平太郎独白録

国際問題からスポーツまで、世の出来事に対し、独自の歴史観で語ります。

中日ナインにみる、「苦しいときほど声を出せ!」の原理。

2006年10月26日 | スポーツ
親愛なるアッティクスへ

ここはどこかおわかりになられますか?
そう、中華街です。
中華街というと、横浜が真っ先に頭に浮かぶのでしょうが、実は九州にもあります。
日本三大中華街のひとつ、長崎の中華街です。
先日、秋田人と行ってきました。

ところで、日本シリーズ、とうとう、日ハム王手ですね。
まだまだ、中日も慌てる必要はないのでしょうが、プレーオフのときも札幌で決めてしまいましたから、今日で決まる可能性は十分あるでしょう。
どちらかと言えば、44年ぶりの日ハムよりは、52年ぶりの中日を応援してたんですけどね・・・(笑)。
中日と日ハムの戦力比較では、両軍とも、似たような構成なんですよね。
ところが、たったひとつ、日ハムにあって、中日に見えてこない物がある・・・。
おそらく、戦力的にはまったくの五分と五分・・・。
であれば、わずかに、何かの部分で勝った方に均衡は傾く・・・。
それが、新庄剛志・・・、「SHINJO」の存在です。

中日には、ああいうお祭り男というか、チーム内を「カーッ」と燃え上がらせる選手が見あたらない。
皆、大人しい印象があるのです。
実際にはしりませんよ。
しかし、少なくとも、テレビの画面には見えてこないのです。

かつての、長島さんであるとか、中畑清、石毛宏典さんなどのような、あいつが打ったらチームが沸く!・・・みたいな人が見えてこないのです。
かつて、西郷盛が、「理想の総司令官」について聞かれたとき、「地味で堅実な人より、派手でイケイケの人の方が、戦場では兵の士気が上がるようだ」と答えたことがあると言います。

その意味では、中日の選手たちに、是非、耳を傾けて欲しいことがあります。
それ即ち、「苦しいときほど声を出せ!」です。
これは私自身の経験でもあるのですが、野球選手に限らず、調子が悪くなったり、負けがこんで来出すと、声が小さくなってくる。
声が小さくなってくると、暗くなる。
暗くなると、萎縮してしまう・・・。
萎縮すると、勝てるものまで勝てなくなる・・・。

つまり、リーダーは、嘘でも良いから、苦しいときほど声を出さないといけないんです。
中日ナイン・・・、誰か、本音を隠してでも、チーム内で脳天気なことやらないといけないんですけどね・・・。

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