チョウゲンボウが再び姿を現しました。今季初めての出会いです。いつもの大きな体の雌の個体のようで、気が強く、いつもはカラスやオオタカにも突っかかっていくのですが、どうでしょうか。
撮るのは難しく、ただ止まっている姿では、どうにも絵になりません。それで、いつもは飛び出し又は着地の瞬間を撮るのですが、電線が邪魔になります。
それでも、これは目にキャッチライトが入りボケも少なく気に入りました。
チョウゲンボウが再び姿を現しました。今季初めての出会いです。いつもの大きな体の雌の個体のようで、気が強く、いつもはカラスやオオタカにも突っかかっていくのですが、どうでしょうか。
撮るのは難しく、ただ止まっている姿では、どうにも絵になりません。それで、いつもは飛び出し又は着地の瞬間を撮るのですが、電線が邪魔になります。
それでも、これは目にキャッチライトが入りボケも少なく気に入りました。
このところ稲刈りが進み隠れる処が少なくなったせいか野鳥が少なくなりました。
その中で、やっと相手をしてくれるのがノビタキです。でも数も少なく待てば近づいてくれる訳でもないので偶然のチャンスが必要です。
仕方なく農道をゆっくり車を走らせて探すと、一定の距離をおいてノビタキが農道脇の雑草に止まります。
これも初めは腹を止まり木につけてリラックスしていたのですが、私が近づくと警戒して何時でも飛び立てる準備をしています。でも、これはラッキーでした。車のドアを開けて、そのドアを三脚代わりにして撮る時間的余裕を与えてくれました。
そろそろ猛禽類が姿を現す時期ですが、まだ激写できるような状態ではありません。
稲刈りが終わった田圃では、ヒバリ、ムクドリ、ノビタキ、ハクセキレイ、セグロセキレイが餌を探しています。
その中で、いつもは見かけない鳥がいました。清流をすみかとするキセキレイです。例年、チョウゲンボウの傍にとまって警戒している姿は見かけるのですが、今日は他の鳥に混じってセッセと餌を探しています。
他のセキレイ類は常に見かけるので撮る気があまりしないのですが、キセキレイは姿の美しさと色合いから撮りたい野鳥の1つです。しかし動きが速く他のセキレイ類に比べて警戒心が強く、中々大きくシャープにとれません。
今日も、これが最大サイズでした。それにしても、胸から腹・尻にかけての黄色はほどよく目立って見事です。
昨日はヒナを見かけなかったので気にしていたのですが、今日は元気で成長した2羽のヒナ鳥を連れた夫婦キジに会いました。9月17日が最初の出会いで、次の週の9月24日が2回目ですがヒナは1羽だけで近くにイタチもいたので心配していました。
少し遠いですが、雌キジは落ちついてリラックスしているようです。ヒナ鳥も先週と比べると随分大きくなっているようで動きが活発です。これは、ちょうど外から遊んで帰ってきた我が子を迎える母親のような雰囲気があります。
最初は、ヒナが1羽だけだったので心配したのですが、しばらくして稲穂の中から1羽が飛び出してきて安心しました。母キジは身繕い中です。
ヒナ鳥は活発で、中々1つの画面に収まらないのですが、こんな場面も撮ることができました。ペンギンを連想しませんか?(少しトリミング)
以前は母キジの後をヒナ鳥が追いかけていましたが、今日はヒナ鳥の後を母キジがゆっくりついていきます。時々周囲を警戒します。
ヒナ鳥は随分大きくなって時々何かに驚くのか、飛び跳ねて稲穂の間に駆け込みます、ある時には1羽が5m程飛んだこともありました。
離れていた雄キジが水路を飛び越えて近づいてきます。
雌キジとヒナ鳥は警戒する様子もなく、まもなく親子水入らずのショットが撮れると期待しました。手前に見えるのが雄キジです。
しかし、突然遠くでカラスが警戒の鳴き声を上げたためか、雄キジは水路を飛び越えて右側の稲穂の中に隠れてしまい、ヒナ鳥も左側に入ってしまいました。
後には母キジが残るだけで、しばらく待ってもヒナ鳥は出て来ませんでした。
今日は、成長したヒナ鳥も2羽確認できたし安心して帰路につきました。
雨がきつくなってきたので帰ろうと農道を走っていると、傍の稲田でカワラヒワがヒエの実を食べている。ヒエは稲に混じって生長し、背丈は稲より一段高くなり稲穂の中でよく目立つ。
カワラヒワはスズメと同じようによく見かける鳥ですが、あまり私の被写体にはなりません。
同じ処にセッカが沢山います。今年の若鳥でしょうか。ちょうど背の高いヒエにとまりました。
バックは稲穂の黄色で華やかな画面になりました。拡大すると雨脚も見えるほどで、レンズを濡らさないようにタオルを掛けて撮りました。
昨日はキジの親子に会えませんでした。やはりイタチにやられて子育てに失敗したのでしょうか。今日も同じ処に行くと、畦に雌キジが見えましたが、すぐに稲穂の中に入ってしまい見えなくなりました。
しばらく待ちましたが現れる気配はありません。ふと手前の草陰に黒っぽいものが見えるので双眼鏡で確認すると、タシギが寝ていたのです。私の気配に気付いたのか目をパチクリしていましたが、立ち上がりました。
やがて、足早に遠くに行ってしまい、雌キジも現れないので、その場を離れましたが、1時間近く後に再度行ってみると雌キジとタシギのツーショットを撮ることができました。どちらも相手をそれほど気にしていないようでした。
それにしても、随分大きさが違いますね。
例年今頃になると心待ちにしているノビタキ、もうそろそろかと昨年も見かけた処に行ってみると、いました・いました。
ちょっと遠いのですが、良いところにとまってくれました。
まだ多くはありませんが、秋と共に確実にやって来てくれました。これから、よろしくおねがいしますね。