妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

『悔いのない介護』 介護者の願いです

2012-02-26 00:12:53 | アルツハイマー型認知症

6年前 特養のデイサービスを利用してました 当時の介護体験です(要介護2)

平成17年12月21日(水)

家から

夕食を食べるだけに揃えてから 『ご飯食べられるよ!』 と声を掛けても

カバンいじりに夢中になっているので先に 私一人で

食べることにしました 


私が食べ終わってから 暫くして 食べ始めました 


これからは なるべく ストレスにならない方法を考えることにします


施設からの便り

他利用者で 一日中 帰りの心配をして ソワソワしている方がいるのですが

その方を観察して 冷静に 「〇〇してるよ」 「△△っていってるよ」 など

私たちに教えてくださいます


ご主人様の介護の考え方 ストレスにならないように考えるのは

とてもよい方法だと思います


振り返って

6年前の介護体験を読み返して 常に反省するのは あの時 認知症の知識がもっと

解っていたならばと・・・悔やむことばかりです


何十年も供にしてきた妻が 突然 別人格の人間に変貌し

しかも 痴呆になってしまった


私には 天変地異が起きた と思うくらいです

介護には 認知症の理解が絶対に必要ですが いくら勉強しても

病状の進行に追いつけませんでしたが、


私には 相談者として施設の職員の方々、毎日短時間ですが送迎時に、

情報交換や 介護技術などを 教えて頂き 孤立することはなかったです


「悔いのない介護」 介護者共通の願いだと思います