妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

デイサービスの生活にすっかり慣れました

2012-02-22 00:20:03 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 デイサービスを利用してました その時の連絡帳からの介護体験記です

平成17年12月14日(水)

前日は デイが休みで 一日中 カバンいじりや トイレットペーパーいじりで

家の中が異様な雰囲気だったです 

今日は デイのおかげで ゆとりを持って過ごせました


ただ 日常の会話も少なくなり こちらから話しかけても心の通い合う会話が

出来なくなったことに虚しさを覚えます


施設からの便り

今朝は大変でしたね

お疲れ様でした

今日は 午後から他の利用者が 「帰る!」 と落ち着かなくなったと思うと

ノイコさんも 「帰る!」 と落ち着かなかったです


どこに帰るのか 尋ねてみると 「とみの」 と答えてます


気分転換に高野池に白鳥を見に行ってきました

 

「とみの」は妻の実家です


振り返って

今朝は大変でしたね

この日の朝の出来事 6年前の出来事なので記録がありませんが

日にちは確かではありませんが この頃あった出来事を一例取り上げてみます


朝起きて 妻の様子が変だったのに気付きました 

デイの迎えの来る30分くらい前だったのです

便失禁だったのです


私は ただ無言で 夢中で 風呂場へ連れて行き処置をしました

着替えはまだ自分で出来ていました


一段落してから 妻は涙を浮かべて 私をじっと見つめて「ありがとう・・・」

と言いました

この出来事は今でもハッキリと思い出せます