野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

バン・大バン・カイツブリ

2007年01月29日 | 鳥見記録
 この土曜日、鳥果がないので以前ミコアイサを撮った散歩コースのため池に寄りました。
 以前にも見かけたのですが、今日も最初に会ったのはカイツブリです。頭と背中に丸い水滴が見えます。

 次に眼前を横切ったのは赤いクチバシをしたバンです。以前は3羽いたのですが、今日は1羽だけです。

 そうこうしていると、白いクチバシをしたバンが出できました。大バンです。撮るのは初めてですが、相手も私の眼前から遠ざかろうと必死ですので、ピントが難しいです。それに全身真っ黒で赤い目を出すのも難しいです。

日の光で反射すると、体色も灰色に見えます。

 湿った土地に上がって植物を食べているようで、白いクチバシが泥で汚れています。
 今日は釣り人もいないので(冬はバスの動きも悪くフナ釣りのようです)、水鳥も比較的ゆっくりしているようです。

職場のハヤブサ(その2)

2007年01月25日 | 鳥見記録
 職場でハヤブサに会って次の日、夕方(といっても午後4時頃)にハヤブサが前日と同じ無線塔に現れました。その後、パラボラアンテナの付け根付近に移動し羽繕いをはじめ日が暮れるまで動きませんでした。多分、そこで夜を過ごしたのでしょう。
 今日、出勤してすぐに窓からのぞくと、無線塔の同じ付近にとまっていました。羽繕いするなど、随分リラックスしていました。

やはり、無線塔で夜を過ごしたようです。今日は青空も見えることから、一昨日と同じように屋上に上がって写真を撮りました。

 一昨日と比べると胸のふくらみはありませんが、悠然と羽繕いをしながら昼近くまでとまっていました。その後は姿を現してはいませんが、3日連続で長時間いることから、このハヤブサのお気に入りの場所には違いありません。

 すべて、トリミングしています。

職場のハヤブサ

2007年01月23日 | 鳥見記録
 いつものように職場で机に向かっていると、9時半頃に「キーキーキー」という聞き覚えのある猛禽類の鳴き声がしました。
 背後の窓からのぞくと別棟のビルにある無線塔に大型の猛禽類がとまっていました。近くのカラスに対する威嚇の鳴き声のようです。
 そういえば、1年近く前の出勤時に同じ無線塔で3羽の猛禽類がカラスと絡まっていたことを今だに印象深く覚えており、大きさからオオタカかハヤブサの親子だろうと推測していました。
 急いでLumixのFZ20(テレコン付き)を持ち出し屋上から撮りました。
 屋上から撮っても無線塔は高くて遠く、目的の猛禽類は小さくしか撮れません。

それでも撮った写真を液晶画面で拡大して確認すると「ハヤブサ」でした。しかも、食事の直後でしょうか喉のところが大きくふくらんで下から見ると顔が隠れるほどです。以下トリミングしています。

 少し動いてはくれましたが、食後の休憩なのでしょうか同じ様な写真を連写で200枚以上撮りました。


 仕事中でもあり部屋に戻って時々双眼鏡で見ていると、11時頃でしょうか一度飛び立ちましたがすぐに帰ってきて無線塔の踊り場で獲物をついばんでいます。周りに羽が散乱し遠いので種類までは不明ですが足が赤いのは判別できました。ハトでも捕ってきたのでしょうか。
 それにしても、さっき食べたばかりだというのに、すごい食欲のようで、またたくまに平らげてしまいました。
 さすがに腹一杯になったのでしょうか、13時を過ぎてパラボラアンテナの隅に移動し動かなくなりました。
 その後も、時々窓からのぞくと日が西に傾く16時になっても同じ姿勢でジッとしていました。
 近頃は自然が少なくなりハヤブサもビルで巣作りをすると聞いたことがありますが、自分の職場の窓から一日中見ることができるとは思いもよりませんでした。

