野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

チョウゲンボウの背伸び

2006年11月26日 | 鳥見記録
 昨日はオオタカには会えず、腰を据えてチョウゲンボウを150枚ほど撮りました。電柱にとまったチョウゲンボウを近くに止めた車の運転席の窓に64望遠のカメラをセットし狙いますが、見上げら様な角度になるため首の後ろが痛くなり何度も揉みながら撮りました。最初はシャッタを押していたのですが窮屈な姿勢でブレるためレリーズを使いましたが、それでも手放しで連射するとカメラの振動で揺れました。最後は取っ手に手を添え振動を押さえて連射したので、少しはブレも押さえられました。
 チョウゲンボウは活発な動きをするのでもなく、特に早朝は日なたぼっこでもするように片足立ちで首だけを動かします。それで何枚も撮りますが皆同じ様な写真になります。
 時たま羽繕いや背伸びでしょうか、両羽を交互に伸ばし最後に大きく両羽と尾羽を広げます。これは7時30分ごろでSSは1/320です。空の色も若干白みがかって被写体も少しシャープさに欠けます。


 次に7時40分ごろでSSは1/640です。空の色も青さを増しSSが増したため被写体もシャープになってきました。


 10分おきに背伸びをしているようで、次は少し動いた場所で7時50分ごろでSSは1/1000です。空も一段と青さを増しました。このぐらいのSSになるとシャープさも増します。これは被写体が動いていることが主な原因ではなく、やはり車窓にセットしたWindow Mountの固定力が弱く微妙に振動することが原因と思われます。


 いずれも最も羽を広げた瞬間の写真を載せました。私は北米インディアンの踊りを連想するのですが、チョウゲンボウで、ちょっと絵になる瞬間だと思っています。

またオオタカに会えました!

2006年11月25日 | 鳥見記録

 先日久しぶりにオオタカに会いましたが、一昨日の勤労感謝の日にも会うことができました。場所は先日カメラをセットしている時に逃げられた電柱の上、お気に入りのようで以前からの指定席です。
 カラスに邪魔されることもなく首を左右に振りながら獲物を探していました。

 鳥害防止の針千本が並ぶ支柱にとまる様は、地獄の閻魔様のようです。

 2度ほど獲物を狩った瞬間を撮ったこともありますが、たいていの場合は獲物を捕ることができないで飛び去ります。できればバックの良いトビモノと鮮明な狩り場を撮りたいのですが、こればっかりはジッと機会を待つしかありません。


裏庭の野鳥

2006年11月24日 | 鳥見記録

 私が鳥撮をはじめたのは、裏庭に来る野鳥を撮りたいという欲求からでした。当初は暗い300mmのズームから500mmズームへ、そして本格的な328とテレコン、大砲の64と変化しました。でも、自宅裏庭へやってくる野鳥を撮るということは常に同じでした。
 早朝、鳴き声で目覚めパジャマ姿で自宅2階ベランダから撮るという贅沢さを味わっています。昨年の結婚記念日の早朝にはコルリの鳴き声で目覚めました。決して自然豊かな場所ではありませんが、裏庭にはグミ・ボケ・白木蓮・八重梅・南天・キンモクセイ・卯木があり、前庭には槇、マツ、モチ、サザンカ、ツゲ、アカカナメ、ジンチョウゲ、カリン等々があります。季節の花が咲ぎます。コルリは本当に周囲に響く綺麗な声で結婚記念日を祝福してくれました。
 これまでに訪れた野鳥は、メジロ、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガ、ウグイス、コルリ、スズメ、カラス、ジョウビタキ雌雄、ルリビタキ雌、シロハラ、コゲラ、キジバト、ホオジロ等々です。その中でヒヨドリとホオジロは前庭で子育てをしました。
 すごい庭だとお思いでしょ、実は60坪ほどの団地の中の敷地です。それでも、季節になると野鳥がやって来ます。でも最近は近所が木々を切って建て増しし野鳥の憩いの場が減少しています。


さて、最近我が家を訪れた野鳥を撮りました。最初は常連のメジロさん、複数でやって来てキリュュキリュュとにぎやかです。

季節には相方を求め、子連れでにぎやかです。


 次に、メジロと一緒に、または複数羽でジュジュと鳴きながら忙しく動き回るシジュウカラです。


 最近はジョウビタキが訪れます。これは静かに尾羽を振るだけですので、注意していないと会うことができません。


 野鳥は季節の移り変わりを心に訴えます。中でも早春のウグイスは下手な鳴き声でいち早く春の訪れを知らせてくれます。この季節はジュジュと地鳴きですが、存在感は抜群です。


 今回の写真はこれだけですが、これからも撮り続けたいと思っています。


公園のジョウビタキ

2006年11月23日 | 鳥見記録

 毎年、自宅近くの公園にジョウビタキがやって来ます。小さな公園ですが同じ木にとまり地面に降りて虫を探します。去年は雌が来ましたが、他の年は雄がやって来ました。
 今年も自宅近くでジュッジュッ、ヒーヒーという鳴き声が聞こえて、時々公園をのぞいていたのですが会うことができませんでした。先日、農作業を終わって車で通りかかると尾羽をフリフリしてチョコチョコ動いている雄を見つけて、慌ててカメラを取りに自宅に戻り、とって返して撮りました。

バックの格子は公園のフェンスです。そしてバックのピンク色は紅葉した桜の葉です。

 時々雨が降るあいにくの天気で、車から出したレンズにビニールをかけて雨除けとして撮りました。

バックの格子がなければ、良い写真になるのですが、ま・撮れただけで良しとしなければ、鳥果が少ない中で大助かりです。
 上の写真はバックのピンク色によって何となく暖かさが感じられますが、色が変わると寒そうで冬らしくなります。

くわえているのは落ち葉の下から見つけた芋虫のようで、食べた後は満足そうにバックの枝にとまってジッとしていました。


少しメルヘンチックなホオジロ

2006年11月20日 | 鳥見記録

 ヨシ原でチッチッと鳴いてホオジロが帰ってきた。この時期の撮影対象です。若干逆光ぎみですが周囲のヨシの葉がアクセントとなって、面白い写真が撮れました。

 これは雌で、雄に比べてホオの線が茶色(雄は黒色)で優しそうな感じです。

バックのヨシの葉が良いアクセントでしょ!ホントはホオジロしか撮る野鳥がいなかったのです。


久しぶりのオオタカ

2006年11月19日 | 鳥見記録

 オオタカは、もう半年以上会っていませんでした。季節も変わったのにオオタカもチョウゲンボウも姿を見せません。妻に言っていました。
 今日は出がけから天気予報の通り雨が降り出し、ままよ!と出かけて、双眼鏡でのぞくと電線にチョウゲンボウらしき姿発見、急いで近づこうと車を進めていると、チョウゲンボウの近くの電柱に懐かしいオオタカの姿を発見!
 目標をチョウゲンボウからオオタカに変えて接近、久しぶりでカメラのセッティングに手間取っている間に飛び去ってしまいました。
 あきらめずに探すと離れた電柱に回りをカラスに囲まれてとまっていた。やっと証拠写真をとることができました。


 その後、チョウゲンボウを撮りましたが、見上げるような撮影位置で相変わらず上手く撮れません。

 それにしても、妻に話した当日に会えるとは!今日は雨で人々の出足が遅く、それが原因で会うことができたのかも知れません。これから、もう少し早く出撃してみましょう。