そろそろチドリシギの渡りの季節ということで、先週に引き続いて休耕田に探しに行きました。
先週は、コチドリとイソシギ、クサシギしか見つけられなかったのですが、今日はイソシギに良く似た小型のシギを見つけました。
土手の上から双眼鏡で見ると、休耕田の中央部で3羽が羽繕いしてくつろいでました。証拠写真は撮りましたが絵になりませんので、農道に車を止めて朝食をとりながら待ちました。
しばらくすると遠くで餌を採っているのが見えました。そして段々近づいて何とかクロップモードで撮れる距離まで来ました。
どうも背中から胸回りの白色斑点がイソシギとは異なります。かといってクサシギほど大きくなく、かつ白斑も細かくありません。ドンドン近づいてきて、とうとうクロップモードでは、はみ出してしまうほど近くなり、通常モードで撮りました。いや~最高の瞬間です。
帰宅して調べると、どうもタカブシギのようです。そうであれば、初見初撮りです。それに、こんなに近くで撮れるなんて嬉しい限りです。
漢字では「鷹斑鷸」と書き、文字通り鷹のように上部に白い斑点がみつに有ることから名付けられたそうで、20cm強の小型のシギで春及び秋に旅鳥として全国各地の干潟や水辺に渡来するそうです。もう一枚、スマートなところをパチリです。いや~可愛いです。
あまりに近いのでタカブシギもシャッター音が気になるのか、こちらを向いて何度も首をかしげました。この動作が又可愛くて思わずファインダーをのぞきながらチューしました。
4羽が思い思いに餌を探しながら少し遠ざかり草陰で羽繕いをして休んでいます。どうも、羽繕い休憩を取りながら餌を採っているようです。時々羽を大きく広げるのですが上手く撮れません。再度クロップモードに切り換えて何とか撮りました。
この動作も可愛いです。私の存在など関係ないほどリラックスしているようです。
今日は曇りがちで時々日が差し雨もぱらつく天候でしたが、風があったので過ごしやすく1時間半ほど付き合ってもらい、満足して帰りました。