入れます。

 おいしいです。

ためぞう「ちがぁーーーう!

     もっと、ほのぼのした、

     夕方をエンジョイしたいのでぇす!

     勝ってないからね、

     勝ったことないからね!」

 そこに、リンカさんがやって来ました。

 前の学校のセーラー服ですが、

 どうみても小学生にちかい中学生です。

 ちぃっちゃくて、それはそれでアリです。

 リンカさんも、ベンチに座りました。

 そこに、花屋のおじさんが、

 新人さんの可愛い子を連れてやってきます。

おじさん「みなさんに、ご挨拶をしておきなさい。」

 おじさんは、三人娘に素敵な花をあげました。

 ミニサイズのブーケですね。

 乙女心をグッと掴みます。

新人さん「あの、ゆきはなっていいます。

     よろしくお願いします!」

ためぞう(おーー、すげー可愛い。

     雪のように綺麗で白く淡い、女の子です。

     タメゾーの心のハードディスクに保存しました。)

おじさん「ユッキーって、呼んでね。

     おじさん、新人のレーナさんの指導があるんで、

     また会おう!

     ユッキー、置いてくね。」

ユッキーさん「あ、はいっ!」

 おじさんは、お花のリアカーで販売もしながら、

 去っていきました。

 おじさんから、たこ焼き5パックいただきました。

リンカさん「お久しぶりです、ユッキーさん!」

ユッキーさん「あ、リンカさん。

       リンカさんもいるんですね。

       よかった。」

 ユッキーさんは、みんなに簡単に自己紹介しました。


 ・奥州という国を治める、大名です。

 ・イケメンの片倉さんが、代理で守っています。

 ・お花修行の為に、

  ジェネシス ギャラクシーエキスプレスに乗って、

  やって来ました。

  新幹線です。

 ・きりたんぽ、ビックチョコ、雪見大福が好きです。

 ・お姫様です。


ためぞう「おじさん、やるなぁ・・・。

     ユッキーさん、みかん食べる?」

ユッキーさん「わあ、うれしいですー!」

 サフィリアさん+レミーアさん。

 「この子・・・危険だわっ!」

 ためぞうを、端から見ると、

 相当勝ってる、みかん王です。

 ローゼさんは、

 セリスさんを気にしながら、

 ためぞうを見守っています。

ローゼさん「いい、時代になりましたネ。」

 ローゼさんは、文具屋さんにスティックノリを買いにいきました。

 時刻は、ゲームセンター「サンクチュアリ」に行く頃です。

 亀吉さんが、オーナーだったこともあり、

 親しみが増しています。

 今日は亀吉さんが、偶然通りがかったので、

 亀吉さんのリムジンで送ってもらえることになりました。

亀吉さん「オイは、これからちょっと会議があるとよ。

     遊びたいんじゃが、今度遊んでね。

     楽しんで行ってくれると、うれしかよ!」

 みんなは、亀吉さんにお辞儀しました。

 亀吉さんは、笑顔で会議に向かいました。

ユッキーさん「・・・、

       強い!」

ためぞう「おじさんの師匠らしいよ。」

ユッキーさん「アリスト様の!

       納得です~。」

 みんなで、ゲームをしました。

 ユッキーさんと、ためぞうは、

 キャッチャーゲームです。

 鋭い眼光で、ゆるキャラ人形を狙う、

 エストさんの姿があります。

エストさん「取れねぇーーーー!

      ですが、苦労して取ったヤツぁ、

      可愛いもんでさぁ。」

 ためぞうたちに気付きます。

エストさん「また、可愛い子連れてるな。

      ためぞうさん、いい風吹いてるの?

      ガールズサイドの私には、

      あんま関係ないけど。」

ユッキーさん「よろしくお願いします!

       ユッキーと呼んでください。」

エストさん「ためぞうさん、

      この子、もらっていい?」

ためぞう「路線変更ですかー?」

 その間に、ためぞうは2個、

 お人形、ゲットです。

エストさん「さすがだな!

