ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

中原名人の二十代にして大人な落ち着きに感動する

2018-08-01 19:00:00 | 将棋
 『先崎学&中村太地 この名局を見よ! 20世紀編』、さっそく読みましたが、ひげめがね的には近年まれに見る名著でありました。こーゆーの書ける人は河口老師亡きあとはいないであろうと思っておりましたが、見事に先ちゃんが引き継いでくれました。ただ、先ちゃんの連載「千駄ヶ谷市場」は(あくまで、ひげめがね的には)イマイチだったので、連載ではなく、こういった不定期載がbestかと思います。

 将棋文化検定1級のひげめがねには知っているエピソードも確かに多かったです(←自慢)。でも、その中でも全然知らなかったし感動したのが中原先生についての記述。

 先ちゃん発言のひげめがね的要約「中原先生の気合がすごかった。記録係や観戦記者にも聞こえない呼吸音が対戦者には聞こえる。中原先生は勝負に厳しく米長師匠は甘かった。師匠はだから自分に気合をかけていた」

 へえーー、そうだったのかあーー。大山評はたくさん出てくるけど、中原評はなかなか出てきませんよね。大名人はやはり一味違いますなあ。



 掲載されている13局の中でも一番感動したのが中原名人の次の1手でした。こういう余裕のある大人になりたい!!(←ひげめがねには多分無理)。
 気になる方はお読みください(←マイナビ様に気を使って宣伝)。
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豊島棋聖誕生。ようやく。

2018-07-17 19:40:41 | 将棋
第3回電王戦 第3局 豊島名人への道

 この記事を書いてから早4年半。ようやくとよぴーがタイトル獲得してくれましたよ。
 同世代では才能が圧倒的と思われていたのに、後輩たちにも抜かれ、森下先生のようになってしまうのかなあ(森下先生、ごめんなさい)と思わざるを得ませんでした。今回の棋聖戦も2勝1敗からいつもどおり追いつかれる展開…。
 思い出すのは4年前の王座戦。



 ひげめがねが、豊島王座に最も近づいたと思った瞬間。こんなに羽生先生が間違えたのにそれでも勝ちがなかったというのは、ある種悲劇的な運命を感じさせられた。
 今年の3月、名人挑戦のかかった将棋を落とした後もプレーオフで勝ちまくり相当興奮したが、その時も羽生先生の壁に阻まれた。
 それでも何度も立ち上がり続けたことが今日につながるのでしょうね。
 何はともあれ、藤井七冠前にタイトル獲れてよかったというのが率直な感想です。

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王位戦リーグ最終戦 木村九段ー村山七段戦

2018-05-17 22:44:32 | 将棋
 今日は王位戦リーグの最終一斉対局でした。羽生先生の収束は見事でしたが、残念ながら「終局時間」的には全く盛り上がりませんでしたね。
 そんな中唯一の激戦は、木村ー村山戦。じめこさんには申し訳ありませんが、頑張ってる「将棋の強いおじさん」を今日は応援でした(笑)。
 それにしてもどこで逆転したのかわかりづらい将棋でしたね。
 そこで我が家の激指将棋道場4にかけてみました。



 ▲3一角のあたりはやはり村山七段有利。


 ▽6五金では▽4四歩が良かったとの指摘。感想戦でのお話のとおり。


 ▲4四銀では▲4四角から桂馬をはらった方がよかったとの指摘。感想戦では▲4四桂なんて話は出ていたけど、角の話は出ていなかったような。


 そして、abemaTVで黒沢先生が指摘していた▲4九玉の場面では、やはり合駒した方がよかったとの指摘。
 確かにここで大きく形勢が後手に傾いた模様。

 なるほどねえ、おおよそ解説や感想戦と乖離していない。
 プロの公式戦の様子を見ることができ、感想戦も見られ、しかもこういう検証ができるような時代になるとは、本当に素晴らしいですね、と改めて思います。

 今日は、将棋の強いおじさんの▽6五歩、▽5五歩に感動しました。木村先生、リーグ残留おめでとうございます!
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松本市美鈴湖周辺の桜開花状況

2018-04-14 15:47:30 | 旅行
 長野県では、上田市も松本市も市街地ではすっかり葉桜になってしまいましたが。


 美鈴湖周辺の桜はあと1週間後に楽しめそうな雰囲気。



 美鈴湖から1km降りてみると、


 鄙びたバス停の上の桜は5~7分咲きくらい。

 そしてさらに1㎞おり、国道254号沿いに出ると…




 芝桜と桜、見ごろですね~。



 これから長野県に桜を見に、という方は、山の上へどうぞ。
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C級2組順位戦神谷-増田戦 今年度のひげめがね名局賞第2位

2018-03-16 21:39:12 | 将棋
 草木も眠る丑三つ時、もちろんひげめがねはぐっすり眠っていましたが、大変なドラマがありましたね。 

相手の「詰み」気づかずに「投了」 勝利目前の神谷八段

 藤井六段のニュースばかりの中、まさかの大きなニュースに。
 こーゆーのがひげめがねが好きな将棋。人間の悲哀がたまらない!(←他人の不幸は蜜の味なだけ)


 それにしても、▽5五歩と伸ばした手が、玉の逃げ道を広げただけでなく、


 後の▽5六角の土台になるというのが将棋の奥深さだよねー。そして、こういう攻防の手が棋士の幸不幸に直結しているから、将棋観戦はやめられない。

 神谷八段は、▽5五歩を、今までの経験則から、ある程度直観的に指したのだろう。それを増田五段は読めていなかった、というのも、実にドラマチック。

 ひげめがねにとっては今年度第2位の名局です。しつこいですが、第1位はこちら
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