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へえー、知らなかった!(その1話) ダウン症の赤ちゃん

2014-11-08 10:42:19 | エッセイの部屋


前回、私のミスで本文が掲載できていませんでした、改めてアプします。

近頃、ダウン症の赤ちゃん達の話題がニュースになる。
それは、最近注目されている出生前診断のせいだ。
産まれる前に赤ちゃんの染色体を調べてダウン症かどうかがはっきり分かる。
ダウン症と分かった場合、その赤ちゃんを出産するか中絶するかが大問題になる。
話は変わるが、私は最近、世の中を観ていて、ある疑問を持つようになった。
どうも世の中は予想したようにうまく進んでいかない。
医学の進歩が目覚ましいと言われるが、人類の病気はいっこうに減らない。
また真面目に生き、順調に人生を歩んでいた人達が、突然予想外の災難に会ったりする。
それで、これは、もしかしたら、まだ私が知らない「カルマの法則」とやらが関係しているのでは?と想った。
そこで最近始めたばかりの、手っ取り早くて分かりやすい「ユウチューブ」で検索して見た。
すると、その中の「カルマをダルマに」と言う動画の話が大変分かりやすかった。
そこに、たまたまダウン症の親子の事が取り上げられていた。
それは、それまで私が漠然と抱いていたイメージを遥かに超えたものだった。
ウッソー!ほんとかイ?と目から鱗が落ちた。
ダウン症を私は不幸な難病の一つぐらいにしか思っていなかった。
それが、そうではないと言うのだ。
ダウン所の子供とその親達は、実はスゴイ人達だと言うのだ。
確かに、私の同級生にダウン症の子を授かった母親がいるが、彼女は学生の時から人の面倒みの良い健康で優秀な女性だった。
私は、どうしてそんな彼女にダウン症の子が産まれてきたのだろうかと長年疑問だった。
それが今回、解けた。
内容はユーチューブで直接見てもらう方が良いのだが、私なりに要約すると、
「人間は魂を成長させるためにこの世に何度も生まれてくる。
この世で善行など良い種を蒔けば次の世で良い収穫があり、悪い種を蒔けば悪い収穫をする。
人間の魂の成長は、縁ある人達とやられたりやったりカルマを通して行われる。
未熟な段階の過去において、人は誰もが、かなりの悪事をやっていて、その刈り取りを今の世や次の世等でしなければならない。
こうしたカルマは罰ではない、「ああ私も過去にこう言う苦しみを他人にしてたのだな、やられた側の痛みが分かったから、これからはしないようにしよう」と悟れば、そのカルマは成就し消える。
人は自分が耐えられるだけの悪い収穫分を持って、この世に生まれて来るので、その苦難には必ず超えられる。
ダウン症の人達は、魂の成長の最終段階の人達で、最後に最も困難な収穫を持って生まれてきた人達だ。
また、その親達は、そう言う子供達を育てられる大きな愛情と忍耐を持った人達である」
と言うものだった。
そう言えば、他人がうらやむような賢く裕福な夫婦にダウン症の子達が産まれている事に気づいた。
前述の私の同級生も小学校の校長を務めたくらい立派な女性だ。
たまたま、その息子さんが私の畑へ去年から芋ほりに来るようになった。
私は、その彼女を、難病の子を授かってかわいそうにとしか思っていなかったが、今回、あーっ、知らなかった!今までの考え方を改めなくてはと反省した。
そんな事を想っていたら、つい先日、たまたま視覚障碍者図書館の新刊コーナーで、ダウン症の子を育てた母親の書いた本が目に止まった。
それは、「金澤翔子、涙の般若心経 ダウン症の赤ちゃんが天才書家と呼ばれるまでの軌跡の物語」だ。
何と言う良いタイミング!これを逃しては!とばかりに、早速、音読を聞いた。
・・・・
感動した!泣けた!
読み終わると、心が洗われたような気がした。
そして、まちがいないと思った。
それは、ダウン症の子達は、魂の向上の最終段階の子供達で、やはり大きな愛情を持った母親達の所へ産まれてきたと言う事。
それにそうした親子は、私なんか比べものにならない程スゴイ魂の人達なんだと言う事が。
早速、その本を注文して、皆に読んでもらおうと思った。
皆さんもどうぞ!
印象に残った事の中に、夜帰宅した時、「お月さん、家まで照らしながら送ってくれてありがとう!」とお礼を言って玄関に入る事。
「空」を買って!と言うので、何の事かと、その場所へ行ったら、そこは駐車所で「空があります」と看板が出ていた事。
この他にも、競争を知らない等、いろいろハッと気づかされる事がたくさんあります。


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