緒方鍼灸院 【脉泉堂】 有田町の自然 平六のワンダー

「目で見て、手で触り、音を聞き、温度を感じ、においを嗅ぐ」体験は「知識として知ってる」ことよりはるかに重要だと信じます。

黒味岳(1,831m) ・・・ 友は父親の散骨場所としていた

2012-09-07 04:38:07 | 旅行
屋久島滞在3日目、8月18日(土)朝ご飯を食べ終わり、港の市場へ昨日捕れた魚を出しに行き、
黒味岳への登山の準備を始めました。


天気はすばらしく晴れ渡り、昨日より山がくっきりと望める良い天気です。


市場では捕れた魚の重量を量り、氷をまぶしてセリを待つんだそうです。セリには立ち合わず、
後ほど金額の連絡があり、金は半月分まとめて口座に振り込まれるんだとか。
天気が良くて漁に出れる日ばかりではないんで、たいへんだろうけど選んだ職業、頑張ってくれ!


黒味岳へは淀川登山口から入山しました。 入山届けを記入し投函


数台ある駐車スペースに何とか停めれラッキ~


森全体に杉の根が這い廻り、その中を歩いて行くんだけど根をいじめているんだよね・・・


すごい光景です。


間もなく淀川橋に着きました。


清らかな川が流れ、滴り落ちる水の音も爽やかです。


ここには山小屋があり、中は二段ベット形式でしたが、宿泊者はもう出発された後でしょうか


力強い木々は圧巻そのもの


森が深いと言うのか、息吹を感じました。


夏空の中の森


黒味岳の山頂が見えてきました。


この辺は世界遺産登録地域のようです


小花之江河、湿地帯です。正道君の父さんは数年前に亡くなられ、生前の希望もあって散骨場所として
この小花之江河~山頂にかけて散骨したとか・・・、登るたびに父さんを思い出すんだと・・・
もっと、親孝行をしたかったな~と言う彼の気持ちは計り知れませんが、僕も父親との現状が頭に浮か
びました。 有田でひとりで元気にしているかな・・・・


すばらしい森の中の鞍部です。


お花を探してみましたが、オトギリソウだろうか木道の間に咲いてました


更に木道を登り進みます


リョウブが咲いてます


黒味別れ、直進すると宮之浦岳


シャクナンガンピ、じんちょうげ科で屋久島の固有種らしい


ヤクシマママコナ


黒味岳の山頂の岩の間に咲いていたこの花・・・・不明


この花も名前不明


この方角に永田岳(1,886m)が見れるらしいが、今日はガスの中


黒味岳の山頂の岩の上で写真を撮ってもらいました。


帰路は雨が降り出し、傘をさしながら歩きますが、やはり屋久島スタイルなんでしょうね


登山口に着き、車で車道を下りてくる途中で紀元杉に寄りました






湿度も高いんで良く育つんだろうな・・


人が写ると大きさが分かります、大きな杉の木だ~


お猿さんも


シカさんも


何ともワイルドな島なんだろうか


やはり山から帰ったらこれだよね~


美味しい焼酎もいただきました。 焼いているのは石垣ダイです。 港の堤防から捕れた石垣ダイ
釣るための努力も半端ではありません、日頃からウニを巻いて餌付けするんだとか


何ともくつろぐ待遇をしてくれ、心も洗われた気分になりました。
明日は奥様も仕事が休みで、3人で島の周囲を一周してもらえることになりました。 感謝、感謝
ありがとう・・・  

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (のけぼし)
2012-09-07 14:42:06
深い山を歩いて
元気をいっぱいもらえましたね

読んでいて楽しくなりました
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少し僕も元気が・・・ (平六)
2012-09-07 15:47:09
のけぼしさん
そうなんです、元気が失せていたんです僕・・
でも、屋久島行って旧友と合って、好きなことやらせてもらえて、
少し元気になっています。 これって、サラリーマンだったらできないことですよね・・
この胸中も少し贅沢なのかも
返信する

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