老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

朝の散歩路

2022-11-05 09:32:16 | 老いの光影 第9章 捨石拾遺残日録
1913 朝の散歩路









雨が降らない限り(beagle元気は雨が嫌い、雨の朝夕は散歩は「休み」となる)
朝夕の散歩路は阿武隈川に沿って歩く
朝陽に向かい合掌

どこにもあるような景色
でも、同じ風景はない
ここだけの風景

どこにもいるような人間だが
自分という人間はひとりしかない
宇宙から見たら塵にもならない存在
でも、この地球(ほし)に生まれ生きている

季節は変わる
雪が降る処は 巡りくる春夏秋冬の景色は美しい
変わらぬのは自分と思いながらも
退化の陰りという変化は訪れる


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