      ためぞうさん。

      だが、

      今回は自力で取りたいのです!」

 ユッキーさんも一個取りました。

エストさん「がんばるのです、

      エストさん・・・。」

 エストさんは、また強くなっていますね。

 その頃、

 サフィリアさんと、

 レミーアさん、リンカさんは、

 熱いバトルを繰り広げています。

ネコx2さん「今場所はどう思われますか、閣下。」

ローゼ閣下「うーん、

      いい勝負が見たいね。

      一つずつ、星を積み重ね行く、

      それが大事なんじゃないかな。

      若手の頑張りにも、

      注目だと思っています。」

ネコx2「ありがとうございます。

     NHK アナウンス部でした。

     (N=ネコ  ネコ 放送 局 の略。)」

 今日も平和に、

 日が暮れていきました。

ためぞう「エリス姉さんの夕飯、

     作りたいんで、スーパー行って来ます。」

 時刻は、六時前です。

 タイムセールに合わせての動きです。

 ためぞうは手のかかる仕込みは、

 だいたい朝、済ませて、牛乳配達にでかけます。

 おもに、お得品と、エリス姉さんの夜食が目的です。

 おじさんが来ないので、

 ユッキーさんは、ためぞうと一緒に、

 スーパーに行きました。

 結構、みんな付いて来ました。

ためぞう「この時間の、おばちゃん達は、

     ハンパねぇぜー。

     静かにお買い物出来るのは、

     レオ先生くらいなものだ。

     みんな、健闘を祈る。」

レミーアさん「はいっす!

       なんとなく付いてきたんで、

       勉強します。」

サフィリアさん「たくさんエクササイズすれば、

        買いすぎても平気ですよね?」

ネコx2「迷ったら、何もねぇ!

     欲しいと思ったその時には、

     カゴの中だ!!」

ネコ蔵さん「だよねー。

      滞在費、助かるんだよね。」

ユッキーさん「楽しみです!」

エストさん「お人形、次はゲットします・・・。

      バイトの子が、私の欲しい人形、

      キープしてくれるそーなんで。

      セールは、負けませんから。」

 みんな、元気みたいですね。

 買い物が終わった頃、

 ジェネシスおじさんが、エリス姉さんと一緒に、

 やって来ました。

エリス姐「えー、ユッキーさんは、

     私が面倒を見る方向で、

     おじさんに頼まれたわけですが。

     いいですか?」

ユッキーさん「よろしくお願いします!」

おじさん「華となるのだぁ!!

     おじさん、期待してるよ。」

サフィリアさん「いいなー!」

レミーアさん「いっすねー!」

エリス姐「お前らも、いつでも来いよ。

     私は、そんなに忙しいこたないんで、

     気にしなくていいよ。」

おじさん「次回、ためぞう君の冒険!!」


ためぞうの冒険 第二十四話 VII シュワっと炭酸。


   「メロンデー。」


おじさん「かき氷、メロン味を求む!」

ためぞう「タイトル、変えようがないんですよね。」

おじさん「うーん、

     第二十五話使っちゃうと、

     二十六話とセットで、完結編来そうなので、

     しばらく、二十四話でいいんじゃないの?」

ためぞう「・・・。

     二十七話は、まだっすか・・・。」

おじさん「番組、入れ替えの時期だからね。

     おじさんも、ドラマ見るの忙しいよ。

     ためぞう君もじゃないの?」

ためぞう「録画容量が、やばいっす。」

エリスねえ「おい、かえろ。

      メシ食って、バラエティーだ。

      テレビはいいなー。」

エリスねえ「メロン味、期待してます。」

レオクスさん「任せてください!」

エリスねえ「うぉう!

      こ、こんばんわ、レオクスさん。」

 イケメンはいいですね・・・。

セリスさん「そう思います。

      それなりのご苦労がおありかと思いますが、

      エリス様がハッピーなら。

      うれしいです!」

ユッキーさん「では、またです。^-^」

お昼の日記 6・20

2014年06月20日 12時12分53秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞう「こんにちは、ためぞうです。

     お昼なので、たいして書くこともありません。

     イベント薄くてすいません。」

ユッキーさん「こんにちはー!」

 儚いイメージのユッキーさんですが、

 とても元気なのでギャップはあります。

ためぞう「おお、これはユッキーさん。」

ユッキーさん「本編で出番がない時は、

       番外でなれておけとの、

       エリスさんのお言葉なので。

       それだけで、すいません。」

ためぞう「ああ・・・リンカさん、

     あなたの夏が終わりそうです。」

リンカさん「な、何、いっちゃってるんですか!!

