米景況悪化、香港:デモ参加の高校生が警官に銃撃され重傷、円高がそれほどでもなく株には支え。株反落(21778)、債券反発(金利低下マイナス0.170%)、東京18:25現在 日経夜間(大阪)は21530. . . . 本文を読む
香港でデモに参加した高校生が警察の発砲で負傷した事件を巡り、米英や国連から懸念の声が相次いだ。米政府高官は1日「米国は殺傷能力のある武器の不当な使用を断固として非難する」と語った。同時に香港警察と抗議デモの参加者に「緊張を緩和し、暴力的な紛争を避けるための行動をとる責任がある」と双方に自制を促した。米議会からも非難の声があがった。マルコ・ルビオ上院議員(共和党)は「香港当局が市民の基本的人権を踏みにじるのを米国と世界はしっかりみている」と声明を発表した。トム・コットン上院議員(共和)は「北京の殺人者は香港の自由のために行進した学生を銃撃し、中国共産党の70年にわたる圧政を祝っている」とツイートし、背後に中国当局の意向があるとの見方を示した。(日経 記事より) . . . 本文を読む
米ISM(製造業)指数悪化、朝方の米中貿易交渉の進展期待に冷や水。米8月建設支出も低調。株反落(26573)、原油続落(53.62)金反発(1489.0)、債券は続伸(利回り低下1.63%)、日経先物夜間引けは21670 . . . 本文を読む
粗利率を高める処方箋は何か。最も重要なのは好採算事業の拡大だろう。力を入れるのはIT部門で主に手掛けるサービス基盤の「ルマーダ」関連事業だ。機器から得たデータを使い、顧客の生産性改善につなげる。日立の今期見通しでIT部門の営業利益率は10.7%と、本体で手掛ける5部門で最も高い。ルマーダ関連の売上高を3年で4割伸ばし、22年3月期に1.6兆円に拡大する目標だ。野村総合研究所やオービックなどシステム大手では粗利率30%超えも多い。従来の製造業とは異なる稼ぎ方が重要になる。低採算事業のテコ入れや売上原価の削減も欠かせない。自動車部品、家電、医療機器の3事業で構成するライフ部門の営業利益率は今期見通しで5.7%。本体5部門で最も低い。MUM証券のM氏は「ライフ部門で低採算事業の整理を進めないと、抜本的な採算改善は難しい」と指摘する。西山CFOは総務や経理、人事といった間接部門の集約などを通じて「原価と販管費の合計で1000億円規模の削減に取り組む」と話す。部品や資材の共通化、工数低減などに努めるほか、自社工場で活用するルマーダの技術導入を広げて原価を減らす方針も示した。営業利益率10%はかつての米GEといった世界の競合がほぼ毎年達成してきた水準で、世界標準ともいえる。日立のPBR(株価純資産倍率)は1.2倍前後で推移し、東証1部平均並みにとどまる。日本標準から脱皮して真のグローバル企業の仲間入りを果たすためにも、営業利益率や粗利益率目標は早期に乗り越えなければいけないハードルだろう。(日経 記事より) . . . 本文を読む