野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

年末の鳥見

2006年12月31日 | 鳥見記録
 待ちに待った年末年始の休みです。でも、昨年はカワセミのダイブが撮れたのに、今年は期待薄です。なんせ、カワセミに会うのさえ難しいのです、自然は日々変化していて私のポイントが漁に適さなくなったのでしょう。
 しかし、オオタカは最近よく出会うことができますし、セッカも出できてくれました。どこかの腕白坊主のような顔をしています。

 会えなくても車高の低い愛車で雑草をバリバリ押しのけてカワセミポイントに行きます。そこで来ないカワセミを待っていると、数羽のハクセキレイが車近くで戯れています。中には愛車の直ぐ近くまでやって来るモノもいます。これは目的物以外が単純化されて、私の好きな一枚です。


 昨日と今日、カワセミに2度ほど会うことができました。そして、今日は久しぶりにダイブも見ることができました。カメラを構えていたのですが久しぶりなのでついて行けませんでした。

 帰路、自宅近くのため池に行きました、以前ミコアイサに会ったところです。残念ながらミコアイサはいませんでしたが、車を止めた直ぐ近くにジョウビタキ雌がいました。あまりに近すぎてクロップモードを外してもファインダー一杯の大きさです。しかし暗くてSSが上がらず1/50です、良くブレずに撮れました。


 今年最後の鳥撮でした。見て頂いてありがとうございます。来年も貴方にとって良い年でありますように!

初撮りミコアイサ

2006年12月27日 | 鳥見記録
 自宅からも遠くに見ることができる農業用「ため池」にミコアイサがいました。
 小さなため池で散歩の途中に立ち寄りますが、いつもはルアーフィッシングの釣り人がいてマガモやコガモ、ホシハジロがいる程度です。今日は鳥撮りの帰路に立ち寄り双眼鏡で見ると白っぽい見慣れぬ水鳥を発見しロクヨンを担いで水辺へ近づきました。水辺の雑草が邪魔するのと警戒して遠ざかるのとでカメラをセットできないうちに飛び去ってしまう水鳥も多く、白っぽい水鳥も見逃してしまいました。
 それでも注意深く双眼鏡で探すと、数羽のホシハジロに混じってやや小型の見慣れぬ水鳥が一羽泳いでいます。何とかカメラをセットして数枚撮りました(トリミング有り)。

 初めはカワアイサかと思いましたが帰宅して調べると雌のミコアイサ(この時期、雄は全体が白いので雌と判断、飛び去ったのが雄か?残念!)のようです。
 ミコアイサは私のフィールドでは初めての出会いでした。
 翌日も期待して鳥撮りの帰路に寄ると、大人数の釣り人、今日はフナかコイを釣っているようで水鳥も見慣れた数羽しかいません。
 そこで、少し離れたため池に行ってみると、遠くに雌のミコアイサがいました。ハシビロガモやコガモに混じり一羽のキンクロハジロモもいました。
 天候が悪く遠方ということもあって記録写真程度ですが少しトリミングしました。

リラックスして羽繕いと運動(?)をしていました。

 来週も近くのため池を探し雄のミコアイサを撮りたいと思っています。

ホオアカ

2006年12月24日 | 鳥見記録
 毎年ホオジロと同じ季節に私のフィールドにもホオアカがやって来ます。ホオアカはホオジロに比べて小さくスズメほどの大きさで、ホオジロはホオが白く「チッチッ」と二声鳴きますがホオアカは赤く「チッ」と一声の鳴き声です。

 毎年もっと近くで撮ることができるのですが、今年はあまり近くでは撮れません、でも、この野鳥は周りの風景と一体となって撮る方が絵になるように思います。これは大根の葉にとまって遠くを見ようとしているところ、チョット面白い仕草でしょ?

でかいオオタカ

2006年12月23日 | 鳥見記録
 この頃オオタカばかり撮ってブログに載せいているのでタイトルの付け方が難しくなりました。
 今日もオオタカにあったのですが、最初のチャンスはカメラをセットしてチョット下を向いた時には飛び立ってしまい、近くでカラスが「アホウアホウ」と鳴くのも手伝って自分の不幸を呪ったのでした。
 仕方なく車高の低いワゴンRで雑草を押し分けてカワセミポイントへ行き待機していると、遠方でカラスが電柱にダイブしているのを見つけました。これはカラスが大型の猛禽類を威嚇していることが多いので、待機を切り上げて急ぐとオオタカがとまっていました。一旦遠くに飛び去ったオオタカが戻ってくるのは初めてです、それに10時近くで人通りもあります。お腹が空いているのでしょうか?
 車のスピードを落として近づきます、最初に逃げられた時はオオタカの正面の位置でしたが、今回は背後になりオオタカもさほど気にしていないようです。

 これは向かって右側に支柱があり下側と併せてトリミングしたモノです。これだけシャープにピントが合うのも珍しいですが、大きく撮れました。
 近くに2羽のカラスがとまり、時々飛んできてオオタカを威嚇しますが、これも気にしないようです。
 これも同様にトリミングしたモノで姿勢を変えた瞬間です。足の爪がすごいでしょ、さすが猛禽類です。

 しかし結局獲物を獲ることもなく、やがて最初と同じ方向に飛び去りましたが、2回目の出会いでは、そこそこのサービスをしてくれました。

色鮮やかなキジ♂

2006年12月15日 | 鳥見記録
 この2ヶ月ほどキジを撮っていませんでした。それは見かける機会が減ったこともありますが、交尾期を過ぎてみすぼらしくなり「ほろ打ち」もしませんので被写体に適さなくなったためです。
 先日久しぶりに以前の常撮ポイントを通ると、いきなりキジ♂が飛び出してきました。以前から見かけているキジだとは思いますが、このときは目に鮮やかに飛び込み車を止めてカメラをセットして撮りました。