      私は、一途にヒゲA様狙いです。

      あ、ユッキーさんこんにちは。」

ユッキーさん「どもー、リンカさん。」

 二人は仲良しさんです。

ためぞう「リンカサン、うかつ発言は、

     番外地では、すぐ知られますよ。」

リンカさん「はっ!」

ローゼさん「いますよw」

ヒゲA「いなかったことでw」

リンカさん「・・・。

      ひゅるるる~~っ♪(口笛)」

 どうやら、聞き違いのようですネ。

ローゼさん「おk!」

ヒゲA「こんにちは、ユッキーさん。

    お久しぶりです。」

ユッキーさん「ずいぶん、おヒゲになられましたね、

       あ、こんにちはです。」

ヒゲA「お花屋さん、頑張ってね。」

ユッキーさん「がんばります!」

ためぞう「追記できたら、したいと思います。

     でわー。^-^」


 ◇ 追記

エリスねえ「夕ご飯は、ハムエッグと、から揚げと、ご飯っす。

      まだまだ、行けますよ。」

サフィリアさん「まだ、注文するんですか。」

ネコx3「食っても、太らないのニャー。

     昔から、もりもり食ってたにゃー。」

サフィリアさん「あれ? 多くないですか。」

+1のネコさん「こんばんは、ネコ蔵です。

        こういう格好でいないと、

        ねーさんに、ぶっ飛ばされます。」

レミーアさん「そこ、私の席ですよね? ネコ蔵さん。」

ネコ蔵さん「これは、失礼!

      自分、空気椅子で行きます。

      テーブルだけ、使わせて下され。」

 エリスねえさんが、椅子を取ってくれました。

 丸い、テーブル席ですね。

 中華飯店さんに、ありそうなやつです。

ねこぞー「感謝!」

エリスねえ「お前、帰らないの?

      別にいてもいいんだけど、

      王様いなくて大丈夫か?」

ネコぞー「それはもう、

     偉大なる、聖剣王殿にお任せしております。」

エリスねえ「お前、かわんねーなー。

      まあ、いい仲間がいるってのは、

      有り難い事だよ。

      よかったなー。」

 場所は、ラーメン屋さんぽいところです。

 洋食も出してくれます。

 デパートの、テナントがいっぱいの飲食コーナーのイメージです。

 中央に、テーブル席。

 周りに、お店がいっぱいあります。

 その、ラーメン屋さん寄りの場所のテーブルですね。

ネコぞー「おやっさん、焼き豚ラーメン一丁!」

おやっさん「あいよッ!」

 となりのテーブルに、

 ファルさんと、おじさんと、ユッキーさんがいます。

ファルさん「あら、ネコぞー君。」

ネコ蔵「うお! なんで、いるんだよ!!」

アリストおじさん「よう、リーダー!」

ネコ蔵「おっさんまでいるのか!」

ユッキーさん「こんばんは、です。^^」

ネコ蔵「・・・。

    すまん、ちょっと電話。

    もっしー、

    あ、ウィルさんですか?」

ウィル一世さん < ああ、どうも覇王殿。

          いま、エスト(本物)さんと食事中なのですが、

          急ぎますか?

> ネコ蔵「マヴルランカスター、攻めてw」

ウィル一世さん < 明日でいいですか?

          今日は、ゆっくりしたいので。

> ネコ蔵「お願いします!」

 ネコ蔵は、おじさんにスマホを取り上げられます。

おじさん「マナーが、いかんぞ。

     君は、責任を負うものだろう。

     エルザード会長らしく、しっかりしなさい。」

> おじさん「こんばんはー、」

ウィル一世さん < 「これは、剣聖殿、

           わざわざ、ご丁寧に。」

> おじさん「エストさん(本物)に、

       季節のお花セットを送ってもよろしいですか?

       最高の物を選ばせます。」

ウィル一世さん < 「感激です!

           これからも、よろしくお願いいたします。

           覇王殿には、急用が出来たとお伝えください。

           では、また。」

> おじさん「うーん、ジェネシス!!」

 おじさんは、

 一つの世界の危機を電話一本で救いました。

ネコ蔵「おこらないでね。」

おじさん「メシ、食べましょうよ。」

エリスねえ「おい、ネコぞー。

      ユッキーとチェンジな。」

ネコ蔵「え!?」

ユッキーさん「やった!」

 席替えしました。

ファルさん「楽しそうな、夕食になりそうですね。」

ネコ蔵「おこらないでネ。」


エリスねえ「では、また。 ^-^」

雪華 - ゆきはな - ver1.01

2014年06月19日 14時44分22秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)


雪華(ゆきはな)

ファルベリアの四剣聖の一人。

天帝 国(あまつ みかど の くに。)

守護大名、伊達家 当主。

『正宗』の名を継ぐ姫将軍。


・豊田家の嫁ぐ予定でした。

 結婚が天下取りには、最も早い方法の一つなので。

 そこは、正義のアリストおじさんに救われ、

 (魔王 信長と、おじさんは戦いました。)

