妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(27)あっそう。ありがとう。

2011-09-20 00:05:38 | アルツハイマー型認知症

アルツハイマーの妻 要介護3の時の記録です 今は要介護5で全介助です

7年前の日記から抜粋 4年後に全介助になりました

月単位で進行していったのが記録してあります

 

デイ休みの日

一日中家に居ると 何かしらしないでいられない性分なので

困ったことばかりしてくれます

前から何度言っても やめないので ただ見守るだけです

例えば 風呂場 洗面所 トイレ にあるもの何でも部屋に持ってきてしまう

その都度 元に戻します

 

施設より

デイが休みのときは一緒に家で過ごされるとの事

本当に大変ですね お疲れ様です

こちらでは 入浴後のタオルを自分の物と思うことが多くなりました

自宅でも必要な物は全部自分の物と思ってしまうのでしょうね

 

反省

当時 家族は私たち二人 息子夫婦と孫二人の6人家族でした

それ故 歯ブラシ 歯磨き タオル等は個別に管理してました

 

施設より

「カバンはどこに行ったかな?」 と探す時には

「預かりました。なくならないように。」 などと言うと

「あっそう。ありがとう。」 と安心されています。

それから探そうとすることはありません。

執着はなかったようです。

 

反省

この職員さんの妻に対しての思いやりのある優しい言葉かけ

この場のやりとりがくっきりと目に浮かびます

私からこの職員さんへ「ありがとう」・・・!!