老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

168;やっぱり家はいいな~

2017-06-05 19:09:18 | 老いの光影
ご訪問いただき、ありがとうございます

お釈迦さまは、人間の苦しみは「生老病死」である、と。
「生きる苦しみ」
「病の苦しみ」
「老いてゆく苦しみ」
「死ぬ苦しみ」
の四つがある。
誰もが避けることのできない苦しみ。

老いに入り
大病に遭遇したときは
いっぺんに「生老病死」の苦が襲いかかってくる。

発熱 下痢 腹痛の症状があり
外来受診した87歳の大前行雄さん
検査結果、急性胃腸炎と診断され
6日間の入院となった。
面会に訪れると
「病院にはいたくない。早く家に帰りたい」と何度も訴え、
「点滴の針を抜いてしまった」と話し、看護師を困らせていた。

退院後の翌々日に 行雄さん宅を訪れた
本人は細い目を更に細目
「やっぱり家はいいな~」と繰り返し話していた。
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167;玉葱

2017-06-05 04:21:31 | 春夏秋冬
ご訪問いただき、ありがとうございます

昨日は松島までドライブ
牡蠣の旬は
寒い晩秋から冬のときが
最高に美味しいとのこと
でも 冷凍の焼き牡蠣でも
美味しかった
往復400kmの旅
妻と交互に運転

話は変わり

玉葱の様な「人」

玉葱は野菜の仲間に在り、
野菜炒めの料理には玉葱は主役、
口にすると甘味が滲み出てくる。
玉葱の皮を剥くと涙目になり、
ジワ~と痛みも伴ってくる。
皮剥きが下手な人ほど
涙も余計に流れるのであろうか。
玉葱は包丁で真二に切らない限り、
皮は何枚も剥けてしまい、
最後には小さな玉葱の芯だけしか残らなくなってしまう。
玉葱を裸にし、
剥いてしまったら、
無になる。
何も無くなる。
自分も裸にしたら、
何が有るのだろうか。
玉葱と同じく「無」・・・・・。 


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