 ファルベリアのとこにいます。

・ですので、おじさんの花屋にいます。

・ファルベリアの領地は、

 天使 ラウエルと、

 無敗の軍師 グランザスが守っています。

・十五才です。

・ちいさくて、かるいです。

・性格は、とてもいいです。

・伊達家は、軍師の片倉候が守護しています。


戦士レベル 550

限界 ハイデスの魔王級との戦闘経験 一回で、あがっています。

   (四剣聖 総動員で、なんとか追い返しています。)

雪華「若輩者ですが、

   よろしく

   お願いいたします。」

第二十四話 VI 「夏みかん。」

2014年06月19日 09時46分23秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
ためぞうの冒険 第二十四話 VI。


   「夏みかん。」


 ためぞうは、
 けっこー真面目にライフワークをこなすように、
 なりました。

 牛乳配達、魚市場のお手伝い、学園への登校。

 これも全ては、

 『夏みかん』のおかげでしょう。


ためぞう「そうなんですか?」

謎の声「いけませんか?」

ためぞう「・・・。

     ローゼ閣下の貢献度がMAXな気がしますが。

     えらく救われております。

     同い年の方ではありますが。」

謎の声「ほほー。

    つまり、ためぞうさんは、
    ローゼさんという方が、好きなのですね。

    好きなんです!」

ためぞう「ワナおおいなあ・・・。

     答えようがないじゃん。

     好きかといわれりゃ、そりゃ好きですよ。

     すごい美少女さんですし、

     すべてが規格外のラスボスさんですから。

     自分にとっては、最強の味方です。」

謎の声「まあ、みかんでも食べて、

    元気ば、出さんね。

    おいしいよ。」

 ためぞうは、フレッシュみかんを頂きました。

 時刻は早朝です。

 ラジオ体操くらいの時間ですね。

ためぞう「正体、カモン!

     オレ、魚市場いかなあかんのね。

     亀吉さんともロクに話せないまま、

     行くことになりそうですが。」

謎の声「OK! 正体明かす。

    バーベキューつれてけ。」

ためぞう「まて、わかったからいい。

     んじゃな、セリカさん。

     そこは、任せろ。

     最悪、オレ主催だが、ちゃんとする。

     約束は果たす!」

セリカさん「えらい!

      あんた、えらい!

      そんじゃ、ラジオ体操のハンコもらってくるね。」

 セリカさんは、指導員のお兄さんの列に並びました。

ためぞう「なんだかなー。

     魚市場、いっちゃうんだなー。」

 今日は気付けていませんが、
 ローゼさんがいます。

 聞きたくなくても聞こえてしまう言葉ってありますよね。

  「だ・い・す・き。」

 ためぞうの言葉は、

 ローゼさんをちょっと困らせています。

 そう聞こえたみたいですね。

 ちなみに、ローゼさんをあらためてご紹介すると、


 ・偉大なる剣王 バルマード王の愛娘で、

  無敵の聖剣王 ウィルハルト一世さんの妹です。

 ・弟に、ウィルハルト二世さんがいます。

 ・容姿は、母のレイラ姫に似て、
  天使のように美しいです。

 ・レイラ姫は、ノルン姐さんの妹です。

 ・趣味は、内職の造花作り。

  コツコツ、丁寧に何かを作るのが好きです。

  使ってくれる方を思い、とても大切に作っています。

  お値段、100円です。

 ・悪役がいないと、ヒーローショーも出来ないので、

  進んで悪い魔女さんになってくれる、

  優しさに溢れまくった性格の人です。

 ・弱点は、一日限定数時間(わりと、適当さんです。)しか、

  起きていられないという、眠り姫みたいなとこですね。


ローゼさん「解説、ありがとうございます。

      んんっ、

      その耳で、『好きだ』と聞かされてしまうと、

      不思議な気分になるものですね。

      その言葉を言うのは、とても勇気のいることですので。

      誤解も混じっておりますし、盗み聞きみたいなのが、

      よくありませんネ。

      でも、聞こえちゃったんです。

      これでも、まだ16才の女子高生なもので。

      青春って、いいですネ。」

 ローゼさんは、内職に戻っていきました。

 ローゼさんは、通信教育で単位を取っています。

 たまに、学園に提出にいったり、

 ヒゲA目当てでいったりしてます。


 長崎ドラゴン魚市場は、
 今日もグローバルな活気で満ち溢れています。

 夏の期待感が、多様化したことで、
 みなさんも予定をたてやすくなっているようですね。

 ですが、メインイベントは、

  『渚の君 2014。』

 であることに、揺らぎなどありません。

 君という表現は、ガールズサイト側にも配慮した形になっております。

 儚い美少年から、活発な好青年、

 クールなイケメン、知的で優しいお兄さんなど、

 けっこうなジャンルをカバーしての開催となります。

エストさん「ですよねー。

      でないと、せっかく上げてる女子力を、

      そっちの方で発揮できないですもんねー。」

 エストさん、お久しぶりです。

エストさん「か、解説がいうなー!

