バカ棒。

バカ棒、という言葉がある。
現場で適当な棒に所望の間隔で印をつけて、伐木を玉切りするときのゲージ用だけに使う、なんてときの棒のことだ。
俺はありあわせの廃材の垂木とかに30センチ刻みでチェンソーで鋸目を入れて、「マキ尺」とか名付けて伐採時に軽トラに載せていき、バカ棒に使っていた。


いきなり完成図だが、こんなのを作ったのだ。
磁石でチェンソーのバーにくっつけて使うバカ棒で、市販品もあるが輸入品だったりしてなかなか高価なのだ。で、自作している先人がたくさんおられたので、俺も作ってみた。

材料にする磁石は、ダイソーあたりで売っている「ネオジム磁石フック L」という品だ。円形のマグネットベースにフックがねじ込まれている。


フックを捻り外してネジを調べると、M4P0.7だった。


臭突ファンの修理にも使った鋼線に、ダイスでネジを切る。


ウチの場合、薪は30センチを使うので、鋼線を磁石面から30センチになるように切り、チェンソーに試着。
かなり強くくっつくので、これなら振動で外れることもあるまい。


先端に赤ペイント。


磁石面は、砂に混じった砂鉄なんかを除去しやすくするため、テープで養生した。


もちろん左にも付けれる。
これならヤスリと一緒に持ち運べるから、現場でも使えるだろう。
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