妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

専門家でない一介護者の主張

2011-09-09 00:10:38 | 認知症介護

9月6日NHK福祉ネット認知症を見て

6年前の介護日記から

妻の毎日のカバンいじり その場の光景は誇張なしの鬼気迫る情景だった。

施設の便りでも毎回のようにカバンいじりの件が記入されていた。

ただただ「認知症だから、アルツハイマーだから仕方がない。」と言ってられなかった。

私は何か原因があると思うようになり、

一つは、薬の副作用を疑った。

セロクエルは個人差があるが20人に1人の割合で副作用があると薬剤情報にあった。

6年間以上毎日服用していた。

二つは、自己治癒作用(この様な用語はないと思うが自分が治りたいという行動の意味)

と言うのは、カバンいじりの時、機嫌の悪い時、怒っている時、施設では妻の得意な縫い物を

お願いすると

忽ち、機嫌がよくなり、笑顔が出ると報告にあります。。

妻にとっては、カバンいじりが適度に脳を刺激し、認知症を改善しようと無意識の行動

かもしれない。

思い出します

確か、クモン学習療法といって単純な学習を繰り返し万点を取れるよう学習すると

脳全体の血の流れがよくなる。とあったと思い出します。

「9月6日のNHK福祉ネット認知症」の足立昭一さんの野菜売り場の生き生きと

働いている光景、認知症の人には自分の働きたい、働く、という意欲、行動が

症状の改善になっていると、専門家でない一介護家族の私は確信してます。