ひげめがね日記

基本的に自虐的な日記です。自虐ネタが好きな方はお喜びいただけると思います。

えきねっと鯖落ちでSNSについて思いをはせるの巻

2012-11-29 22:10:59 | 日記
 12月5日の東京出張が、急遽本日決定。お昼頃「えきねっと」で新幹線チケットを取ろうと試みました。ちなみに「えきねっと」はJR東日本のサービスなので、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんね。
 ところがログインできない。すぐタイムアウトしてしまいます。なぜ?
 ふと、今日が11月29日であることに気づき、なるほどと膝を打ちました。年末の帰省切符を取るためアクセス激増しているためだな、と。
 納得して、2時間後に改めてログイン…、またもやタイムアウト。
 さらに2時間後…やはりタイムアウト…。
 これはいくらなんでもおかしいのでは?と思い原因を探ってみます。まずググってみましたが、2年前のサーバダウンのことが検索のトップ。意味ない~。「1時間以内の更新」に絞って改めて検索しても、それらしい記述は1件。1件では信憑性がないなー。
 そこで思いつきました。そうだ、ツイッターがある!
 「えきねっと」で検索をかけると、案の定「えきねっと、つながらない」というツイートだらけ。やはりサーバ側の問題でした。
 それにしても22時になろうとしている今となっても予約できない状況が続いています。いくらなんでも…。えきねっとにはサーバ増強を望みます。

 何はともあれツイッターというのは便利ですねえ。
 何をいまさら、と思われそうですが、ひげめがねはツイッターの利便性をつい最近まで感じることはありませんでした。他人のつぶやき見て何がおもしろいの?って。
 でも、将棋文化検定のことをブログで書き始め、フォロワーが非常に増え、将棋界で有名な方ともつながりを持つことで、「ああ、こうやってつながるツールなんだ」と初めて理解した次第です。検索機能とハッシュタグで情報を得る、リツイートで情報を拡散させる、という仕組みをようやく体感できたのです。
 その点、mixiを使い始めたころは、「使い始めた当初から」とても刺激的でした。足あと機能、コミュニティ、mixiリマインダ、mixiミュージック…。いまだにmixi日記の機能はほかのブログ、例えば私が今使っているgooブログと比べても圧倒的に使いやすく、まだまだ優位性があります。
 それなのにひげめがねはmixiから離れてしまい、Facebookやツイッターやブログに移行してしまいました。多くの方もそのようですね。そういった記事がまた最近目立つようになってきました。
 そうなった理由は足あと機能をなくしたことが大きいことは事実と思います。ただ、私は今回ツイッターの利便性に気付くにつれ、ほかにも理由があるように思えてきました。
 それはmixiが良かれと思って最初に機能を充実させすぎたことです。
 私がいいと思って使っていたmixiの機能たちが、時を経るにつれだんだんなくなっていってしまいました。そこにはいろいろな理由があったのでしょうが、「やってみてダメだったら撤退しよう」という、ある意味ポジティブな姿勢が、結果的にひげめがねのようなユーザーを失望させてしまったのだろうと思います。
 それに対しツイッターはそもそも機能と呼べるような仕掛けがほとんどありません。また、Facebookは実名を登録させることで「できない」ことも多いですし、ユーザインターフェイスもはっきり言って稚拙なものです。
 どちらのSNSもユーザーの動きを制限するものですが、結果的にユーザーも知恵を使ってつながる方法・仕組みを考えだしました。そして、ここが大事なところですが、「やっぱダメだからやめる」という機能が少なくてすみます。人間は、「今までできていたこと」ができなくなることに大きなストレスを感じるのだと実感した次第です。
 これはいろいろなことを考えさせられます。最初はダメ夫のほうが、後に普通のこと(家事とか育児とか)ができるようになるだけで、「いい夫」と思われるのかもしれません。あ、これはひげめがねのことを言っているわけではありませんよ(笑)。

