親愛なるアッティクスへ
福岡県地方は、先般の大型台風以来、雨らしい雨が降っておりません。
毎日、快晴が続いております。
秋晴れで、過ごしやすいと言えば過ごしやすいのですが・・・。
ところで、北朝鮮軍部が中国に対し、追加の地下核実験を行う意向を通告したそうですね。
事実かどうかはわかりませんが、十分に有り得る・・・、いや、間違いなくある話だと思います。
北朝鮮にとって、圧力に負けると言うことは、有り得ない選択肢ですから。
安倍さんを見てたら、何だか、ブッシュさんみたいに見えてきました。
大丈夫なのかな・・・と。
で、もし、有事になった際のことですが、以前、ある著名な(だそうです)環境ジャーナリストの方と話をさせて頂いたことがあったのですが、そのとき、その方は「北朝鮮に関しては、それほど心配しなくていいんだ。アメリカがミサイルを売りつけようとして、日本に対して危機感を煽っているだけなんだから。」ということを仰っておられました。
それに対して、私が言ったのは、「確かに、北朝鮮の陸上兵力が大挙して襲来する可能性は低いでしょう。それだけの補給、兵站物資の供給がままならないでしょうから。ただ、陸上兵力の上陸だけが戦争ではないですよ。現代の戦争というのは、総力戦ですからね。」ということを申し上げました。
ここで、私が言いたかったのは、国家同士の総力戦を占う上で、重要な三つの要素に鑑みてのことです。
それ即ち、「天の時、地の利、人の和」です。
その論で行けば、天の時という意味では、向こうは経済的に、もう、完全に行き詰まっているわけですから、これはこちらに分があると思って良いでしょう。
それに対して、地の利という点ですが、その前に、太平洋戦争中、日本軍が採った戦術で、アメリカにとって一番脅威だったのは何かご存じでしょうか?
それは、戦艦大和でも、神風特攻隊でもなく、「風船爆弾」だったとか・・・。
つまり、風船の中に爆弾を入れて、空に浮かべれば、風船は黙っていてもプカプカと偏西風に運ばれて、アメリカ本土に着弾するのだそうです。
レーダーにも引っかからないし、風船ひとつ、一々、撃墜することも出来ず、つまり、それを迎撃することは、事実上、不可能であったとか。
もちろん、広大な太平洋を挟んでのことですから、打ち上げたすべてが上手く着弾するというわけではないにしても、いくつかが着弾するだけでも、アメリカにとっては大変な脅威になったようです。
アメリカが恐れたのは、風船爆弾の爆発力と被害量ではなく、この、ある日突然、どこから降ってくるかもわからない風船爆弾に対して、アメリカ国民がパニックを起こすことだったと言います。
従って、アメリカ政府は徹底した箝口令を布き、どれほどの被害があろうとも、それを公表しなかったのだとか・・・。
で、そのうち、どれだけ、打ち上げても、まるで、アメリカから何も聞こえてこないことで効果に疑問を持った日本軍部は、この風船爆弾をやめてしまったと・・・。
ましてや、今回は、太平洋に比べれば、はるかに狭い日本海であり、中に入れるのも爆弾である必要もないわけです。
「細菌兵器」、「核のゴミ」等々・・・。
実際に、熊本県の山林では、一面の樹木が原因不明で枯れた場所に、正体不明の風船が引っかかっていた・・・という話も聞いております。(映像も見ました。)
さらに、北朝鮮の東海岸からは、板きれ一枚浮かべれば、黙っていても、北陸辺りに流れ着くと言われていることなどを考えると、やはり、地の利という点では、向こうにあると言っていいのではないでしょうか?
