閉鎖的市場...いや、閉鎖市場
電源開発。なる株式会社がある。
本日の株価は3600円。
売買単位は100株。
つまり、株式市場(東証1部)に上場している会社だ。
もちろん、誰でも買える。
外国人だって。
だって、それが株式市場だもの。
なのに。
日本政府はそれを禁止した。
何様のつもりだ?日本政府。
別によいのだ。
電源開発が国策会社で、外国人に買わせたくないのなら、上場しなきゃよいのだ。
上場しといて、株を買ってはいかん。
なんて裁定ありえん。
とっとと上場廃止するのだ。国が全部買えばいい。
そもそも電源開発なる会社は何をする会社かというと。
電力卸会社。とのこと。
原発も建設中。うむー。日本で原発を新規に建設していたのか。しらんかった。
そんな会社の株式を外国人が買うのはいかん。
意味がわからん。
要は電気を作ってくれればよいわけだ。効率的に。安い卸値で。
それを推し進める(と、他との競争に勝てて利益が出る)外国人投資家を排除する理由がわからん。
日本が排他的と言われる最たる例だ。
全面的に英投資ファンド「ザ・チルドレンズ・インベストメント・マスター・ファンド」(TCI)を支持します。
がんばれ、TCI。このくらいでめげるな。
というか、とっとと裁判起こしてくれ。
日本国政府が負けることを望む。
ふつーにいったら、日本国政府の負けだと思うが。
だって、不条理だし。
TCIが株式の20%とったからって、会社が消えてなくなることもないし。
そもそもTCIは日本の電力環境を混乱させるわけではなく、儲けたいのだ。
利益をしぼりとりたい。といってもいい。
しぼりとるには、利益をたくさん出すことが必要で。
20%くらいでは資産の売却なんていう強硬手段はできないから。
それのために、利益が出る会社にしてくれるなら日本国政府にとっても良いことだと思いますが。
電源開発の社員にとってはきびしいかもしれませんけど。
でも、それは政府が口出しするところではない。
気に入らないなら、もう1社国策電力会社を作ったらどうだ?
それならTCIも文句は言うまい。言ったとしてもそんなの無視だ。