アルツハイマーの妻 要介護3の時の介護記録です。現在は
要介護5で全介助 話す事も自力で食べることも出来ません。
要介護3の時の記録です。
一日、一日痴呆が進んでいくのが目に見えてきました。
回復の望みは絶対にないと思うと介護者の心の頼りは何なのか、
ただ、耐えるだけなのか、と自問自答しても答えは見つかりません。
施設からの助言
痴呆の症状は、現状維持はできても、なかなか治るという事はなく、
「どれだけ残された能力を生かしながら、ご本人に役割・生きがいを持って
過ごして頂けるか」で、進行状況を少しでも遅らせるのでは、と
私たちは思っております。
デイでいろいろなお手伝いをお願いするのも、そういう意味合いがあります。
元気だった頃に比べて、「これもできなくなった」と、どうしても考えて
しまうのが、ご家族の心情だと思いまが、「まだ、こんなことが出来る」
と、少し視点を変えて奥様を介護なされると、辛いお気持が、
ほんの少しでもまぎれるのでは、と、思います。