昨夜19時過ぎの風景(怪しい空模様 南陸奥)
#5~#8 家族模様1~家族模様4 のブログに登場した桃子さん(86歳)のその後
ご訪問いただき、ありがとうございます
桃子さんは、大動脈瘤弁狭窄症という重症な病気を抱えている他に喘息の持病もあり
吸入を怠り、服薬も飲んだり飲まなかったりで
喘鳴はひどく、微熱も繰り返していた
SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)は90の数値を切り89を示し
桜デイサービスセンターから救急車で南陸奥総合病院に搬送され入院となった
退院したときには
三度の食事量も摂れ
治療の結果回復した
ぱさぱさであった頭髪は
艶々ふさふさになり髪の毛まで栄養が行き渡っていた
それが退位後4目あたりから髪の毛は
元の状態に戻りぱさぱさとなり喘鳴も聞こえるようになった
昨日SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)を測定したら87
土曜日で学校は休みなのに
教員である長男に電話をしても
病んだ母親を病院に連れて行こうという気はさらさらなく
「デイサービスでお願いします」
微熱と顔は青白く、生き絶え絶えしている状態の桃子さんを
自宅に送り帰しても
同居していても長男夫婦は
母親の様子を見にくるわけでもなく
暗い部屋にそのまま放置されることが予想された
《ネグレクト状態》
朝起きたら冷たくなっていた
桜デイサービスは体調が悪い老人をそのまま置いていった、と
無責任な家族から責任を問われかねない
だからということではないが
このまま桃子さんを放置することはできない
デイサービスが為すべき範疇を越えていると批難(批判)を受けるが
桃子さんの生死に係わることなので
桜デイサービスの責任者は
付添し南陸奥総合病院救急外来受診した
吸入など治療をしてもSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)はようやく90の数値であった
医師は入院しても入退院の繰り返しであり
ネグレクトの状態にあり長男夫婦の協力もない
入院させることは難しく
月曜日、総合診療科に受診することになった
長男は病院では医師や看護師に
「家では(面倒を)見ています」
「きちんと薬と食事を摂らせます」と
体裁だけを気にした言葉を口にするが
家に帰ると元の木阿弥である
こんな状態を担当のケアマネに報告しても
「”本人は大丈夫”と話しているから大丈夫です」
「”長男は面倒を見ている”と話しているので家族の協力はあります」
と言葉だけで
デイサービスからの報告を煩わしく思っている
長男の言葉も 担当ケアマネの言葉も
本当に桃子さんのことを考えているのか
と 憤りを覚えてしまう
感情的になってはいけないけど
余りにも他人事のようである
本当にどうにかしないといけない
管轄の地域包括支援センターの担当者には
いつも経過を報告しているが
一度関係者が集まり
「地域ケア会議」の開催を求め
桃子さんの生命や生活を守っていく方向性を出していかねば・・・・