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[情報SEC]第30回 Webアプリケーションファイアウォール(WAF)

2006-03-28 23:46:09 | 1gの情報セキュリティ
第30回 Webアプリケーションファイアウォール(WAF)

...なんでしょこれ。
読んでみると、まあ、ファイアウォールと言えなくはないか。
静的なルールで通信を遮断するので。

でもそのルールを書くのは大変だと思うけど。
考え得るパターン全部かいとかねばならん。
あまりに一般的な攻撃なら製品についてるだろうけど。

でもWebアプリケーションは、みなそれぞれ挙動が違うからね。
それに下手に通信を切られると、アプリケーション自体が動かないことになる。
難しいぞ。これ。

ここで出てくる技術が二つあるので、書いときます。
1.SSLアクセラレータ
  SSLアクセラレータはアクセラレータゆうくらいだから、速くなるのだ。
  昔々その昔はCPUアクセラレータゆうのがふつーにうっとったが。
  最近はCPU自体を換装した方が速いので、もうないかの。
  ふつーは、SSLはWebサーバに仕込んでおく。
  けれど、それをやるとWebサーバに負担がかかるのです。CPUが忙しいのです。
  如何せん暗号化/複合化を1通信毎にやらねばならん。
  で、これを専用機にやらせてしまおう。というのが、SSLアクセラレータ。
  専用機なので一応速いし、Webサーバに負担がかからない。
  というのは、SSLアクセラレータとWebサーバの間はふつーのhttp通信なので。
  ユーザ---HTTPS---SSLアクセラレータ---HTTP---Webサーバ
  こんな感じです。

2.リバースプロキシ
  通常のプロキシは内から外へで使われるものですが、リバースというくらいなので、
  逆向きです。つまり外から内へ。
  これをやることにより、ゲートを作れます。
  つまり、FWを置くことができるわけです。(リバースプロキシ機能を持ったFW)
  あと、Webサーバを隠蔽することもできます。
  つまり直接的なアクセスを防ぐことができる。(本末転倒な気もしますが。)

以上二つの機能をもつものが多いようです。WAF。(プロレス団体みたいだの。)

でもこれ、まだ一般的な技術とは言えない気がするので、試験にはでないでしょ。
出るとしても午前問題でちろっと。
なので、無視していいと思います。


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