妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(18)感情障害

2011-09-11 00:37:34 | 認知症介護

アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です。

カバンには財布は常に入っていました。

千円札数枚、五千円札一枚、一万円札一枚、硬貨20枚位入ってました

デイに出かける時、札だけ手に持っていたので預かっておきました。

帰ってから、札には気付かないようで小銭だけ何度も数えていた。

以来札は持たせなかった。

あれ程毎日数えていた札のことは一度も口にせず小銭だけ数えていた。

 

施設から

本日も、午前中はバッグを本人の目に入らない処に置いて頂きましたが

バッグの心配を昼休みの後まで心配されることがありませんでした。

しかし、昼休みに横になるようおすすめしても2,3度すすめただけでも

怒ってしまうことが多くなりました。

 

以前はいつも笑顔を絶やさない穏やかな性格だった。

今は些細なことでも急に怒りだす。

認知症の初期症状の感情障害が目立ってきた。

 

現在は要介護5の状態なので怒った表情は見られず、いつも

穏やかで時折、笑顔を見せます。

車椅子に座ったままで何をするでもなく時を過ごしています。

あれ程、凄まじかったカバンいじり懐かしく思い出します。