ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

こんな社会に誰がした?「不安な個人、立ちすくむ国家」

2017-05-29 06:20:16 | 日記
 おかげさまで、5月26日に43歳になりました。ありがとうございます。
 それで、社会人になってから20年(1997年4月~)たったことに気づきました。
 こんな偏った人間が社会の中で生かされていることに、大変感謝しております。

 で、普通であれば社会人生活も折り返しと思うでしょうが、もうそんな時代ではありません。


日本経済新聞 2017年1月6日朝刊


2度目の三振は許されない


定年退職後の悠々自適は悪。

下2つの画像は
不安な個人、立ちすくむ国家
より。

 定年60歳は、平均寿命が60歳ちょっとだった時代の遺物だということは、ひげめがねにも正しいように思えます。つまり、昔から、生涯現役が基本だったということで、世の中が変わったのに制度や世の中の仕組みがついていっていないということでありましょう。
 などという講釈はともかく、言いたいことは、私たち世代は健康な間は80だろうが90だろうが働かなければならない、ということです。

 老人が闊歩し、若者が割をくう、という時代にしてしまったのは、団塊ジュニアの一員であるひげめがねにも責任の一端がある、と感じておりますです。

 というわけで、ひげめがねは目標を「80年かけて自己実現に取り組む」ということにしました。
 ストレス耐性がないひげめがねにとって上記が意味することは、長い期間働けるよう、常に一生懸命働きすぎないようにするということです(笑)。
 ということで皆様、ご協力よろしくお願い致します(笑)。

電王戦を終えて 人間対AIのステージは麻雀に

2017-05-24 12:00:34 | 将棋
 先週の土曜日、電王戦はその役目を終えた。
 第1局、第2局とも、ひげめがねは仕事だったのだが、リアルタイムでは偶然にも投了する場面だけ見ることができた。名人ですら全く相手にならないほど将棋AIが進化にしたことに、感慨を覚えざるを得ない。
 結果的に見れば、「もっと早くから電王戦を開催していればよかった」「米長会長(当時)の『プロ棋士とAIとの対局禁止』は間違いだった」とは言えるだろう。
 しかし、個人的には、すべて含め、これほど将棋を見て楽しめる経験は空前絶後だと思う。
 とにかく興奮したのが第2期電王戦第2局、第3局。
 第2局はサトシン先生が初めてプロ棋士としてAIに負けた対局、第3局はフナエモンの対局。
 あのどちらが勝つか負けるかわからないハラハラドキドキ感、形勢がAIに傾くときの追いつけない感じ、負けた後の虚脱感。将棋を見てあれ以上興奮し感動することは今までなかったし、今後もないだろう。
 そして、同じく第2期の第5局、A級棋士の三浦八段(当時)が完敗したのを見て、ついに人間はAIに追い抜かれたことをはっきりと実感した。
 なんだかんだ言っても、私たち将棋ヲタはAIが人間を追い抜いていく瞬間を目の当たりにできたのだよ!
 囲碁なんか、誰と対局するでもないうちに、いきなり世界トップレベルが敗れてしまった。あのドキドキ感が吹っ飛ばされて結論だけ見せられた囲碁ファンにはお気の毒、と言わざるを得ない。
 というわけで、いよいよ「二人零和有限確定完全情報ゲーム」ではない分野にとってAIはどうなのか、というところに人々の興味は移っているように思える。

(前提)で、ここから麻雀の話をしますが、ひげめがねは麻雀、並びに麻雀界にはまったく詳しくない、ただ下記の福地先生のブログはおもしろいから継続的に読んでいる、という人です。それを前提にお読みください。

 福地先生のブログ 福地誠天鳳名人位ブログ「【麻雀】麻雀の未来」
「世間一般にAIが人間を上回ったことを見せるにはネット麻雀では不足で、電王手君みたいなやつを開発して、リアル麻雀で対局を見せる必要がある。」

ってあるけど、上述した第2期の将棋電王戦では、普通に相手は人間(奨励会員)だったよ!電王手くんがあったから追い越されることを実感したわけではない!(そういえば趙治勲先生と対戦(対峙)している相手が「人間のおじさんそっくり!!」とテレビを見た妻がびっくりしていたが、あれは本当に人間のおじさんだったから(笑))