      誰かに言わしてw」

 ごもっともです。

美月 彩(さい)君「初めまして、エストさん。

          お噂は、聞き及んでおります。

          彩といいます。

          よろしくお願いします!」

エストさん「!?」

 ウィルハルト王子(二世)にも、負けない、
 とても可憐な美少年です。

 自己紹介がなければ、
 エストさんは、彩君を男子であると気付けなかったでしょう。

 正直、見た目はものすごい美少女です。

 声も、ソプラノでまったくわかりません。

 アリス会長さんの、側近さんでもあります。

彩君「あ、あの、何か私、

   変なこと言いました?

   慣れてなくてすいません。」


 エストに選択肢!!

 ・難攻不落のウィルハルト君を選んで、

  今年の夏を棒に振る。

 ・むしろ、甲子園を目指す。

  (最高の感動が、あなたを包んでくれること間違いありません。)

 ・攻略可能な、

  美月 彩君に乗り換える。(乗り換え割り ききます。)

  好感度 90からのスタートです。


エストさん「むおぉーーー!

      や、やめてくれー、

      即答で人生を決められるかいな!!」

 彩君は、ちょっと困った様子です。

 自分に落ち度があったかなとか、気にしています。

 とても、いい人です。

エストさん「こ、これからもよろしくお願いします!」

彩君「はいっ。」

 そのにこやかな笑顔は、すべてを許せる天使の微笑みです。

 彩君は、天使です。

 いまは普通の留学生として、アリス会長さんの傍にいます。

 エストさんは、女子力をあげている成果が出ているみたいですね。

 エストさんには、

 たくさんの落としワナで、もっとたくましく生きて欲しいと、

 願っております。

エスト「はっ!?

    ローゼさんか!!」


  ヒュッ。


 しびれ吹き矢が、精確にエストさんにヒットします。

 吐息は、甘いバラの素敵な香りです。

エストさん「無念!!

      かわせるように、ならねばぁ・・・。」

 エストさんは、しびれています。

 彩君に、介抱されました。

 よかったですね。

エストさん(展開としては、ありだと思います。)


 エストさんが、悶えている間も、

 ためぞうは、ちゃんとお手伝いをしています。

 いい仕事をしました。

 みんないい仕事です。

 休憩時間が、笑顔ですね。

 ヒゲAが、みかんを持ってきました。

ヒゲA「実家から送ってきたのが、コンテナであってね。

    みなさん、食べませんか?」

 朝日に負けない、オレンジ色です。

 艶やかな色合いが、まるで宝石のようです。

 分けてくれるそうですので、

 みなさんお持ち帰りの袋を用意しました。

 ヒゲは、夏みかんを2トン持ってきています。

 仲良く、分けれます。

ノルン姐「みかん、うめー!

     やるな、ヒゲ。」

エリス姐「バカの言うことは気にしないでください、

     陛下。

     とってもおいしいです。」

ヒゲA「そいつは、良かった。

    結構、重くて腰にきたよ。

    リアカーじゃ、ちょっときついね、2トン。」

 魚市場に、フレッシュなみかんの花が咲きました。

ためぞう「たしかに、うまい。

     みかんの花ってどんなんだったっけ?」

エリス姐「つっこむんじゃねーよ!

     舎弟が、バカですいません。

     バルマード王。」

ヒゲA「いやいや、

    では、お魚見せてもらうね。」

 ヒゲAは、
 朝の買出しです。

 割引券をたくさん、ノルン姐さんからもらいました。

 見慣れない売り子さんがいます。

 途中で、内職の手を止めたような感じの売り子さんです。

 ヒゲAは、言います。

ヒゲA「おすすめ、お願いしまーす。」

売り子さん「はい、どうぞ。」

 今日のヒゲAの夕食は、豪華海鮮料理です。

売り子さん「割引券使いますか?」

 ヒゲAは、割引クーポンを渡しました。

売り子さん「3980円が、3000円割引で、

      980円です。」

ヒゲA「えーーーーーー!

