妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(11)

2011-09-02 10:36:52 | 認知症介護

アルツハイマーの妻 要介護3の時の介護記録です。現在は

要介護5で全介助 話す事も自力で食べることも出来ません。

 

要介護3の時の記録です。

一日、一日痴呆が進んでいくのが目に見えてきました。

回復の望みは絶対にないと思うと介護者の心の頼りは何なのか、

ただ、耐えるだけなのか、と自問自答しても答えは見つかりません。

 

施設からの助言

痴呆の症状は、現状維持はできても、なかなか治るという事はなく、

「どれだけ残された能力を生かしながら、ご本人に役割・生きがいを持って

過ごして頂けるか」で、進行状況を少しでも遅らせるのでは、と

私たちは思っております。

デイでいろいろなお手伝いをお願いするのも、そういう意味合いがあります。

元気だった頃に比べて、「これもできなくなった」と、どうしても考えて

しまうのが、ご家族の心情だと思いまが、「まだ、こんなことが出来る」

と、少し視点を変えて奥様を介護なされると、辛いお気持が、

ほんの少しでもまぎれるのでは、と、思います。