となれば、すべては、最後の「人の和」でしょうが、これはどっちもどっちのような・・・。
先日、新潟人が来ましたので、「今回の北朝鮮の件は(板きれ一枚で辿り着く先である新潟人としては)、やっぱ、怖いよな?」と聞いたところ、彼曰く、「万景峰号が来なくなったのに、新潟では、誰も怖いと思ってないところが怖い」と・・・。
まあ、確かに・・・。
韓国は、ちゃんと、緊迫感を持った防災訓練をやってますよね。
私は、あの映像を見て、「日本もやらないでいいのか!」って真剣に思いましたよ。
ある意味、日本より韓国の方が安全なのかも知れませんね。
よろしければ、クリックお願いします。→ 人気blogランキング
福岡県地方は、先般の大型台風以来、雨らしい雨が降っておりません。
毎日、快晴が続いております。
秋晴れで、過ごしやすいと言えば過ごしやすいのですが・・・。
ところで、北朝鮮軍部が中国に対し、追加の地下核実験を行う意向を通告したそうですね。
事実かどうかはわかりませんが、十分に有り得る・・・、いや、間違いなくある話だと思います。
北朝鮮にとって、圧力に負けると言うことは、有り得ない選択肢ですから。
安倍さんを見てたら、何だか、ブッシュさんみたいに見えてきました。
大丈夫なのかな・・・と。
で、もし、有事になった際のことですが、以前、ある著名な(だそうです)環境ジャーナリストの方と話をさせて頂いたことがあったのですが、そのとき、その方は「北朝鮮に関しては、それほど心配しなくていいんだ。アメリカがミサイルを売りつけようとして、日本に対して危機感を煽っているだけなんだから。」ということを仰っておられました。
それに対して、私が言ったのは、「確かに、北朝鮮の陸上兵力が大挙して襲来する可能性は低いでしょう。それだけの補給、兵站物資の供給がままならないでしょうから。ただ、陸上兵力の上陸だけが戦争ではないですよ。現代の戦争というのは、総力戦ですからね。」ということを申し上げました。
ここで、私が言いたかったのは、国家同士の総力戦を占う上で、重要な三つの要素に鑑みてのことです。
それ即ち、「天の時、地の利、人の和」です。
その論で行けば、天の時という意味では、向こうは経済的に、もう、完全に行き詰まっているわけですから、これはこちらに分があると思って良いでしょう。
それに対して、地の利という点ですが、その前に、太平洋戦争中、日本軍が採った戦術で、アメリカにとって一番脅威だったのは何かご存じでしょうか?
それは、戦艦大和でも、神風特攻隊でもなく、「風船爆弾」だったとか・・・。
つまり、風船の中に爆弾を入れて、空に浮かべれば、風船は黙っていてもプカプカと偏西風に運ばれて、アメリカ本土に着弾するのだそうです。
レーダーにも引っかからないし、風船ひとつ、一々、撃墜することも出来ず、つまり、それを迎撃することは、事実上、不可能であったとか。
もちろん、広大な太平洋を挟んでのことですから、打ち上げたすべてが上手く着弾するというわけではないにしても、いくつかが着弾するだけでも、アメリカにとっては大変な脅威になったようです。
アメリカが恐れたのは、風船爆弾の爆発力と被害量ではなく、この、ある日突然、どこから降ってくるかもわからない風船爆弾に対して、アメリカ国民がパニックを起こすことだったと言います。
従って、アメリカ政府は徹底した箝口令を布き、どれほどの被害があろうとも、それを公表しなかったのだとか・・・。
で、そのうち、どれだけ、打ち上げても、まるで、アメリカから何も聞こえてこないことで効果に疑問を持った日本軍部は、この風船爆弾をやめてしまったと・・・。
ましてや、今回は、太平洋に比べれば、はるかに狭い日本海であり、中に入れるのも爆弾である必要もないわけです。
「細菌兵器」、「核のゴミ」等々・・・。
実際に、熊本県の山林では、一面の樹木が原因不明で枯れた場所に、正体不明の風船が引っかかっていた・・・という話も聞いております。(映像も見ました。)
さらに、北朝鮮の東海岸からは、板きれ一枚浮かべれば、黙っていても、北陸辺りに流れ着くと言われていることなどを考えると、やはり、地の利という点では、向こうにあると言っていいのではないでしょうか?
となれば、すべては、最後の「人の和」でしょうが、これはどっちもどっちのような・・・。
先日、新潟人が来ましたので、「今回の北朝鮮の件は(板きれ一枚で辿り着く先である新潟人としては)、やっぱ、怖いよな?」と聞いたところ、彼曰く、「万景峰号が来なくなったのに、新潟では、誰も怖いと思ってないところが怖い」と・・・。
まあ、確かに・・・。
韓国は、ちゃんと、緊迫感を持った防災訓練をやってますよね。
私は、あの映像を見て、「日本もやらないでいいのか!」って真剣に思いましたよ。
ある意味、日本より韓国の方が安全なのかも知れませんね。
よろしければ、クリックお願いします。→ 人気blogランキング