非自虐日記

2012-11-27 22:12:34 | 将棋文化検定
 さて、ひげめがねの将棋文化検定の結果ですが、タイトルのとおりです(笑)。





 名前を消してありますが、決して偽造ではありません(笑)。
 90点は予想以上!まぐれ当たりが多かったっす。と謙虚ぶってみた(←やなやつ)。
 でも、本音は、ブログに偉そうなことを書くのはプレッシャーでしたよ。プレッシャーを自分にかけるのは狙いではあったのですが、それにしても予想以上に緊張しました。
 おもに勉強したのは江戸~戦後までの歴史でしたが、明治~戦後の問題が結構出題されたので助かったという感じです。
 それにしても田丸八段の「今年は名人400年という記念の年なので、名人や将棋史に関する問題が多く出ます」というところから、絶対「江戸の名人、家元」が多数出題される!!!と予想したのは大きな間違いで、ほとんど森内名人問題でした…。「Q.森内名人が就位式でもらったのは?A.ワイン」というのはまぐれで正解しましたが。
 合格率25%は想像以上の低さ。次回は1級がおそらく設定されるでしょうが、かなり気を引き締めなければ(←もう受ける気?)。
 この1年は、将棋の歴史に関する書物をできるだけ読むことにします。絶対江戸の名人、たくさん出題されるから!(ってどこからその自信が?笑)

第1回将棋文化検定2級の傾向

2012-11-26 23:05:38 | 将棋文化検定
 将棋文化検定の結果が届きました!
 結果は…諸事情により次回ブログに掲載いたします。勿体ぶります。
 さて、郵送物の中には、問題と解答も同封されていました。これは大変参考になりますし、よいサービスですよね。私は試験を受けて問題と解答が郵送されてきた経験は初めてなのですが、検定ブームの中では当然のサービスなのでしょうか?

 せっかくですので、模擬試験を使用して作った傾向と対策に今回の試験の傾向を併せてみました。
 なお、整合性の観点から、「ジャンル」は以前のブログに記載したものとは変えてあります。



 こうやって見ると、それほど模擬問題と比べても変化がないように見えますが、ルールの問題が3問、駒台の問題、チャトランガの問題、どうぶつしょうぎの問題、そしてなぜか映画の問題(笑)がそれぞれ2問連続で出題されています。それで江戸の名人の問題がほとんどなし(分類上ゼロになっているが、実質1)。そういった意味では、今回は問題に偏りがあったと思います。次回はこの反省を生かして、もう少し問題を分散させてくるでしょう。
 では第2回将棋文化検定でどのような問題が想定されるか、ですが、頭がすっきりしているときに考えます。とりあえず、問題の分類をしたところで疲れたのでおやすみなさい。。。

将棋ペンクラブに入会し、羽生の超人ぶりを再認識するの巻

2012-11-20 21:51:15 | 日記
 以前書いたとおり、将棋ペンクラブに入会
 最新の将棋ペン倶楽部秋号を読んでみると、今年のペンクラブ大賞の受賞作が掲載されていた。昨年の名人制第5局の観戦記であった。
 去年の名人戦第5局ってどんな将棋だったっけ?と思ったところ、羽生の▽3七銀成の将棋。


ここから▽3五銀▲3六歩▽2六銀▲2七歩▽3七銀成!!



 働いている銀を桂馬と交換したうえ、相手の遊んでいる銀を働かせるとは!たとえて言えば、商品を仕入れ値(定価ではない)の2割引きで販売したうえ、ギフト券までつけちゃうような所業。それでも、自分のほうがやがて良くなると思うその感覚、対局観は、人間業とは思えない。
 この対局は将棋界ではそんなに注目されていないように思えるが、羽生は他の対局でも羽生マジックと言われる指し手が多いから目立たないだけかと。その代表局はパリでの竜王戦第1局。


竜を作らせたうえ駒損、それでも有利と見た対局観。

 たとえば中原、谷川、渡辺など天才の手というものを長年のうちに見てきたが、大体の場合は後で解説されれば一応の意味がわかるし、感動もできる。でも、とりわけ羽生のこの2局はなんで有利になるのか意味がわからないし、凡才の自分には得るところもない。だって将棋の神がやってることだもん!
 久しぶりにこの将棋を見ることができて、改めてこの時代に生きていることの幸福を感じた次第。
 来年も将棋ペンクラブ継続しようと思ってます。いずれはペンクラブ忘年会とかに行きたいなあ。

