妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

「何も出来ない」と言うことは組み立て方が解らないのです

2012-02-20 00:25:23 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 デイサービス利用時の 連絡帳からの 介護体験記録です

平成17年12月11日(日)

PM6:00 夕食を済ませ 薬を飲ませると 直ぐに そのまま眠ってしまいました

カバンいじりも トイレットペーパーいじりも しなかったです

AM0:30 まだ 眠ったままです 

疲れが出たのかもしれません


最近 行動の変化が激しくなってきました

いずれはと 覚悟はしてましたが

余りにも変化が激しいです


家では 身のまわりのことは 自分では 何も出来ません


施設からの便り

今日も ロールケーキに 生クリームをぬって頂くと 正直

我々も驚くほど とても上手に しかも綺麗にクリームを塗ってくださいました

得意なことは 体で覚えているのかもしれませんね


振り返って

アルツハイマー病の一番の障害である記憶障害。


毎日 デイの迎えを心待ちに 持っていくカバンを食事もとらないで

何回も点検しています。

迎えが見えると 子供のように喜んで車に乗り込みます 


毎日の楽しいことの記憶は 消えないことが解りました


また 妻は 調理の仕事に20年くらい就いてました 

得意の調理 この体で覚えたことも記憶が失われていないようです


しかし 単体の記憶としてはかなり記憶があります

少し難しいことも覚えています


これを組み合わせることが 全く出来ないことがわかりました


何も出来ないと言ってる事は ただ組み立てが出来ないことだと思います