緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

アオリイカ漁最盛期の屋久島・安房漁協・・・・幼なじみを訪ね

2013-04-04 13:01:59 | 旅行
鍼灸師を目指した専門学校の春休み終盤の3月27日から4月1日までの5泊6日、屋久島で漁師をしている保育園時代からの友人宅を訪問してきました。彼は屋久島へ移り住んで約22年、1隻の漁船を持ち、立派に子供2人を育て上げ、僕とは全く違った世界で暮らしています。自分の人生を振り返り、これからの人生を生きていく為にも、全く違った世界で暮らしている友を訪問する意義があると考えました。その彼が考えてた自分の存在とは、周りの人に感謝、生かさせていただいていることだと言っていた言葉でした。

彼は早稲田大学理工学部応用物理学科へ現役合格、何とも難しいと言うかとんでもない理論を立てた考え方で、この宇宙の生い立ちを解明する分野で学ぶ中で、一人になれる山と出会ったようです。毎週・毎週ザックを担いで山へ入り、山小屋に住みついての荷揚げのアルバイトもやりながら、結局8年間の大学在学だったと言っていました。卒業後は家業の有田焼商人として、父親と行商に出る日々を送り、行商から陶芸家への道もかじりながら、佐賀勤労者山岳会にも入会していました。約25年程昔のことだろう。奥さんとの出会いも山岳会での出会いだったと言うから当時は若い会員が多く、現在の佐賀勤労者山岳会の会員構成平均年齢とは全く違っていたようです。何組ものカップルが生まれたと言う話はいまや想像もつきませんけどね・・・。

彼は嫁さんとの山歩きと言う出会いから屋久島での生活を始め、新たな出会い、周囲の人に助けられながら、試行錯誤の漁師としての生活だったようです。自らをよそ者と考え、謙虚に奉仕する精神で暮らし、最近は屋久島を永住の地と認識してからは、ある程度自分の考えを表面に出して、これまでの人生で得た知識を持って関係する環境の維持改善に尽力できるよう生きていくのが周りの人に感謝することでもあり、生かせていただいているお礼でもあると考えていた。
安房漁業協同組合では副組合長を務め、漁獲量の安定確保、維持、まとめ役となっていました。

彼の住まいの中で、落ち着きがあるこの空間


玄関を出ると自然がそのまま庭となっているこの景色


愛犬:スージー君


愛ネコ:ネズおばさん 他にも2匹(キララ に トム)


愛妻の名前を付けた船


鹿児島からの高速船トッピーの安房港到着時間は、13:00 車で迎えに来てくれました。
あいにくの雨降りの午後、彼の家でゆっくりと話しながら・・・
奥さんは柳川市の実家で父親の介護で戻ってられる合間の訪問です。


アオリイカの最盛期で、毎日漁へ出ているとか。 漁に使う疑似餌、餌木の手入れ


食らいついた時、イカ君の烏のような歯でかじられ、こんなにぼろぼろになった餌木を補修し、色を塗って仕上げていくんだと


早い時間だったけど、17:00頃から夕食の準備・・・・、アオリイカの刺身を食べさせてもらえました。


手さばきよく盛り付け


げそはフライパンで塩コショウ


日本の国境問題、日本の国民は知らされていない情報が多すぎるし、報道、教育の問題も含めもっと過去の出来事へ目を向けるべき時


明日からの体験を今後数回、ブログへ掲載していきます。 

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