 ひげめがねは、人間とAIの戦いは見せ方ではなくて、その場をどのように設定するかだけだと思うよ。
その理由は2つ。

1.応援する対象が明確に決まっているから。日本人はオリンピックで日本人を応援するように、人間は人間を応援するから盛り上がること請け合い。
2.電王戦があれだけ感動的だった理由は、基本的に「人間の方がまだ強いんじゃない?」という希望的観測が共通認識だったから。今の麻雀界って、まさにそういう状況じゃないのかいな?

 麻雀界にはそれを見せる場は結構ある。最高のパターンは藤田社長に懇願してAbemaTVで天鳳名人戦的な番組を作成いただくこと。前述のとおり、最初は牌をロボットがつかむ必要はなく、淡々としたゲーム画面と「最高の解説陣」(←ここ重要)があればよいと思う。
 今調べたら、将棋電王戦は最高来場者85万くらいだったそう。この数字には当然、将棋を知らない人が相当含まれるはず。麻雀がいきなりそれを超えることはないけど、人間対AIがいい勝負(最初のうちは人間がちょい強いくらいが最高)と分かったら麻雀興味ない人たちが見始めるはず。もし、ページビューが多くなれば、黙っていてもデンソー様が「電王牌くん」を作ってくれるはず(笑)。
 企画として十分勝算があるというのがこのブログの結論ですが、いかがでしょうかね?

統計検定2級への道 連続的確率変数の分散

2017-05-21 21:41:50 | 統計検定
 もう検定まで1か月を切ってしまいましたが、まだ大きなハードルが5つくらい残っています…。
 さすがに全くの基礎知識なく2級なんて受かるわけないよなあ…と思う毎日が続いております。

 例えばこの問題


当然わからないので解説見たら、

連続的確率変数の分散の公式は


ってマイナスの前と後は何がちがうんじゃーーーーーーーー!

 と思って2週間くらい放擲してほかの勉強していましたが、一周もどって今日、上の公式見たら、なんと意味が分かってしまった!!
 少しずつ推測統計の意味が分かってきたのかなあ、と思いたいが、たぶんほかの問題解くことで数式の中の記号の意味が分かったというだけと思われ。
 つらい、という結論です。

統計検定2級への道 いよいよステージは微分積分に

2017-05-07 13:24:29 | 統計検定
 統計検定2級受検の旨、3日前のブログに書きましたが、何とかΣ(シグマ)までは自力で計算にこぎつけることができました。
 しかし…


 ついに積分の計算が出てきてしまい、いよいよギブアップです。

 受検やめました。

 と言いたいところですが、アスペ魂に火が付いてしまい…


 借りてきました。




 そして25年ぶりに3次関数のグラフを描きました。

 ひげめがねはいったい何をしたいのでしょうか?

世界コンピュータ将棋選手権 ポナンザが受けを見落とした?

2017-05-05 18:05:10 | 将棋
 今年のゴールデンウイークは家にいたので、久々に決勝戦が見られました!
 まさか、ポナンザが負けるとは思わなかったので、楽しませていただきました。
 棋譜はこちらから

 ポナの▽1七香からずっと攻め(責め)られ続け…

 そもそもポナンザでなくても、コンピュータソフトにこんな銀打たれたたら、ひげめがねなら投了だな(笑)。


 しかし、ここで▲6八金とか


 ここで▲7八玉とか

 受けは非常に参考になりました。
 どうもひげめがねは受け切り勝ちが好きみたい。変な嗜好ね。

 ちなみにうちの激指13にかけてみたら、攻め始めの▽1七香が敗着と(全部棋譜解析した後でなく、その場で)?つきながら指摘。やはり激指は人間に思考が近いな。
 うちの激指13と今のポナンザなら、ポナが勝率9割以上なんだろう。だけどポナは強すぎて違う地平が見えているからこういうことが起こるんだろうね。
 今日の教訓は「あきらめたら試合終了」ということでよろしいでしょうか?