歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

船橋のバカ養子

2014-07-03 08:26:53 | 日記
今まさに、潮干狩りのベストシーズンです。
梅雨の時期に、貝の身は大きく成長するのです。
つまり今の時期の貝が、一年で一番大きいのです。
この時期、引き潮と満ち潮の差が最大となる大潮の日に、干潮の時間を狙って潮干狩り場に行くと、大きな貝が山ほど採れます。


そう遠くない昔、千葉県船橋市では、バカ貝(お寿司屋さんでお馴染みアオヤギ)がたくさん採れたのです。
漁師達はシーズンになると出稼ぎ労働者をたくさん雇い、漁をしていたのでした。
そのため、乱獲により漁獲量が減少していったのでした。

そこで漁師達は会合を開き、
「次の季節からバカ貝漁ができるのは、漁師とその家族に限る」
という協定を結んだのでした。

ところが次の季節になっても、漁師達は去年同様、出稼ぎ労働者を雇って漁をしているのでした。

よくよく調べてみると、出稼ぎ労働者達は役所で養子縁組届を出してから漁をしていたのでした。
季節が終わると、離縁届を提出して故郷に帰っていったのでした。

実質的な家族と、法律上(戸籍上)の家族は違うのです。
相続が発生した場合、大きな問題となるのです。

ちなみにこの貝は、いつも殻を少し開けています。
その姿がポカーンと口を開けているように見えることから、その名がついたのだとか。

横浜の社会保険労務士・行政書士 関口 英樹
★相続・遺言・遺言執行
★協議離婚
★成年後見
http://www.hide2008.com/

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