老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

焦燥感

2020-09-01 09:24:20 | 阿呆者
1654 焦燥感

嗚呼! もう九月になってしまった
残暑が続くも
朝夕は涼しい風が吹く

自分とは関係なく
時間は無情にも
過ぎ去り往き
いったい自分は何をしているのだろうか

限られた時間のはずなのに
時間はまだまだあると錯覚し
いたずらに無駄な時間を費やしている自分

時間は川の流れと同じく
時間は泡の如く儚く消え
もとの時間に戻ることはできない

ゼンマイ時計のように
ゼンマイをまき直し
時間を刻んでゆくとしようか
コメント
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