見てきました。
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
めちゃめちゃエンターテイメント作品でした。
現代人向け、とりわけ若者向け、そんな感じ。
個人的には、ちょっとハマらず。
というより、直前に見た「陰陽師」のほうが個人的な好みに刺さってしまい、どうしても比べてしまったということで。
でもCGとかアクションとかは、気合入ってた気はします。
途中まで気が付かなかったんだけど、無意識の森で「あれ、これ桐山漣じゃね?」ってなってワァってなりました。コードネームミラージュまってます。
エンディングの「邂逅」は、監督直々(?)の仕様として、ボーカル部分が強めに聴こえる調整だったようです。
たしかに藤くんの声はよく聞こえたし、ラスサビまえの無音も効いてました。
しかもちょうどよくラスサビでエンドロールも「主題歌 邂逅 BUMP OF CHICKEN」なのは狙ってたのかな。
パンフレット読みます。
陰陽師0‼️いいですね~🌠
若き日の安倍晴明の事件解明手法は「真実ではなく事実だけを見る(真実は主観的事実、事実は客観的事実)」というもの。
客観的事実の積み上げから謎解きをするのは正しくシャーロック・ホームズの手法です。
さーらーにー、陰陽道の科学的解説が見事‼️
呪(しゅ)は催眠暗示、術は無意識世界の心象風景での出来事。無意識の底で皆は繋がっている。陰陽道の原理を心理学的に解明し、さらにはユングの提唱する集合的無意識の概念にまで観る者を誘います。
そして脇を固める俳優陣の見事さはどうよ‼️
主役2人の演技まで完全に喰っちゃってます(この2人も大根なワケじゃないけど脇が豪華過ぎますから仕方がない⤵️💦)。
吹越満なんかタダの門番ですよ。
まさに「豪華俳優陣の無駄遣い」ですわ(笑)。
歴史ファンタジーとして定着していた安倍晴明や陰陽師を、ここまで現実的にした設定は、長い目でみれば「こんなのもありか〜」ってなる日がくるかな、と思いますねぇ。
それとも現代的にはこういうほうが受けるのかな…?
ちなみに自分は全然頭になかったんですが、感想見てると「呪術激突なんていうからもっとバトルすると思ってた」系が多くて、如実に「呪術廻戦」の影響も後押ししたんだなぁと意外でした。