大根畑のセッカ

2007年01月14日 | 鳥見記録
 昨日の土曜日は遅めにフィールドに行きました。
 オオタカ又はチョウゲンボウは?と探していると、大根畑の緑の葉に数羽の小鳥が日なたぼっこしていました。最初はホオアカかと思いましたがファインダーからのぞくとセッカでした。数羽は少し遠くに逃げましたが、1羽が近くに残りました。

 この時期は枯れた茶色のバックが多いのですが、大根葉のボケた緑が鮮やかで良いのが撮れました。
 いつもの絞りはF4.5で固定ですが、この時はF8まで絞って2羽を同時に撮ったまま戻すのを忘れて撮りました。

 バックのボケは少なくなりましたが、被写体のセッカ自身は質感が高まったような気がします。
 近くの1羽も少し遠くに飛び去り、退いた1枚になりました。バックが抜けたので落ちついて良い1枚になりました。

 寒々とした日々が続きますが、緑があると何となく落ちついて気分も良くなりますね。

メジロ・ウグイス・庭の野鳥

2007年01月08日 | 鳥見記録
 3連休なのに鳥撮には条件の悪い日ばかりが続きました。6日は雨、7日は暗くて寒く車も振動するほどの猛烈な風、今日8日は期待したが、やはり暗くて強い風と、まったく良いところがなく野鳥にも出会えませんでした。
 ガッカリして自宅でテレビを視ていると午後になって裏庭で野鳥の鳴き声、慌てて328を持ってベランダに出るとメジロの姿、すぐに飛び去ったのでワンカットのみの連射でしたが、上手く撮れました。剪定した梅の木でのワンカットです。

 枝の切り口、バックの白、前ボケ、それに鮮やかなメジロの緑、何とも新鮮で気に入りました。
 その後しばらくして日も西に傾いた頃、また裏庭でウグイスの地鳴きが聞こえました。いつもは地面近くで暗く動きが速くて撮れないのですが、今日は数回の連射のチャンスがありました。ボケの木にとまったところの連射です。1/80程度のSSでブレるかと思いましたが連射のお陰でしょうか、止まってピントバッチリが撮れました。

 ウグイス色というのはメジロの色で、本当のところウグイスは綺麗ではありません。そして、この時期は例の「ホーホケキョ」ではなく「ジッジッ」と鳴きます(地鳴きと言います)。少し枝に隠れましたが、これもピントバッチリで撮れました。

 最後に裏の家のミカンの木にとまりました。ミカンが熟すると昔はメジロが良く来てシャッターチャンスに恵まれたのですが、最近は何故かあまりなりません。
暗い場所ですが何とか見ることができる1枚が撮れました。

 この328に付けているカメラはD2Hですが、久しぶりにD2Xに負けない実力を感じました。

元旦鳥撮

2007年01月03日 | 鳥見記録
 年末年始の休みは連日少しでも鳥撮に行っています。
 今日は元旦、初日の出を見るつもりもあったのですが天気予報も悪かったので出撃は日の出後でした。曇り時々晴れの天気でした。
 あまり野鳥はいませんが、どうも休日のベストポジションになったようで、車の中で準備をし持参した水筒の熱い紅茶を飲みながらパンをかじっていると、何となく落ちつくものです。
 実際の鳥撮の方ですが、本命のカワセミはチラッと姿を見せただけでシャッターを押す場面もありません。昨年は年末年始にかけて多くのダイブを撮らせてくれたのに大きな違いです。
 退屈していると遠くにクサシギのペアが降り立ちました。随分大きさの違うペアです。餌を捕りながら近づいてきます。何枚か撮りました。バックが黒くクサシギと波紋だけが浮き立つ面白いモノが撮れました。

 帰路に、いつもチョウゲンボウを見かける電線に少し小型のチョウゲンボウがとまっていました。車を近づけて撮ろうとしますが、警戒心が強く、遠くに飛び去ります。
 あきらめて帰ろうとしましたが畑の中の木に止まっているのを見つけて少し遠くですが撮りました。ファインダーからのぞくと、背中が灰青色で、コチョウゲンボウと分かりました。

 いつも昆虫をよく捕っているチョウゲンボウと違い活発で、さかんに獲物を探していましたが、チョウゲンボウに追っ払われてしまいました。