野鳥・折々の記録

身近な野鳥をデジ一眼及びデジスコで撮っています。
折々の事柄を記録し情報交換をお願いするため、ブログを開設しました。

翡翠に魅せられて

2006年02月26日 | 鳥見記録

 久しぶりに、いつものポイントでカワセミを待ちました。

 中々現れませんでしたが、1時間以上待って上流から私の前を通り過ぎ、遠くで止まりました。何度か飛び去りましたが、突然直ぐ傍に飛んできてとまりました。

 あまりの近さに車内の天井に頭をすりつけながら撮りました。で構図を考える余裕もありません、撮った1枚をモニターで確認しながら更に1枚を撮るといった状況です。

 それでも数枚を撮ることができ、帰宅後PCに取り込み拡大して驚きました。ものすごく詳細な細部まで撮れているのです。

 もっとも詳細な1枚がこれです。

 頭部の拡大です。目に周囲の風景が映り込みマツゲのような部分も見えます。それに色彩が豊かです。

 次に後部の拡大です。羽の一枚一枚はもちろん、羽毛までクッキリ見ることができます。

 まさに動く宝石、翡翠(ヒスイ)そのものです。

 翡翠に魅せられるのも道理、最近は動くカワセミを撮っていましたが、静止カワセミも捨てたモノではありません。これがカワセミの魅力、人々が魅せられる原点です。

 それでは、他の宝石もお見せします。

 更に、もう1枚です。

 最近はサービスも悪く、しばらく会っていませんでしたが、満足の1枚が撮れました。

 しばらくは壁紙にして、うっとり見とれています。


Nikkor ED 500mm F4 P 購入 (2006年 2月23日) 

2006年02月24日 | 機材

 D100を売却しD200を購入しようと用意した資金でしたが、D200の縞問題等でイマイチ購入意欲がなくなり、当分はD2X及びD2Hの2台体制で行くことにしました。そのうち、D200の改良版が出れば考えることにします。

 それで、例によってオークションでED54Pを締め切りギリギリまで待って最低希望落札価格の15万円で購入しました。


 このレンズはマニュアルフォーカスですが、Ai-PレンズでAFレンズと同様にレンズの露出情報をカメラに伝達することができTTL露出計と連動して開放測光が行えるということで、野鳥カメラマンの間で評判の高いレンズです。


 私の場合はAFの600mmF4を持っていますが野外での持ち歩きには少々重く機動性に乏しく、かといって同じくAF300mmF2.8では拡大率が小さいために、以前からこのレンズを考えていました。

 中古ですが状態は良いようで、目立った擦り傷等はありませんが、前の持ち主が喫煙家と見えてタバコ臭いのが難点でした。

 MFなるレンズの使用は初めてですが、シャープな写りとの評判ですので楽しみにしています。


初めてのブラインド

2006年02月20日 | 機材
 いつものポイントでカワセミを見かけなくなり、先週見つけた本川にブラインドを持って出かけました。
 先週は岸側から見下ろすようなかたちで狙いを付けた木に止まるのを待ちましたが、複数羽のカワセミが飛び交っている割には視野が狭く撮影チャンスは1度だけでした。
 そこで、今週は中州から岸側を撮ることにして、近くに車を止めてロクヨン・三脚・ブラインド・折り畳み椅子、それに水筒や食料・双眼鏡等の入ったリュックを担いで行きました。
 砂地は歩きにくくフウフウ息を切らしてポイントに着きブラインドを開き設置しました。私のブラインドは野鳥の会のもので多くの方が使っているものです。椅子に座ってちょうど良い高さにロクヨンを付けた三脚を調整し、座ってブラインド内を見回すと、高さは中腰で立てるほど余裕があり左右には幅5cmほどのメッシュラインが入り外部を見通すことができます。ただ、座った状態では目の高さより若干低めの設定です。前方及びバックはジッパーで大きく開くことができ人の出入りもできます。かつバックはメッシュだけにして空気を取り入れることもできます。
 普段車をブラインド代わりにしている私にとっては少々狭く閉塞感もありますが、移動や方向転換は中腰になって三脚毎動けば簡単です。
 さて、肝心のカワセミですが、2時間ほど待ちましたが1度は目の前を通過、もう1度は狙った枝にとまったのですが、シャッターを押す時間もなく飛び去りました。やはり、砂州にポツンとブラインドがあれば目立って警戒するのでしょうか。
 驚いたのは、その2時間の待機中に岸側に軽トラックが2回止まり、それぞれ荷台に積んだゴミを川に向かって投げ捨てているのです。木々に隠れて撮ることはできませんが、先週、岸側からポイントを探した時に周囲がゴミだらけだった理由が分かりました。不法投棄禁止の看板もあるのに、ひどいものです。
 写真撮影にも適しませんが、カワセミにも気の毒でした。

カワセミ三態

2006年02月05日 | Weblog

 この土日はカワセミポイントで見かけません。水量も少なく所々氷も張っていて獲物がすくないのでしょうか。

 別のフィールドを探しましたが鳥果は少ししかありませんでした。

 これは、逆光気味に撮ったもの、SSが上がらず前回はブレたので、意識して撮りました。

 これは、水浴び後の羽繕いです。良い色が出ていると思います。

 これは、近くに来たのでホオの白い部分で露出調整、雲台を固定して撮ったもの、白飛びがなくシャープな撮れ具合で気に入っています。正直、とまりものは、これくらいのシャープさがほしいです。

 お尻をピョコンと上げて可愛いでしょ~


カシラダカ 時々訪れる仲間

2006年02月05日 | Weblog

 カシラダカも冬場にカワセミポイントを訪れる仲間です。群れで動くことが多いのですが、このポイントでは数羽の群れ、草陰にいることが多く良いポイントに出て来ません。


朝日とホオジロ

2006年02月05日 | Weblog

 私のカワセミポイントには冬場にはホオジロが訪ねてくる。

 これは、朝日に当たるホオジロ雌です。目の後ろからホオにかけて茶色です。

 これは雄、先程の雌と比べて目の回りからホオにかけて黒色です。

 雌の方が、優しそうな姿ですね。

 


カワセミ水紋シリーズ

2006年02月05日 | Weblog

 カワセミが水中の獲物を狙ってダイブした後に水紋と水飛沫広がる。

 撮るコツについては以前書いたが、未だ完成していない。一番必要なのはカワセミの動きについて行ける運動神経かもしれない。

 速すぎて見ることはできないが、両翼で強く水面を叩くようにして飛び立つのだろう。

 これは両翼を振り下ろした完了形で、次に振り上げる時には水紋との距離が離れてしまう。

 これは水中から飛び出したところ。

 そして、飛行に移る瞬間、もう少し羽の開きが完全だと良い絵になると思いますが、難しいです。