お芋ブログ

台湾の大好きな街、台南の大学に留学中。日々の暮らしを綴っております。食べ物の写真が多めです。

「夢」とは。

2009年08月31日 | てきすと

ぼんやりと山道を歩いていた。
木々のざわめきと、小鳥のさえずりぐらいしか聞こえない。
静かな山道をポテポテと歩く。
しばらく歩いていると、
拡声器を使って叫んでいるような声が聞こえてきた。
歩けば歩くほど、その声が近くなってくる。
何やら、夢について熱く語っている声だった。

「夢は見るものじゃない!」

と、彼は叫ぶ。

「夢は叶えるものなんかでもない!!」

と、更に熱く彼は叫ぶ。

「夢は、食べるものだ!!!」

拡声器を手に、熱く語る彼はバクだった。

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目的地に着けない男。

2009年08月28日 | てきすと

僕は、どこに行くにも
ものすごく早めに家を出なければならない。
なぜなら、
3歩歩けば人に道を聞かれるからである。
思うように前に進めないのだ。
道を説明する為に数歩下がることもある。
だから目的地に着くまでにものすごく時間がかかる。

数年前までは、道を聞かれるだけだったが、
最近は色んな事を聞かれる。
「うちの晩御飯のおかず、何にしたらいいと思います?」
「進路で悩んでるんです・・・就職と進学どっちがいいんでしょうか?」
「今日雨降ると思います?傘持ってったほうがいいですかね?」
「映画見に行くのと釣りに行くのどっちが楽しいですかねー?」
「引っ越したいんですけど、おすすめの町ってあります?」

「そんなん知るかーーー!うるせーーーーー!!!!」
と怒鳴って全員突き飛ばしたい気にもなるけれど、
僕はすごく人がいいので
ひとりひとりのニーズにこたえるべく
一緒に迷い、悩み、考え
親身になって受け答えをする。

というわけで、
いつも僕が目的地に着く頃には、
大抵のことは終わってしまっている。
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ひこうきぐも

2009年08月27日 | LOMO写真
スイーっと。
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石窯

2009年08月27日 | LOMO写真
この石窯でピザとかスコーンとかパンとか
焼きプリンとか作ったのでした。
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子牛。

2009年08月27日 | LOMO写真
小さい牛さん。
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耳毛。

2009年08月21日 | てきすと
ある朝鏡を見たら
右の耳から毛糸が出ていた。
ぴょろんと1本。
引っ張ってみると
耳のとこがずぞぞぞぞーってなりながら
毛糸がどんどん出てくる。
色んな色が混ざったような、わりと美しい色の毛糸だった。

会社に行って
同僚に相談したら
「編み物でもしてみたら?」
と言われたので
編んでみることにした。

編んでも編んでも毛糸が耳から出てくる。
私は仕事も食事も何もかもを忘れ
ひたすら毛糸を編むことに熱中した。

やがて、会社は首になった。

編んだものは適度なところで糸を切って処理し、
雑貨屋さんで売ってもらうことにした。
雑貨屋の仕入れ担当の人は
「まあ綺麗な毛糸ですね」と喜んで買い取ってくれた。
私の耳から出てきた毛糸で編んだことは言えなかった。

私の毛糸作品は、飛ぶように売れた。
うちの店でも扱いたいと色んな店から申し込みが増え
なかなか生産が追いつかなくなってきた。

しかしある日。
毛糸がぷっつりと途切れてしまったのである。
鏡とペンライトを駆使して
耳の中を覗いて見てみたけれど、何も無い。
手芸屋さんで毛糸を買ってきて編んでみたけれど、
やっぱり何か違う感じだった。
これは売れないだろう、きっと。

途方に暮れていると、
雑貨屋の仕入れ担当の人がやってきた。
納品するものがわずかな量しか無かった。
どうしたんですか、と聞かれたけれど
今までの毛糸作品がすべて
私の耳から出てきた毛糸で編んでいたことや
「その毛糸が出てこなくなったんです」なんて
言えなかった。
耳から出てきた毛糸で編んでたなんて言ったら
きっとみんな私の毛糸作品を捨てるだろう。

適当な言い訳をして
私の毛糸作品を扱ってもらっていたお店に
生産終了を告げた。

みんな残念がっていた。
わたしも残念だ。
こんなガッカリを産むなら
最初から出てこないでほしかった。毛糸。
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牛の前髪。

2009年08月19日 | LOMO写真
前髪が素敵。
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牛。

2009年08月19日 | LOMO写真
八王子の牧場にて。
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花壇

2009年08月19日 | LOMO写真
日比谷公園の花壇
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これもだ

2009年08月19日 | LOMO写真
水面に浮いてるみたいな菊
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