巣立ちと空蝉 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0036.gif)
巣立ちも空蝉も「空(殻)」になる
親鳥が飛ぶのを見て、
「この空を飛べたなら」(中島みゆき)と思っていた雛(ひな)は、
立派に成長して巣離れをし、
大空に羽ばたいていく。
この雛の巣立ちをみて、
学校を卒業して社会に出ていくことを
巣立ちと呼ばれ祝福される。
飛び立った鳥は、
巣に帰らず「空き巣」になる。
蝉の抜け殻(空)は、軽く風が吹けば飛ぶような儚い存在である。
古語では蝉の抜け殻を空蝉と言う。
蝉が抜けた殻は空洞になることから
中身がなくなり虚ろになる。
だから空蝉と呼ばれるのであろう。
意味は違うが、巣立ちも空蝉も、
空になる点で同じなのかもしれない。
堀内孝雄の「空蝉の家」は、
生家に住む人がなく「空き家」となった寂しさを
空蝉になぞらえて歌っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0036.gif)
巣立ちも空蝉も「空(殻)」になる
親鳥が飛ぶのを見て、
「この空を飛べたなら」(中島みゆき)と思っていた雛(ひな)は、
立派に成長して巣離れをし、
大空に羽ばたいていく。
この雛の巣立ちをみて、
学校を卒業して社会に出ていくことを
巣立ちと呼ばれ祝福される。
飛び立った鳥は、
巣に帰らず「空き巣」になる。
蝉の抜け殻(空)は、軽く風が吹けば飛ぶような儚い存在である。
古語では蝉の抜け殻を空蝉と言う。
蝉が抜けた殻は空洞になることから
中身がなくなり虚ろになる。
だから空蝉と呼ばれるのであろう。
意味は違うが、巣立ちも空蝉も、
空になる点で同じなのかもしれない。
堀内孝雄の「空蝉の家」は、
生家に住む人がなく「空き家」となった寂しさを
空蝉になぞらえて歌っている。