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【バカマンガ】ロープボール!

2011-09-04 09:12:49 | バカ文化
探しに探したマンガ「ロープボール」の全2巻の2巻目を先日入手した!
本当は自力で探したかったのだけど
1年近く古本屋見る度に探したのに偶然遭遇した1巻しか
見付からなかったので仕方なくアマゾンのマーケットプレイスで購入した

どんなマンガか知らない人も多いと思うが
ヘルズ商事読者なら気に入ってくれると思うので紹介したい

「ロープボール~スポーツメーカー世界制覇大作戦」
作・川原裕聖/画・波多野秀行 スピリッツコミック全2巻

あらすじ
スポーツメーカー世界4位のライズ社のカリスマ会長ランディ・ナイツ氏は
ある日、自社を世界一にする画期的なアイディアを考え重役会議を開く。
そのアイディアとは
「新しいメジャースポーツを作り
 用具から興業権まで独占する事!」

呆れる重役達を尻目に進めるランディ会長だが
開発役として招いたスポーツ学者達はパッとしない策しか出してこない。
そんな折にその場に居合わせた研修生カトーが会長に申し出る。
「ロープボールと言うスポーツを考えました!
9年でメジャーにできます。買いませんか会長?」
並み居るスポーツ学者を出し抜き会長の相棒となるカトー。
カトーが打ち出すメジャー化の秘策とは
「ロープボールをオリンピック正式種目にする事」
だった!

参加競技国のレギュレーションも男子、女子、冬季、
いずれでもない男女混成競技と言う事ですり抜け
アフリカ某国の古来からある国技だと捏造して押し切る
後は裏工作と数百億ドル単位の裏金!
グレーどころか丸々ブラックのロープボール普及に立ちはだかるのが
先代ライズ社長からアイディアを盗み世界一のシェアを誇るガルダス社。
ランディ会長とカトーは多数の困難を越え
ロープボールをオリンピック種目にしライズ社を世界一にできるのだろうか!?

こんな話。
荒唐無稽だと思うがついつい魅せられてしまう
有り得ない話なのに「もしかしたら…」と思ってしまう
勢いがありカリスマ性があり、凡人には理解できないが、つい夢を見せられる
ランディ会長そのもののような作品だと思う。

そして注目したいのだが、このマンガは「ロープボール」と謳っているがビジネス物のサクセスドラマなので
「作中ロープボールをプレイするシーンは一切出てこないw」
これがまたロープボールをロープボールたらしめている要素だと思うw

こんなハチャメチャなマンガだが
最後は驚いて少し切なく少し嬉しい
最後のページの為にも是非読んで欲しい作品だ

文庫版、せめてコンビニ復刻版と言いたいが難しいだろう
声高に謳って再販されるよう頑張るので
その日までは興味ある友はアマゾンのマーケットプレイスで探して見て欲しい
もしくは貸すw

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