1gの勇気

奥手な人の思考と試行

数十センチの空間

2005-09-09 20:11:26 | 1gの短歌
気配受け
視線合わせて
そらし合う
意識す先に
微妙な笑顔

かわいいぃ。
娘がひとり。
派遣さんの女の子。(こないだ会社の入り口で会釈し合ったと書いた人。)

やっぱりね、ぼくはこういうひとが好き。
ちとぽぁんとした、優しげなひと。
今日仕事で結構お話(仕事のだけど。)したけれど、やっぱいい。

プログラムコード書いて、実行して結果が出るまでのわずかな時間。
ぽけーっと愛しき視線を投げかける。
それに気づいてかどうかはわからないけど、ちらっと横目で見る。

あっと、戻す。赤らむ頬に余韻を残し。
かわいい。
けど、がんばる(無理する)とお互い疲れるのでちょっとづつ。

なんというか、女の子に隙は必要です。
どんな魅力的なひとでも隙のないひとには手を出しにくい。
まあ、恋人募集でないひとはそのほうがいいのかもしれないけど。

こういうのがいいです。
ストレートにあなたが好きですという態度。
しめやかに。密やかに。ちょっとづつ積み上げる恋が介在する人間関係。

照れが生む、わずかな駆け引き。
お互いにお互いを信用しあえること。
相手の恋を疑っていたのでは先には進まないのです。

自分の恋があって、相手も呼応してくれるなら、それでよい。
お互いが紡ぎ出す淡いぬくもり漂う数十センチの空間。
それを感じられるだけでも、しあわせ。