妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

介護日記から(33)味噌汁が作れた

2011-09-26 00:34:23 | 日記

アルツハイマーの妻 現在要介護5で老健に入所中 全介助です

特養のデイサービスを利用していた時の日記です

16年5月21日(土)

今朝は珍しく一人で味噌汁を作りました。

味はまあまあですが鍋一杯大量に 具もキャベツを

山盛りにいれました

ポットにお湯を一杯 やかんにもいっぱい沸かしてありました

無駄なことですが見守ってやらせておきます

 

施設から

今日は人数少なめで穏やかに過ごされています

カバンの心配は時々ありました

メモ紙作りや食器片付けなど いろいろとお手伝いして

下さっています

 

反省

この時点の以前に味噌汁作りの手順がわからなくて

私が代わって作ったことがあります

調理はもう出来ない段階になったと思っていました

この日は自分から味噌汁つくりを始めたことは頭の中で

作業の手順が組み立てられたからだと思う

失っていた能力が何かのキッカケで快復した実例です

 

失ってしまったのでなく読み出すのが困難になっているのかもしれない

無駄な事に見える行為 自分では完全だと思っている

なんで失敗してしまうのかと苛立っている

私は両場面を見ています