    大丈夫なの?」

売り子さん「届けてくれた、優しさの値段と思っていただければ。」

ヒゲA「ありがとうございます!!」

 今日も、魚市場はいい朝です。


 セントクラウス学園に着きました。

 朝錬のみんなは、それぞれの目標の為に、

 汗して頑張っています。

 いろんな大会の多い季節がそこにはあります。

 陸上部の女の子が、トラックを駆け抜けていきます。

 ためぞうはその練習風景を見ながら、
 みかんを頂いています。

ためぞう「陸上はいいよな、オレもかけっこは好きだが、

     みてても楽しい。」

 ためぞうはクーラボックスをわりと持ち歩いています。

 入りきれないみかんさんは、市場で預かってもらっています。

 校庭の階段に腰を下ろすためぞうに気付いた、陸上の子が、
 ためぞうの近くに着ます。

女の子「野球部で、柵越え連発してる方ですよね?」

 汗がキラキラ、いい感じの爽やかな子です。

 ためぞうは、みかんをあげます。

女の子「わ、いいんですか?

    たべちゃいますよ。」

ためぞう「たべちゃって下さいっす。」

 ためぞうは、
 お昼休みにみかんを使った、
 お菓子作りに挑戦するつもりでしたが、

 他の子たちにもみかんをあげてしまいます。

 ボックスのみかんはなくなってしまいましたが、
 喜んでもらえて、
 ちょっと照れてます。

女の子「ありがとうございました!

    ところでその、ためぞうさんは、

    陸上とか興味ないですか?」

ためぞう「走るのは好きです。

     逃げ足には自信あります。

     見るのも好きです。」

女の子「今度よかったら、その勧誘ではありませんが、

    走って見ないですか?

    なんというか、見てみたくって。

    理由、それだけです。無理言ってすいません。」

 ためぞうの練習光景は、
 わりと目立っています。

 ホームランは、インパクトありますね。

 ためぞうのヒットは、ほとんど柵越えなので、
 玉拾いは、地味に大変です。

 エリス姉さんが、ホームランバッターなのが、
 影響していると思います。

 でも、繋ぐ野球もする人です。

 草野球ですね。

 なんとなく、流れで一本、走ってみることになりました。

 トラックは、100m。

 今回はみなさんお気楽に参加しています。

 ためぞうの走りを隣で感じて見たいという方の参加になります。

 八人で走ります。

 スタートの合図がなりました!

 ためぞうは、ハンパないスタートダッシュを見せます。

 スーパーの特売へ向かう姿のようです。

 あっという間に、リードを奪いました。

 そこから加速します。

 みかんエナジー フルスロットルです!!

 ためぞうは一着です。

 ストップウオッチを持った女子部員が、

 我が目を疑っています。

 9秒78です。

女の子「は、速い!」

ためぞう「・・・。

     うそん。」

 ためぞうも、びっくりです。

 女子部員の子たちから、
 よろしくお願いしますと頼まれては、

 ためぞうは断ることなど出来ませんので、
 ちょくちょく寄らせてもらうことにしました。

 風が、心地いいですね。

 午後の練習は、日差しに気を付けてくださいね。

 ということで、
 ためぞうは、ホームルームに向かいます。


 緊急事態発生です!

 エマージェンンシーです!!

ローゼさん「・・・。

      おおげさですよ。」

 ヒゲ目当てで、ホームルームを待っていた、
 紺のブレザー姿のローゼさんが、

 ためぞうを、ちょっとだけ いいな とか、

 思ってしまっちゃってるみたいなんですよ!

