アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています 全介助です
6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 現在(要介護5)に至るまでの
変遷を綴ってみます
平成17年11月27日(日)
3日前 突然 「 うちに帰る! 」 と言った妄想の症状が現れたのに続いて
今日は ハッキリとした幻覚症状が起きました
夕食後 床の間をじっと見つめて 右手の指で 畳をトントン トントン・・・と、
続けてたたいていました
「 何をしてんだ!? 」 と訊くと 「 猫を呼んでるの! 」 と言ったのです
ついに 幻覚が現れた
施設からの便り
今日は 入浴後シャツを着る際 紫色の新しいシャツを
「 これ私の? 」 と言う事がありました
「そうです!」と お答えすると慣れて 何のためらいもなく
着て下さいました
又 午後からトイレに行く際 他の利用者に 「 私をトイレに連れてって! 」
と 言う事がありました
振り返って
次に起きるであろう症状が 予測どうりに起きる病気 認知症。
最期まで スケジュール が出来上がっているように思えます
病気といっても 医療 看護 介護 のうち
医療は 何年間も医師の診察はなし
ただ 家族が薬をもらいに行くだけ
看護ほとんど関係なし
介護だけ お世話になってます
絶対的に お世話になってます
介護者(特に配偶者)は 何が 夢が 希望が あるのか!!
この境涯に克つ力が人にはないとはいえない
造り出すのです