被写体は体色も鮮やかで肉冠も大きな♂です。

 口を開けて鳴きそうな動作はしますが、それだけで鳴き声も出さず、ほろ打ちもしません。しかしファインダーでのぞく姿は金属色の色鮮やかさでカワセミに劣らない、さすが国鳥の貫禄です。

絵になるカワラヒワ

2006年12月14日 | 鳥見記録
 私は、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、カワラヒワ、ヒバリ等の普段よく見かける野鳥は被写体にしません。これは珍鳥を探し求めているからではなく、多分絵になりにくいというのが原因だろうと思います。
 先日もオオタカ、チョウゲンボウ狙いで行きましたが、いつもと同じようにカワラヒワも見かけました。しかし、その日は自然にカメラを向けてカワラヒワを撮りました。
 それは、セイタカアワダチソウの上に乗って花が散った後の実をついばんでいるところです。決して珍しい光景ではありませんが、ポイントに煩わしいバックがなくて被写体が際だち、かつ同系色バックでボケてくれる構図でした(直感的に考えたわけではなく、後で考えるとソーかなー?と思ったのですが)。

 時々、梢に群れたスズメも撮ることもありますが、イメージとは違い大抵廃棄してしまいます。この日のカワラヒワはイメージどおりでバックも抜けて同系色のボケで被写体が際だてることができました。

またまたオオタカ

2006年12月12日 | 鳥見記録
 時々小雨の降る朝方、いつものポイントへオオタカに会いに行きました。
 最初に堰堤の上にとまる野鳥を見つけ、慌ててセット準備して双眼鏡でのぞくとアオサギでした。ガッカリして更に進み近くの電柱の上を見ると、突っ立ったような大型の野鳥の姿、オオタカに間違いありません。これだけ大きく撮るのは珍しいですが、見上げる角度が大きく小雨がレンズを濡らしそうです。

 この地域はカラスが多く、いつも邪魔されていると思っていましたが、オオタカの索餌行動調査ではカラスが獲物になっていることも多いようで、ここではカラスも含め獲物を狙っているようです。
 いつもは1個所で撮れるだけで、すぐに飛び去ってしまうのですが、今日は近くに場所を代えてとまり何度かチャンスがありました。

 天候の影響でモノトーンのようですが目と足に黄色があります。
 途中でブッシュの中の大きな木にとまったのですが、枝が邪魔して撮影場所を探しているうちに別の場所に移動してしまいました。そういう訳で、人工物にとまるオオタカしか撮ることができませんでした。しかし、これだけ大きく撮れたことも稀で、まあまあの満足です。

河原のカシラダカ

2006年12月11日 | 鳥見記録
 今月初め、いつものフィールドで鳥果が少ないので大川の河川敷に向かいました。ここは以前カワセミを多数見かけた処ですが今日は鳴き声も聞こえません。64を担いで河川敷を歩きました。そこで3羽ほどのカシラダカの群れを見つけました。地面に降りて餌を採り、時々梢にとまります。枝が邪魔しますが何とか撮りました。

 小さな野鳥で警戒心が強く納得のいく写真が中々撮れません。やはりシャープさとバックの抜けが一番です。

 お腹の白がはっきり描写できたところがよかったかな?

散歩で撮ったカワセミ

2006年12月06日 | 鳥見記録
 このところエコノミック症候群を心配して昼休みの散歩を復活しました。最初は足慣らしも兼ねて早足散歩だけでしたが、このところ以前と同じ鳥撮用のカメラを持って出かけてます。    カメラは、一眼と超望遠を持参できれば良いのですが時間制限の早足散歩ですので軽量で10倍光学ズームが利くFZ10に純正テレコンを付けています。
 そもそも散歩が目的ですので鳥果が上がらなくても当然なのですが、今日は久しぶりにカワセミを撮ることができました。散歩コースには池があり、よくカワセミ撮りの方々が居られて先日も近くで目撃されたところです。今日はどなたも居られなくて池に着いたときにはカワセミも見えなかったのですが、周囲を見回していると突然目の前の止まり木にカワセミがとまりました。まるで、私が来るのを待っていたかのようで、他に撮影者は誰もいません。カメラを構えて連写し、少し位置を変えて連写できました。

すぐに遠くの枝に飛び移りましたが、視界から消えることはありません。近くに来るのを待ちたいのですが時間制限もあり後ろ髪を引かれる思いで職場に引き返しました。

 過去に同じ池でカワセミを撮ったこともありますが、こんな近くで良いロケーションは初めてでした。そして私のフィールドも含めてカワセミを撮ることができたのも久しぶりでした。


屋根の上のチョウゲンボウ

2006年12月04日 | 鳥見記録
 いつもの農地フィールドに到着すると、突然眼前を猛禽類が滑空して横切りました。目で追いかけて尾羽の長さと大きさからチョウゲンボウと判断しました。いつものポイントとは異なりますが滑空した先には刈り取った田圃の中にスズメの大群がおり、近づくと同時にワーと飛び立ちました。
 チョウゲンボウはその先にある家屋の屋根にとまりました。急いで近づきカメラを構えて見ると、獲物はなく、どうも失敗したようです。


 その後、獲物を探してしばらくいましたが、また滑空して離れたところにある棒にとまりましたが、近くのカラスに追われ追い払われてしまいました。