おじさん「すいません。」

 お花屋のおじさん、ジェネシスさんがいます。

おじさん「あ、いえ、普通に商業棟の方にテナントありますんで。」

 ローゼさんは、おじさんごと、
 朝の出来事をなかったことに、上書きできる、

 スペシャルパワーの持ち主さんなのですが、

 今日はちょっと、調子が出てないみたいです。

ローゼさん「おじさんさんは、

      ためぞうさんにとっては、

      よい方向へ導いてくれそうですので、

      意地悪はやめておきますね。

      おじさんさんは、

      ご存知かと思います。

      ヒゲのお父様のご様子を

      見に行かねばならないのです。

      お父様が、

      おでん屋さんではお世話になっております。」

おじさん「あーいやー、バルマードさんは、

     ようやく出会えた飲み友だと思っております。

     気が合うんですよ。

     余計なツッコミ、すいませんした。

     あ、あと、

     うちのユッキーもよろしくお願いしときます。

     では!」

 そう言って、おじさんが校庭のサークルに立つと、
 スライド式のエレベーターに作り直されていました。

 沈むように、地下駐車場の方へと消えていきます。

ローゼさん「あ、

      ホームルーム、始まっちゃう。」


 三年J組の教室は、

 エリナ先生の点呼が始まっていました。

 さっぱりしてます。

 終わりました。

エリナ先生「では、また。」

ためぞう「名前、呼ばれた?」

ヒゲA「ここは、呼ばれたことになるんだね。」

 点呼があっという間に終わってしまうので、

 ヒゲAは、パンフレットを見ています。

 ためぞうは、見せてもらいました。

 『グアム・ハワイ・タヒチ 南国への招待。』

 というパンフです。

ためぞう「おっさん、カネ持ってるからいいよなー。」

ヒゲA「行ったことはないよ。

    行けたらいいな、で見てるだけですね。」

ためぞう「いけるじゃん、

     船もってるだろー。」

ヒゲA「一応、学園の講師もやってるヒゲなので、

    日帰り出来そうなとこがいいですね。」

ためぞう「あれしかねえべ、

     バーベキュー。」

 ためぞうは、セリカさんの為に、

 たくさんのバーベキューのフラグを立てるようです。

ヒゲA「いいねぇ。

    ヒゲBさんや、アリスト君(おじさん)たちと、

    おっさんだらけで、行ってみようかなぁ。」

ためぞう「ギャルもつれてけよ。

     おっさん、コネいっぱいあるだろ。」

ヒゲA「愛娘さんの許可しだいですネ。」

ためぞう「・・・。

     配慮が足りませんでした!!」

 ローゼさんは、廊下で

 プラカードを持っています。


  『行って OK!』


ためぞう「行きましょう!」

ヒゲA「やったね!」

ためぞう「レオクス先生を、お誘い、お願いしときます。」

ヒゲA「うん、レオクス君がいるとはかどるね。

    パーフェクトだからね、彼。」

 ためぞうは、二人と二匹の熱い視線を感じます。

ためぞう「ビーム攻撃、やめれー!」

 サフィリアさんと、

 レミーアさんと、

 ネコさんたちが加わりました。

 ためぞうは、ヒゲのスマホを借りました。

レオクスさん「お、お世話になっております、バルマード王!!

       え? ためぞう君。」

ためぞう「うんと、まぎらわしくてごめんなさいです。

     ヒゲAさんからの提案で、

     バーベキュー行きそうなのです。」

レオクスさん「おおー、行きたいですねー。」

ヒゲA「ぜひ、来てほしいんだ。

    よろしくお願いします。」

レオクスさん「陛下に、感謝です!」

ためぞう「エリス姉さんも呼んどきます。

     来るでしょう。」

レオクスさん「・・・。

       ためぞう君、今日はコンパクト営業にしよう。

       修行を思い出したような気がします。

       そこだけは、うまくやり遂げたいと、

       願っているのです。」

ためぞう「ねーさんのどこがいいのか、わかりませんが、

     気持ちはわかります!

     あんなんでよかったら、

     いつでも持って行ってください。」

レオクスさん「えーーーーーーーー!!」

 レオクスさんが、電話の向こうで転んだ音がしました。

 元気そうではあります。

 かなり動揺しているようです。

レオクスさん「じ、自分が、

       それに相応しい男になるまで、待って下さい。

       頑張りまくりますので。

       世界の、一つ、二つは、

       せめて差し上げたいのです。」

ためぞう「あずき最中でいいと思います。」

レオクスさん「わ、わかった!!

       そっちの修行もしますので。

       い、忙しくなるなー。」

 声は、楽しそうです。

ためぞう「みんな、いいよなぁ・・・。」

 ヒゲAが着替えて戻ってきました。

バルマード先生「今日の講義は、

        三年J組の教室で行います。」

 生徒が殺到します。

 椅子取り合戦です。

 バルマード先生の講義を落とすと、

 高確率で留年です。

 みな、必至の覚悟で席を取ります。

ためぞう「うおぅ!!」

 ためぞうは、

 空気椅子になりました。

ためぞう「こ、これで、40分・・・。」

 講義の内容は、『夏みかんと、スイカと、うちわと、

         ひまわりと、ビーチと、縁日です。』

ためぞう「多いよ!」

バルマード先生「夏が終われば、秋が来ます。

        秋が終われば、冬が来ます。

        冬が終われば、春になります。

        わかりますか?

