主人公の足立昭一さん「働きたい」意欲は、私のブログ(介護日記から)の
妻の状態と重なっている様です。
何でも手伝いたい、仕事をしたいと働いている姿を見て妻も
施設の「はからい」で仕事をさせて貰っていた姿が、目に浮かんできました。
妻は施設に、調理場のパートに行ってる事になっていた。
妻は、今まで出来ていたのが何で出来ないのか・・・苦しんでいたと思います。
他の人から、注意されたり、意見を言われると急に不機嫌になり
怒りだすのは、自分で 何で出来ないのか・・・苛立ち・・・自尊心を
傷つけられた・・・との思いの表れだった。と思う。
足立昭一さんの 「廊下の拭き掃除」 の件
廊下に色つきのテープを貼って、手順を指示されて、不満顔で言ってました。
事前に理由を言ってもらいたかった。
「時間はかかるが仕事は出来るんだ。」と
足立さんも、私の妻もプライドが高い人間です。
出来る仕事が順調に進んでいる時の(野菜売り)足立さんの笑顔
認知症が治ってしまったかの様な破顔のシーンが印象的でした。