ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

第1回将棋文化検定のひげめがね的総括

2012-10-27 18:33:06 | 将棋文化検定
 この1か月弱、新型アテンザ情報を除いてすべて将棋文化検定の日記をつづってきました。全く自虐日記にならずずびばぜん。
 自分としては、他人に見られることで勉強しなければならない気持ちを増長させる目的と、第2回に受検する方のためのアーカイブになればなあという目的でここに書き込んでまいりました。結果的に「自分が勉強しようと考えていた分野」についてはおおむね勉強できたと思いますが、これがアーカイブとして役立つかどうかは…。
 今回の最大の成果は「江戸時代の棋士や詰将棋に触れられた」ことです。特に詰将棋に関しては、なんでこんなものを400年前に作ることができたのかわからない、というほどの芸術だと知りました。ナスカの地上絵とかピラミッド並みの不思議さ、偉大さです。残念なのはピラミッドのように「誰もが一目でその素晴らしさがわかる」という類のものではないことです。将棋のことをまあまあ知ってるひげめがねですら、今までその素晴らしさを鑑賞しようともしなかったのですから。ようやく内藤國雄先生の嘆きの意味が分かりました。
 また、ツイッターで全く見ず知らずの方とも交流することができたのも成果の1つです。今までツイッターがなぜこれほど流行っているのか理解できませんでしたが、なるほどこうやってつながるのか!と実感した次第です。
 何事もやってみないとその良し悪しはわかりません。やらないと人生に刺激がありません。そういうことを再認識させていただきました。

 さて、10月5日のブログに書いた、将棋文化検定の傾向と対策ですが、ものの見事に外れたことを、ここにお詫び申し上げます



 この傾向を見て「2級ではマンガの問題など出題可能性は低い。まして、将棋のルールの問題なんて出ないだろう」と思っておりましたが、とんでもない間違いでした。

 マンガは出なかったけど小説が。『サラの柔らかな香車』

 ルールなど3問も出てしまいました。
終局後は反則行為の有無にかかわらず、投了時の勝敗が優先する(投了の優先)。

対局者が秒読みの最中に駒を手から落とした場合には、指で盤面部分を押さえ、どう指すかを言えは着手の代用と認める。

プロの公式戦で遅刻した時の規定

 今回は第1回ということで、出題者も手探り状態、結果的に出題内容が偏ってしまったと感じます。第2回は、今回の反省を生かす方向にベクトルが向かうのではないでしょうか?となると、次回こそ江戸の名人問題、とりわけ三代宗看兄弟あたりは出題される可能性は大いにあり、ひょっとすると本ブログが役立つ日が来るかもしれません?!
 次回は1ヶ月後に合否通知が出たときにレポートいたします。ひげめがねが自己採点したところ、将棋ペンクラブログに書かれている落武者感想戦をされた方々と同じくらいの正答率と思われます。ブログorツイッター上で皆様と一緒に喜びあえると良いですね。
 あと、これを機会に将棋ペンクラブにも入会しようと思います。毎日、将棋ペンクラブログを読ませていただいていますので。