幸せが先

こんばんは。
水神です。
既に酔っぱらってます。おかしい。肝臓の調子悪いか？

あるいは、リラックスしすぎかも知れません。
眠いです。
ちゃんと月食見れるんでしょうか。

The Happiness Advantage.
日本語な本の題になると、
幸福優位　７つの法則。

というなんともなんだかわからんタイトルになる。
幸福優位？
確かに直訳するとそうなんだろうが。

幸せが先。
と訳した方が意味は通じると思うのですが。
ただ、重さがないの。軽く感じる。

でも、この本の本質は幸せが先。です。
金があるから、仕事があるから、女がいるから幸せ。
なのではない。

幸せが先だから、金があり、仕事があり、女がいる。
のだ。
という本。

なんというか、ちと世界が変わります。
しかも内容は平易です。
けれど軽くはないです。ハーバードな講義に使えるくらいの質です。

で。本質的なことを１つ発見した。
でもこれは、この本の本質ではない。
感情のハイジャック。

恐怖を司る本能と、それを抑える理性の戦い。
この本では、本能をジャーク。理性をシンカー。と呼んでいる。
通常はシンカーがジャークを速やかに押さえつける。

が。
ストレスを感じていたり、冷静さを失っているときは、ジャークがシンカーを凌駕する。
ジャークが表に出ると何が起こるかというと、闘争か逃走。(同じ音なのが興味深い。)

周囲に当たり散らしたり、あるいは、逃げたり引きこもったり。
なるほど。
妙に納得した。

十一月末から十二月頭に掛けて。
このブログを読んでくださっている方はご存じかと思いますが、
かなり壊れてました。不安。が原因だとは分かっていたが。

この頃は明らかにジャークがシンカーに勝っていた。
そう。ぼくのこの精神、神経過敏、心身症的体の不調。
すべてが科学的(医学的。医学も科学だ。)に説明できるのだ。

この事実にちょっと感動した。
そして、理系な水神は、理屈として納得した。
医者はいらんの。勝手に納得した。

しかし、薬は医者しか出してくれんので、医者行く。
薬飲んだら負けだ。
というなんだか分からん自尊心(もろいプライド)を持ってる人もいるようだが。

薬飲んで(合法なやつね。)幸せになれるんなら、それでいいんじゃないかと思うが。
考え方は柔軟に。
自尊心も薬も使いよう。

みなさんも不安や恐怖に押しつぶされたときは、ジャーク(本能)とシンカー(理性)の
葛藤を思い出しましょう。そして、今はジャークに支配されていると。
それを認識するだけでもずいぶんと、精神状態や体の状態は変わると思います。

というわけで、ハピネスアドバンテージ。幸せが先。
金もある。仕事もある。なのに幸福感を感じない。
そんな多くの人への処方箋。

この本にもあるが、そんなこと知ってるよ。
というひとも多いかも知れない。
けれど、意識してますか？実践してますか？

もう一度自分を再認識するのによい本です。
若い人も、人を使う人も、リタイアした人も。
今後の人生を豊かにするために。お勧めします。