ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

将棋文化検定2級想定問題(記述編)

2012-10-17 21:18:20 | 将棋文化検定
 いよいよあと4日ですので勉強することをある程度割り切るべきかと。
 問題の傾向についてはこちらにも書いたが、そのほかの情報を総合すると…

1.週刊将棋9月26日号に検定実行委員 田丸八段のコメントあり。「今年は名人400年という記念の年なので、名人や将棋史に関する問題が多く出ます」とのこと。そう考えると本ひげめがね日記の想定問題はあたらずといえどもとも遠からじであるような…。

2.受験票とともに届いた案内文書には「60分、全級50題、3者択一、ただし2級はうち10問が記述式」とのこと。おそらく2級の択一問題は「将棋雑誌とかをある程度読んでる人だったらわかる」問題か、「カルトQ的な、将棋世界編集部とかネット中継スタッフとかしか分からない」ような問題かと思われる。

 そうなるとあと4日でやるべきことは「将棋用語や棋士の名前を漢字で書けるようにすること」ではないかいな。
 それにしても、検定終了後の「トークショーor指導対局」の選択はひげめがねの中では究極の選択である。もちろん「トークショーを聴いて、お楽しみ抽選会で藤井九段の指導対局を当てる」というパターンが最高であるが、そんなに世の中うまくいかないことを知っているので。
 今日出題分は難問ぞろいです。

Q25. 江戸時代に和算家として活躍するとともに、『将棋妙案』などの詰将棋の古図式を残した人物の姓名を記せ。

Q26. 中将棋や泰将棋などで、玉将と同じ動き方をし、「玉将を取られてもその駒を取られなければ負けにならない」という駒の名称を漢字2文字で記せ。

Q27. 大橋本家に伝わる後水尾天皇の銘を近代将棋駒の祖・豊島龍山が筆写したといわれている駒の書体の名前を記せ。


 では前回の解答。

Q22. 実力制名人になって以降、最年少で永世名人の資格を得た棋士の姓名を記せ。
中原誠。一見難問のようだが、谷川浩司、羽生善治は2度の復位の末の永世名人、森内俊之は名人就位自体が遅いという理由で除外されそう。実質大山康晴か中原の2択。パッと見では「知らない」と思う問題でも、冷静に考えれば選択肢は絞れる問題はあるはずと心に言い聞かせて検定に臨もう。

Q23.名人に復位(失冠後再獲得)を2度したことのある棋士は何人いるか?
ア 2人  イ 3人  ウ 4人
答えはウ。そんなにいるんだね。中原誠、谷川浩司、森内俊之、羽生善治。

Q24. 名人戦で、持将棋千日手を含む全10局を戦い名人を獲得した棋士の姓名を記せ。
加藤一二三。米長会長が気を利かせてひふみんの問題が出題されるのではという予想(笑)。