歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

決裁権者の権限について

2018-01-23 11:17:45 | 日記
皆さんこんにちは。今日は決裁権者である皆さんの権限についてです。

太閤となった豊臣秀吉は、甥である豊臣秀次を関白に任命した。
つまり、秀吉の後継者として、豊臣政権の中枢に置いたのだ。
ちなみに関白とは天皇を助ける形で政治を行う役職だ。
太閤とは、現代風の言葉でいうと「会長」であり、社長隠居後の名誉職的な立場だ。
しかし実質的には、秀吉が政治の実権を握ったままだった。

そんな折、秀吉に待望の実の子、秀頼が生まれる。
溺愛する秀頼が生まれたこの時から、歯車が狂い始める。

「将来は、この子がわしの後を継ぎ、関白となるのだ。」
そのためには、秀次がジャマだ。
そこで秀吉は、秀次に謀反の疑いをかけ切腹させてしまう。
さらにその上、秀次の一族郎党を皆殺しにしてしまったのだ。
何より秀頼を愛するが故に、暴挙に出たのだ。

権力者には、大きな力がある反面、その権限の行使には、大きな責任を伴うのだ。

これは現代の会社組織でも同じではないでしょうか?
決裁権者である皆さんにおかれましては、順調そうで何よりです。
それは皆さんが私利私欲に権限を行使することなく、
会社の発展を考えてらっしゃるからなのでしょう。


昨年は、育児介護休業法が改正され、
育児介護休業規程の大幅改正が必要となります。
昨年は、最低賃金法と社保料率が改正になりました。
今年は労災料率が変更予定です。
毎年数回、必ず改正される労働法令の改正に、対応できてますか。

建設業の方へ
28年6月から、「解体工事業」の業種が分離・独立しました。
「とび土工」の資格で、解体工事はできなくなりました。

ご質問は、遠慮なく。


~中小企業の法務担当~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
〒221-0001
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