妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

ついに幻覚が現れました

2012-02-08 00:24:44 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマー病の妻 要介護5で老健に入所しています 全介助です

6年前 特養のデイサービスを利用してました(要介護2) 現在(要介護5)に至るまでの

変遷を綴ってみます

平成17年11月27日(日)

3日前 突然 「 うちに帰る! 」 と言った妄想の症状が現れたのに続いて

今日は ハッキリとした幻覚症状が起きました


夕食後 床の間をじっと見つめて 右手の指で 畳をトントン トントン・・・と、

続けてたたいていました


「 何をしてんだ!? 」 と訊くと 「 猫を呼んでるの! 」 と言ったのです


ついに 幻覚が現れた 


施設からの便り

今日は 入浴後シャツを着る際 紫色の新しいシャツを

「 これ私の? 」 と言う事がありました


「そうです!」と お答えすると慣れて 何のためらいもなく

着て下さいました


又 午後からトイレに行く際 他の利用者に 「 私をトイレに連れてって! 」 

と 言う事がありました


振り返って

次に起きるであろう症状が 予測どうりに起きる病気 認知症。

最期まで スケジュール が出来上がっているように思えます 


病気といっても 医療 看護 介護 のうち

医療は 何年間も医師の診察はなし

ただ 家族が薬をもらいに行くだけ

看護ほとんど関係なし


介護だけ お世話になってます

絶対的に お世話になってます

介護者(特に配偶者)は 何が 夢が 希望が あるのか!!

この境涯に克つ力が人にはないとはいえない

造り出すのです