信州に冬がやってきましたよ。

2012-11-18 13:31:01 | 日記
 先週ですが、10年ぶりに39度の熱を出し、それ以来体調がイマイチのひげめがねです。こんばんは。
 先週のひげめがねの過労(と自己診断)による熱発に引き続いて、今週は嫁が感染性胃腸炎になりました。
 ただ、ひげめがねたちは一緒に生活しているわけではなく、週末婚とも別居婚ともいえる環境。何しろ、お互いの家が100キロ近く離れているのですからして!
 仕事中に「もう駄目」と嫁から電話のかかってきた先週水曜日、急きょ嫁の家まで遠征することになりました。
 しかしながら、よりによってその日は今シーズン最大級の寒気が日本上空に入ってきた日でありました。朝の交通情報では、「雪のため峠道には滑り止めが必要です」とのアナウンスあり。まだ11月中旬のため、ひげめがねの愛車アコードちゃんが履いているのはノーマルタイヤです。
 その日、仕事が終わったのは21時。職場近辺は晴れ。星がきれいな夜でした。でも、底冷え。そこで選択に迫られます。

1.普段通る大門街道を行くと、我が職場から嫁の家まで50キロ(ん?距離が合わないのでは?と思ったあなたは鋭い。実は我が家と職場は40キロ以上離れているのです!)。しかし、人家はなくシカとタヌキしか出ないような道。さらに言えば峠道の頂上は標高1,400メートル以上!職場の底冷えから判断すると、その日は氷点下5度くらい!朝降った雪がツルツルのブラックアイスに化しているやもしれぬ。

2.高速道路は大きく回り込んでつながっているが、全行程を走るとおよそ140キロ!時間はそれほど変わり無いが、やはり夜の田舎の暗くさびしいハイウェイドライブは疲れるのれす。

3.1と同じ峠道だけど、有料道路を使用する。もちろん、道路建設費を回収するための有料なのだが、そうは言っても雪や凍結に対するメンテナンスは一般道路とは雲泥の違い。ということは長野県人なら知ってるよね?!

 最後まで1と3で悩みました。「乾いた氷は滑らない」と織田裕二も言っていましたし(←いつの話?)。それでもリスクを鑑みて一応3にしてみました。若干遠回りになりますが新和田トンネルを通ることに決定。600円くらい…。いやあ、大人になると理性的な判断ができるようになるものだなあ。ケチひげが道路にお金払うなんて…、と自画自賛していましたが。。。

 最初は鼻歌気分&やっぱり600円もったいなかったかなあ、と思いつつ運転しておりましたが、標高が上がれば上がるほど暗くなり嫌な予感。そして、間もなく雪が降り始めました…。今シーズン初の雪見です。
 そのうち道路両脇に雪が積もり始めます。峠を登れば登るほど、雪はだんだん深くなり…頂上は20センチくらいの積雪!!!
 うおーーー。死ぬーーーーー!!!
 有料道路なので、もちろん道路は除雪&塩カルまいてあります。しかし、雪道を運転したことがある人はおわかりでしょうが、いくら道路は除雪されているとはいえ、いったん滑り始めるとコントロ-ルができません。まして山道でノーマルタイヤですからあー。
 前の福島ナンバーの軽自動車も同じくらいの速度で走っていただきましたので、50mくらい車間を取りながらそろそろと30km/hくらいで走りました。さすが福島の方も雪道の怖さはおわかりで。
 ゆっくりゆっくり下っていくと、雪はやみ、道にも雪がなくなり…、下りきったところにある諏訪湖の光が見えた時は、「ウオー生還したーー」と叫んでしまいました。こんな感慨を持って諏訪湖を見ることは2度とないでしょう。

 (長野県人として思ったこと)
・長野県の皆さま、スタッドレスには早めにかえましょう。
・冬はけちけちせず、有料道路を通りましょう。

 結局家に着いたのは23時過ぎ。看病もほとんどできず、なにしに行ったやら…。
 ちなみに本日日曜日。嫁はそこそこ元気になりました。まだ若干具合悪いようですが4日間寝すぎたため動きたくて仕方ないようで、なぜかケーキを焼いています。うまいケーキならいいなあ。