1gの勇気

奥手な人の思考と試行

エクセレント

2011-11-12 22:59:09 | 1gの思いつき
こんばんは。
水神です。
地ビール。

たぶん、本来のビール。
ビールの原点。
BAD BEER IS THE ENEMY.

沁みる。
酔いは体に。
宵は心に。

みなさんも、機会があれば是非。
スーパードライなんてビールではない。
と感じられることでしょう。

あ、スーパードライ好きな方はきっと反対の反応があるかと。
ヱビス好きはきっと、肯定してくれると思いますが。
期間限定で、幻の黒モルツが発売中です。

買ったけど未だ飲んでない。
いや、今日飲んだサンクトガーデンな地ビールがあまりに強力で。
ちと黒ビールに手を出す気になれんかった。

明日飲む。
今は買いだめした琥珀ヱビスのみ中。
これも十分濃い。

さて。
本が読み終わったので、タイトルを一つ。
The Little Big Things:163 Ways to Pursue Excellence.

邦題:エクセレントな仕事人になれ!
著者:トム・ピーターズ
ふむ。示唆に富んだ本。

久々にいい話を聞いた(読んだ)。
トム・ピーターズさんは有名な方のようです。
が。ぼくは今回初めてこの方の本を読みました。

エクセレントになれ。
邦訳では、=デキると書いてあるが。
どうもこの「できる」っていうのが、バカっぽくてやだ。

もうちょっと別な言い方ないのか?
昔は切れ者って言ったものだが。
最近は切れる若者が(さらにここんところでは、切れる老人が)増えたせいで。

この言葉が使われなくなった。
ちょっと無念です。
好きなのに。この言葉。

カミソリ後藤田とか。
最近カミソリもつかわんか。
まあよい。

エクセレント。
すばらしい。理想的。
というニュアンスか。

完璧=パーフェクトとは違う。
完璧では足りないのだ。
完璧は100%でしかない。

その上、120%あるいは、200%を達成してこそ、エクセレント。
あなたの理想は、昨日達成したことの100%再現ですか?
それで満足ですか?

エクセレントは、昨日の自分の上を行くこと。
他人との比較は意味がない。
自分基準で、昨日をあるいは過去最もすばらしかったことを超えられたか。

この本には、このようには書いてはいないが、ぼくはそう解釈した。
顧客に対してのエクセレントもまた同義。
顧客が考えいている100%を達成してもパーフェクトでしかない。

エクセレントを目指すなら、顧客の想像を超えた仕事が必要になる。
そうして初めて、顧客に価値を与えたことになる。
同時に自分ブランドが確立していく過程でもある。

相手が上司でも同じことだ。
あるいは、彼女(彼氏)、連れ合いでも。
相手の想像を超えた仕事をする。

大変なことだが、楽しい。
ポジティブな驚きはそれを見るだけでも楽しいものです。
そのための不断の努力。

それは辛いことですか?
たぶん、楽しいと思います。
少なくとも、ぼくは楽しんでます。

どうせやるなら楽しまねば。
そもそも。
楽しくない努力なんて続かない。身につかない。報われない。

何事も心の持ちようです。
人は失恋すら糧にできる生き物です。
仕事のそれなんて、大したことではない。

この本にも書いてありますが。
意識のある時間の半分は仕事をしているわけだから。
楽しまなければ、人生がもったいない。

あと、この本では、人間関係の大切さを説いています。
単に仲良くせよ。というのではなく。
大切にせよ。とある。確かに。正しい。

特に上に立つ方は。
奉仕者であれ。
そういや、サーバ(コンピュータなあれだ)も語源はこれだの。

部下が気持ちよく働ける環境を作るのが上司の仕事だ。
上司が気持ちよく働くために部下がいるわけではない。
意外に忘れてることです。あなたは大丈夫ですか?

結局現金を稼いでいるのは、上司ではなくその下で働く実行部隊。
彼らがより稼ぎやすい環境を作る「役割」でしかない。
ということを、上司と呼ばれる方々は認識してますか?

水神はPMをしてましたが(まだしてますが)、これがうまくできていたとは思えない。
せいぜい方向性を示すことができたにすぎない。
船頭としては役に立ったかも知れないが、オールをこぎやすくできたかというと。

反省点は多い。
システム開発の現場はもくもくとコンピューターと(正確には自分と)格闘する日々。
そんな彼らに働きやすい環境を提供できたか。

疑問です。
いや、たぶんできてないです。
そう考えると無念だの。赤字になったのも当然の帰結か。

プロジェクトが崩壊するほどではないが。
今ひとつ感たっぷりではあった。
けれど、後悔はない。(いつも書いているが、後悔はしないのだ。)

精一杯やった。
目一杯がんばった。
あのときの自分としては。

今なら、もう一度やり直すなら、もっとうまくできる自信はある。
けれど、あの当時の自分ではあれ以上のことができなかった。
なので、反省はしても、後悔はしない。

もし、この言葉を詭弁だ。できなかったことのいい訳だ。
と思う方がいらっしゃるなら。
ぼくは言いたい。

あなたは本気で、仕事と向き合ってますか?
エクセレントを実行しようとしてますか?
もししているなら、ぼくの言葉の意味を感じ取れるはずです。

意味が感じ取れないなら、経験不足か、意識不足のどちらかかと。
エクセレントな仕事を常に心がけていれば、
例えそれが結果として失敗したとしても、楽しめたはずです。


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