Jリーグのチームドクターの意見

基準は大切

Jリーグの31チームのチームドクターがJリーグに対して文書を提出した。
我那覇選手のドーピング問題。
そもそもが。

風邪を引いた選手にニンニク点滴(ニンニク注射と報じているところもあるがこれはうそ。)
をしてはいかん。
なんてことは、どこにも書いてない。

説明も受けてない。
なのに、一方的にドーピングだと決めつけて、処分するのはおかしい。
という内容。それとともに、後藤秀隆ドクターの名誉回復を求めている。

まったくだ。
医師は、風邪を治そうとしただけで、人体に影響があるわけでもなく、
試合で120%の力が出せるわけでもない。

医師に悪意もないし、Jリーグ側が明確にニンニク点滴禁止としていたわけでもない。
言ってみれば、過失すらない。
なのに、処分とは。これでは事後法ではないか。

何かが起きたあとに、それは悪だとして、刑罰を定める。
それを事後法と言い、日本国内はもちろん世界的にも禁止されている。
一切の効力を持たない。それが事後法。

なので。水神は、Jリーグのチームドクターの意見に全面的に賛成。
Jリーグの言う正論もわからんではないが、
やってはいけないことがわからないのに、ある日突然それはドーピング。言われてもの。

何をしてよいのか分からない状態で、医療など施せない。
うむうむ。
もっともだ。

これに対してJリーグは明確な回答をしていない。という。
していないというか、できないのだ。ろう。
明確な基準がないから。はっきりした反論ができないから。

反論できないにもかかわらず、立場上間違っていたとも言えないから。
...お役所？
もう少し、ちゃんとした組織だと思っていましたが、ここんちもお役所。か。