見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
原題は「Boy Erased」。
直訳すると「消された少年」。
実際に殺されたり誘拐されたりしたわけではないけれど、なるほどこれは、と思いました。
そして、あのような矯正施設があることも始めて知りました。
世界でも一番多様性に富んでいる国が、多様性を認めないというのはどういうことか。
ある程度の脚色はあるとおもうけど、あそこまで強制的に人格否定をすることは、彼らの信仰している宗教的にもどうなのかと、つい考えてしまう。
自分たちに都合のよいことばかり信じていないか、と。
そんな大人の身勝手な都合に振り回される10代の子供たち。
ジャレッドも、両親(特に父親)との関係から、自身に問題があるのだと施設へ行く。
不振に思いつつ施設のプログラムへ参加するものの、指導員の態度や他の受講生の様子から、次第に疑問を抱き初め、また自分とも葛藤し、ある答えを導きだす。
母親も理解のない人かと思っていたけど、覚悟を決めた後の息子を見つめる視線の力強さが、とてもかっこよくて頼もしかった。
最後の父親とのシーン。あれがまさに「ある少年の告白」なんじゃないかと思いました。
今回はLGBTがメインの話だったけど、現代のどんな問題にも当てはまりうる話だったかな。
結局のところ、相互理解がないと誰も前に進めない、ということ。そこには犠牲や代償もあるかもしれない。それでも片方が、または両方が破滅してしまうよりはずっと前向きじゃないかなと思いました。
主演のジャレッドを演じたルーカス・ヘッジズ、まだ、22歳だそうで。
スリービルボードでも、常に眉間にシワ寄せているような表情が印象的でした。
なんか、ハッピーなお話にでてくれないかな(笑)
面白かったです。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
原題は「Boy Erased」。
直訳すると「消された少年」。
実際に殺されたり誘拐されたりしたわけではないけれど、なるほどこれは、と思いました。
そして、あのような矯正施設があることも始めて知りました。
世界でも一番多様性に富んでいる国が、多様性を認めないというのはどういうことか。
ある程度の脚色はあるとおもうけど、あそこまで強制的に人格否定をすることは、彼らの信仰している宗教的にもどうなのかと、つい考えてしまう。
自分たちに都合のよいことばかり信じていないか、と。
そんな大人の身勝手な都合に振り回される10代の子供たち。
ジャレッドも、両親(特に父親)との関係から、自身に問題があるのだと施設へ行く。
不振に思いつつ施設のプログラムへ参加するものの、指導員の態度や他の受講生の様子から、次第に疑問を抱き初め、また自分とも葛藤し、ある答えを導きだす。
母親も理解のない人かと思っていたけど、覚悟を決めた後の息子を見つめる視線の力強さが、とてもかっこよくて頼もしかった。
最後の父親とのシーン。あれがまさに「ある少年の告白」なんじゃないかと思いました。
今回はLGBTがメインの話だったけど、現代のどんな問題にも当てはまりうる話だったかな。
結局のところ、相互理解がないと誰も前に進めない、ということ。そこには犠牲や代償もあるかもしれない。それでも片方が、または両方が破滅してしまうよりはずっと前向きじゃないかなと思いました。
主演のジャレッドを演じたルーカス・ヘッジズ、まだ、22歳だそうで。
スリービルボードでも、常に眉間にシワ寄せているような表情が印象的でした。
なんか、ハッピーなお話にでてくれないかな(笑)
面白かったです。
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