飛騨さるぼぼ湧水

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おまかせ漁りたて魚介類の宅急便! 野菜や加工品も!

2015-09-16 22:20:28 | 発明アイディアの部屋


もし私に漁師の友人がいて、隔週に取り立ての値打ちな魚貝類をクール宅急便で送ってくれたら、こんな嬉しい事はない。
その代わりに、私も獲りたての豊富な夏野菜をクール宅急便で送る。
以前、一階3000円ほどの有機野菜セットを取り続けた事があったが、スーパーの商品のような形のよい流通サイズの小さくて割高な感じだったので止めてしまった。
これは、流通会社が企画したものなので、生産農家は規格品を注文数量揃える事が有線され、規格外品をおまけに付ける等と言うお得感がなかった。
やはり、今までの考え方の中間業者を介せず、直接生産者と消費者が結びつくシステムがお得感が出ると思う。
なぜなら、現在日本中を流通している農産水産商品は、すべて選別された見栄え、箱詰め運送に便利な企画サイズだけである。
その陰で畑や生産地で捨てられたり、家畜や養殖のエサ等になっている物が多いからである。
それ等規格外品は、形が悪く見えるだけで、味は変わらない。
中には、むしろより美味しい物さえある。
漁師や農家が、その日に収穫した魚貝類や野菜を選別する事なく、すべてをすぐクール便で消費者に送ったら、たぶんスーパーで買うよりも数倍も値打ちな商品になると思う。
一方、漁師や農家の方も、規格外品も含めた収穫品すべてが販売できると言うメリットがある。
また、漁師は獲りたてをすぐ冷蔵や冷凍し、その日の内にクール便で送れば新鮮だから刺身でも食べられ、値打ちも大いに高まる。
農産物も新鮮でより美味しく食べられる。

なーんて考えて書き始めたが、何かインパクトが感じられなかったので、途中で筆を置いてしまった。
ところが先日、宮城県石巻市の鮮魚店が、ヤフーの通販で、「おやじのおまかせせっと」を発売したところ、注文が殺到したと言うニュースを見た。
これは、被災地東北の復興事業として新しく始めたビジネスモデルを全国の地方に普及させようとするものらしい。
東北の特産品を全国の消費者に直接販売しようとするヤフーの試みのようだが、この「おやじのおまかせセット」が数量限定になるほど人気があったのは、前述のように、今までにはなかった割安感や新鮮感さらに親近感が感じられたからだろう。
いくらネット販売で生産者と消費者を直接結びつけても、前述のようにそのビジネスモデルが、今までの流通と同じ商品感覚では何の新しさや魅力やインパクトもない。
形が悪くて泣く泣く捨てている農産物、商品として町に出回らない魚貝類これ等を家族や親戚に送るような心のこもった割安の宅急便、
ネットを利用すれば、詳しい情報をやりとりして一人暮らしから大家族さらに近所仲良い数家族の集まりまで多様な消費者と農家や農場や漁師や鮮魚店を親戚のように結びつける新しいビジネスモデルができるのではないだろうか。
また家を留守にする消費者には、コンビニェ店やスーパーが受け取り等を仲介する方法も考えたら良いと思う。
いかがでしょうか?このアイデア?

(以上)

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