        ようは、カレンダーですね。」

ためぞう「わかってるよ!」

バルマード先生「どの季節も、イベントは

        豊富にありますので、

        ご安心を。

        一番大事なのは、

        心で焦っていても、

        余裕を見せることです。

        手の内をすべて見せてしまっては、

        トランプでも勝てませんネ。

        切り札がなくても、

        持っているような余裕が大事です。

        時間を稼いでいる間に、

        着実に、足場を固めましょう。

        園芸などいいですね。

        部屋に、一つでも緑があると、

        ヒゲは、癒されたりします。」

ためぞう「・・・。

     わかるような、わからないような。」

 こんな感じで、ヒゲAの講義は進んでいきました。



   途中です、

   もうちょっとつづきます^^:


 テキストが長くなりましたので、

 『夏みかん・みかん』に続きます。

外伝 天帝 国編 I

2014年06月18日 13時04分44秒 | ためぞうの冒険(ダークフォース セカンド?仮+未定)
 東方には、日本(ひのもと)の国があります。
 
 日本乃国を盟主とする、

 同盟国の総称が、『天帝 国』になります。


 大きな力に対抗するためには、

 象徴が必要なこともあります。

 それが『帝(みかど)』になります。

 天(あま)つ帝の、治める国で、

  『天帝 国』となっています。


 天帝とは、龍の事で、

 その天龍を奉る事で、共和国として成立しています。

 なので、皇帝のような人物の代わりに、

  『天龍の巫女』がおります。

 ようは、

 日本の戦国時代ですネ。

 それをちょっと、

 ファンタジーっぽくアレンジした設定で、

 大河ドラマとかの、そのままの日本が、

 元になっております。

 そういうドラマを見るのが好きなもので。^^:


 簡単に説明できると良いのですが、

 王の代わりに大名がいます。

 巫女姫を守護するという大儀を建て前に、

 成立している国々です。

 箇条書きですいません。


 ・豊田(とよだ)家。

  当主 織田 信長公。

  織田、豊臣連合の総称。

  日本の大半を治めています。


 ・本田家。

  リンカさんの国です。

  駿河、東海道を治めています。

  本家は、松平ですが、

  松平公を豊田家に渡さぬように、

  筆頭家臣の本田 忠継公が、代理で家督を継いでいます。


 ・伊達家。

  当主 雪華(ゆきはな) 正宗公。

  奥州の覇者、

  最上家、佐竹家と共闘し、

  奥州を守り抜いています。


 ・上杉家。

  当主 上杉 剣信公。(サフィリアさん。)

  越後の虎。

  日本、最強の上杉軍を、

  現在は、兼継候と影勝候が率いています。

  豊田家すら、手が出せない強国です。


 ・毛利家。

  中国の覇者。

  当主は、毛利 鷹元公。

  鬼神 吉川候を筆頭とする、
  強力な、毛利水軍を有しています。

  小早川候が、軍師。


 ・長曽我部家。

  当主は 千華(ちか)姫。

  現在の名は、元千華(もとちか)公となっております。

  長曽我部 元親公の意思を継ぐ姫です。

  四国の覇者。

  元千華姫を筆頭とする、

  強力な四国軍団で、豊田家に対抗しています。

  姫を、豊田家に渡さない為です。


 ・島津家。

  当主 島津 義弘公。

  豊田家を離反した、

  軍師 黒田候と共に、

  九州を平定。

  唯一の、交易所である、

  長崎 出島を有し、

  莫大な富と、最新の技術を持つ。

  渡来した、西洋のサムライも多く抱える、

  多文化の国。


 ・山本家。

  当主 山本 一徹公。

  一徹公は、

  剣皇 グランハルト=トレイメアスです。

  現在は、盟友の武田 勝頼公が、

  家督を継いでいます。

  家名が、山本なのは、

  豊田家から、武田の姫を取られぬ策です。

  これは、本田家と同様です。

  戦国最強の槍騎兵軍団を持つ、

  疾風の軍団です。

  わずか一日で、本陣に攻めてくるツワモノ揃いです。


  上記の大名家が、日本乃国を守護し、

  周辺諸国をまとめ上げています。

  加盟国は、170カ国。


  東方エリア全域を同盟国にしている、大国となります。


  追記があると思います。^^:


  ややこしくて、すいません。


  ようは、戦国時代そのまんまですw