110歳の老母と85歳の長女
腰が直角に曲がった婆さん・・・
土曜で休みの日だけれど
1軒だけ在宅訪問した
大きな60坪もある大きな平屋ではないか、と勝手に妄想している自分
その家には86歳の婆さんと息子と男孫の3人が暮らしている
婆さんの名は春子
腰は「く」の字に曲がり
地べたを見ながら歩く
紙ぱんつの上に「モモシキ」ともんぺを穿いている
歩くうちに
もんぺは摺り落ち
腰から臀部の上が露出し
いまにももんぺと紙ぱんつが
更に摺り落ちてしまいそう
焦る自分
春子さんに
「腰寒くないかい」と尋ねる
『別に寒くないよ』
「それ以上もんぺが摺り落ちたら大変だよ」
『腰まで上げてもすぐ落ちてしまう・・・・』
自分は勝手に妄想の世界
春子さんは仰向けに寝たとき
両下肢(りょうあし)は天井に向かってのかな?
「春子さん、腰が「く」の字に曲がっていると、蒲団に寝るとき足は天井に向かっているのかい」
『(笑いながら)足は真っ直ぐに伸ばして寝ているよ』
本当に不思議に思うのは、自分だけなのか
『(笑いながら)足は真っ直ぐに伸ばして寝ているよ』
本当に不思議に思うのは、自分だけなのか
私は一瞬 横向きで寝てんだよぉ
と思いましたが・・
寝てる時は伸びるんだねぇ・・・不思議だけど
でもヨガのポーズとかに
一日一回でも 壁にくっついて直角に足をあげていると
体全体にとても良いと聞きました。
やってみるべぇ
それにしても そろって長生きできている母子って
いいですねぇ 笑顔がさらによいですぅ
私の伯母が93歳でなくなりましたが、晩年は腰がやはりかなり曲がりました。
病気からのものでしたが、伸ばせばグーンと伸びるんですよね。
歩いていても立ち止まってはひと伸びして歩き出しました。
寝る時はもちろん伸びて(笑)
寝姿まで聞くという発想はありませんでした。
私の所には、言うならお年寄りばかりが集まってみえます。
若い私に、嫁に怒られるからセーターのボタンをつけてほしい、という人も。
失くさなくてよかったですよね、などとお喋りしながら裁縫箱を開けて。
外目ではわかりませんがいろいろな方がおられます。
私はうなづきながら聞き役でした。
モンペが下がらないようにゴムを入れ替えてさしあげるのがいいのでは…。
110歳のお婆ちゃんの言葉
「腹七分」
凡人は
美味しいものや大好物があると
満腹になるまで食べる
腹八分ではなく腹七分がポイント
そして体を動かす
老いては朝夕60分以上の散歩
長女85歳を頭に
妹 妹 弟 妹 妹
一番下の妹は74歳
妻のお母さん
姉妹弟は仲良し
妻のお母さんは
110歳のお婆ちゃんのお腹のなかにいたとき
夫は戦争にかりだされ
軍艦に乗っているとき
アメリカの魚雷に撃沈され
魚の餌になってしまった
そうお婆ちゃんは話していた
《モンペが下がらないようにゴムを入れ替えてさしあげるのがいいのでは…。》
早速春子さんが利用されている
小規模のデイサービスのスタッフにお願いしてみます
10名にも満たない小さな民家を活用
ありがとうございます